テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ピンポーン
周りはちらほらと見える街灯の光だけ、僕は元貴の家のインターホンを押した。
ガチャッ
「りょうちゃん?どうしたの?」
ギュッ
「ごめんちょっとだけ、」
「んふ、いいよ」
僕は寂しさを紛らわすかのように抱きついてしまった。
「りょうちゃん中入りな、」
「ありがと、ごめん遅くに、迷惑だったよね。」
「ううん大丈夫。りょうちゃんだったらいつでも良いよ」
「へへっ」
「お邪魔しますっ」
「どうぞー」
「りょうちゃん泣いた?目、赤くなってる」
「うん、あのね、」
(あったことを話す)
「で、ちょっと限界ってなっちゃって」
「そっか、若井がねぇ」
「何かこんな関係だったっけ?って感じて距離置きたくなっちゃった」
「距離、ね」
あった事を全て話し、ちょっと前までより気持ちが楽になった。
でも、まだ傷ついている自分がいる。
ピンポーン
「誰かな?見てくるね」
トコトコ
ガチャッ
「えっ?若井?」
滉斗がいるの?あんなに好きだったのに今は滉斗の言葉で打ちのめされてしまいそうで怖い。
「りょうちゃん?いるけど」
「話したいの?ごめん、りょうちゃんに聞くわ」
元貴がジェスチャーでいい?と聞いてくる
僕は咄嗟に首を横に振ってしまった。
「ちょっと距離置きたいって」
「うん」
「またね」
ガチャン
何が理由かもわからないまま、滉斗と向き合う事から逃げてしまった。
本当なら滉斗の話も聞かなきゃいけないはずなのに、自分だけ元貴に頼って、逃げて、情けないな。
滉斗said
涼架が居なく、唯一見当のついた元貴の家に行った。
元貴の家に居れば涼架と話せる。理由が知りたい、そう思ってた。
「ちょっと距離置きたいって」
元貴から聞いた言葉。
さっき感じていた絶望とはまた違う、どん底に落ちてもう上がれそうにないような感覚だった。
元貴に挨拶だけして、独りの家に帰った。
LINEも送ってみた。「話したい」ってでもやっぱり既読すらつかない。
ちょっと前まですぐそばにいた人が、手が届く存在だった人が居ない家は喪失感で溢れていた。
もう話せないのかな、
2人で手を繋いで歩くことができないのかな、
涼架が作るご飯も食べられないのかな、
戻って来てくれないのかな、
まだ希望はあるかもしれないのに悪い考えが常に頭をよぎってしまう。
「んぅ」
睡魔が襲い、俺はいつのまにか眠りに着いていた…。
next…。
さぁさぁ2人はどうなるんでしょうね、
最近、コメントに「楽しみ!」とか書いてくださる方がいらっしゃって、活力になってます!
コメントがめっちゃ励みになるのでじゃんじゃん待ってます!
あの、そしてフォローしてくださった方にお名前一緒の方が居て、うれしかったです。
わたくしは今からお買い物行って来ます。ので!今日中に上げたいと思っていたお話が(男性妊娠)
上げられそうにないので、待っていてくれた方すいません。他のお話読み返したりして、待っててください!
それじゃあ行ってきます👋
コメント
6件
楽しみすぎる!
楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ
2人のすれ違い?みたいなのが悲しすぎる😭また、あの頃に戻ってほしい、、、