まちこりーたside__
不安になってもう一度横のプレートを確認する。
「白井」大丈夫、合ってる。
ピンポーンと、せんせーの家のインターホンが鳴る。
不安になり、もう一度確認。
何度も何度も不安になり、確認の繰り返しをしていると、急にドアがガチャ、と空いた。
👾「……なーにしてんのまちこちゃん」
🪴「っへ?!あ、いや…あっ、てるかな…って……」
👾「……ふーん、ま、入って入って、右側に洗面所、真っ直ぐ行ったらリビングな」
そう行ってせんせーがお茶準備するから、とキッチンへ向かう。
…女の子の扱いに慣れてることで
__さてはコイツ、よく女の子を家に入れてるな?
ぴこん、と私の脳が閃く。
……といっても別に前から知ってたことである。
それに私には何の関係もないが
👾「…どしたん?まちこ」
酷く優しく、割れ物を扱うかのような口調。
そんな優しくされたところで全員が恋に落ちると思うなよ馬鹿が
🪴「いやぁ?たっくさん女の子を連れ込んでいたらしいですねー?」
👾「はっ?いや連れ込んでへんって」
🪴「いーや、私にはわかるね、ズバリ…18人…」
👾「多いな?!1人も連れ込んだことないわ」
🪴「えーほんとかね、、、」
👾「ほんとやって……、……うん、そっか、そうなんや、…」
🪴「ん?どした急に?」
急にそうだそうなんだと唸り始めたせんせー。
……ついにコイツおかしくなったか?
👾「…いや、なんでもない」
そう笑ってはい、とお茶を出してくれる。
🪴「ん!これ私が好きなやつ!」
👾「…そうなん?」
🪴「そう!小学生くらいの頃からさ、いっつも飲んでたんだー」
👾「……そうなんやw」
懐かしい味。
今では最近帰った時のことなんて覚えていないけれど、でも、昔のことはよく覚えてる。
もう一度お茶を一口飲んで、せんせーに聞きたかったことを訊ねる。
🪴「……で、なんで急に誘ったの?」
🪴「初めてじゃん、家来てーなんてw」
👾「んー?、なんとなく」
🪴「……?そ、う……?」
__本当になんとなくなのだろうか
自分の本能が言った。多分、何かある。
……きっとそれは、前に初めて会った時のことにも関係していて
🪴「…………………………」
思いつかない。
それに、これ以上踏み入っていいのか分からない。
せんせーは“大丈夫”と言ったんだ。
👾「……まちこ?」
🪴「えっ?あ、ぁ…なんでもない」
👾「……そうか?なんかあったら言ってな」
そう、今までとは違い物凄く優しく話しかけてくれるせんせー。
それは今日だけじゃなく、何日も。何日も続いた。
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【𝐏𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞】
👾しろせんせー
本名➝白井裕太。
早稲田大学生。
ゲーム実況者。
小野寺舞知瑚の元彼。
女子研究大学のメンバー。
🪴まちこりーた
本名➝小野寺舞知瑚
有名TikTokr。
しろせんせーと同い年。
女子研究大学のメンバー。
白井裕太(しろせんせー)の元カノ。
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はっぴーはろうぃん((は?
……大丈夫、書いてる日は1月25日です((大丈夫じゃないです
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.