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僕の名前は大森元貴。
今年で高校1年生になる。
僕はあまりクラスでは目立たない。
いわゆる、陰キャだ。
けれどもつい先日、始業式で、クラスの皆に自己紹介をするときがあった。
そのときはとても地獄で耐えられなかったが、その後に、それよりもっと地獄のことが待っていた。
それは…
w「元貴ー!一緒に帰ろー! 」
そう。コイツだ。
コイツは若井滉斗。
始業式の自己紹介で、僕が言った趣味とコイツの趣味が合っていたらしく、そこから毎日のように喋りかけてくる。
僕はほとんど軽く流すか会釈しかしていないのに、なぜこんなにまとわりついてくるのだろう。
正直、邪魔でしかなかった。
若井滉斗は、クラスの中心的立ち位置で男女両方からとても好かれている。
いわゆる、陽キャだ。
そんな真反対の人はとても苦手だ。
陽キャになんかついていけないよ…
w「ねー元貴?移動教室一緒に行こー?」
m「すみません…自分トイレ行ってから行くので…」
w「じゃあ俺トイレの前で待っとくよ?」
そういうことじゃねぇよ。
お前とは一緒に行きたくないって言ってんだよ。
遠回しに言ったら分かんないのかなと少し呆れながら僕は返事に困っていると、恐らく若井の友達であろう人が若井に話しかける。
友「おーい!若井ー!一緒に移動教室行こうぜ!!」
w「あ、けど俺元貴と…って、え?」
w(元貴いなくなってる…)
タッタッタッ
m「はぁ…」
僕は逃げてきた。
あんな陽キャが増えたら寿命縮まるって。
まぁ見ただけでなりそうだけど。
僕は肩で息をしながら膝に手をつく。
m「…」
ほんと、体力もないもんだな。
f「ちょっとー!そこ行っちゃダメだよ?」
m「へぁ?」
僕はいきなりの注意にびっくりしてマヌケな声を出してしまった。
少しばかり恥ずかしい。
…って、じゃなくて!!
ここって入ったらダメなのかと思いながら離れる。
f「そうそう、偉いね。壁にここ立ち入り禁止って紙貼ってるからしっかり見るんだよー!」
m「あ、はい分かりました…」
壁を見ると、そこにはしっかりマジックペンで「立ち入り禁止」と大きく書かれていた。
見てなかったな…
自分の行動に反省をして、その注意してくれた方に謝る。
m「すみません…!次からは気をつけます」
f「いや次から気をつけれたら大丈夫だから!じゃあね〜」
m「はい、すみませんでした!」
僕がそう言うと、その先輩は手を振りながら歩いていった。
…そういえばあの人誰だったんだろ。
上履きは青色…ということは2年生か。
やっぱり先輩…
僕はそのままその名前も知らない先輩の後ろ姿を見えなくなるまで見つめていた。
すると、1つスーッと透き通るような風が吹いた。
そのほんの一瞬だが、先輩の服の隙間から、とある文字が見えた。
そこには、生徒会長と書かれていた。
僕はその後、夏、秋、冬と3つの季節を過ごし、また春に入った。
次は1つ上の高校2年生に。
去年と同じように体育祭や文化祭にプラス、
今年は修学旅行だってある。
何とか去年友達は何人かできたが、残念ながらその友達とクラスは離れた。
絶対ぼっちになるじゃん。
一応ぼっちになることには慣れているが、やはり少し不安などはある。
そう思いながら1日1日を過ごした。
始業式から数週間が経過した。
未だに友達は中々作れていない。
今日も人が少ない階段でお昼ご飯を食べるつもりだ。
残念なことに、今年も若井と同じクラスになってしまい、毎日のように喋りかけてくる。
そのため、人の少ないところに行かないといつ現れるか分からない。
そこの階段は、風通しもいいのに誰もこない。
とても静かで、少し孤独感もあるが、たまに吹くそよ風が僕の味方だと言ってくれているように感じる。
昼休みのチャイムが鳴ると、また若井が僕の席にきて話しかけてくる。
w「元貴ー!お昼ご飯一緒に…」
m「すみません…!」ペコッ
僕はまた軽く会釈をして若井の横を通り、階段へと向かいに教室を出る。
友「アイツのことはほっといて昼飯食おうぜー。アイツ何考えてるか分かんないしよ」
そう。
僕なんかに構わず、違う友達と行けばいいのに。
しかも、趣味が合っていたからでそんなにまとわりついてくるか?
もっと趣味が合う人なんているだろ。
若井は陽キャなんだから他クラスに趣味合う人いるか探しに行けよ…
そんなことを考えながら歩いていると、いつもの階段についた。
僕は階段の上の方まで登り、階段に座ってお弁当箱を開ける。
そして食べる。
階段に電気はついていないが、後ろが屋上への扉になっていて、そこからの光で少しは明るくなっている。
まぁ上まで来ないと分からないくらいの明るさなんだけどね。
僕は時間を気にしながら食べ続ける。
別に僕は食べるのが遅いという訳ではない。
なのになぜ時間を確認しているのかって?
それは…
m「ご馳走様でした…」
僕は食べ終わると、早速スマホを手にとって時間を確認する。
時刻は1:02。
まだ昼休みが終わるまで10分はある。
じゃあ3話は読めるな。
僕はウキウキでとあるアプリを開く。
そしてとあるストーリーを読み始める。
もう分かってきたかな?
…そう。僕はお昼ご飯を食べて残った時間で漫画を読んでいる。
しかも、その漫画は恋愛漫画。
他のことはバレてしまったとしても、この”恋愛漫画が好き”ということは誰にもバレてはいけない。
これも人が少ない階段を選んでいる理由の1つかもしれない。
僕は昨日読んでいた続きの話を読み進めていく。
m「うぉ…」
僕はつい声を出して反応してしまう。
何故かというと、話の内容でだいぶ大人なシーンが出てきたからだ。
…あんまこういうの見たことないし、なんか凄いな、
少しばかり感心しながら話を読み進めて、ついに1話読み終わった。
…次も大人なシーンなのかな。
そう思いながら僕は”次の話を読む”というところをタップしようとした。
すると、いきなり恋愛漫画あるあるの壁ドンシーンのイラストが出てきた。
その次にはすこーし大人なイラスト。
m「…んへっ」
w「元貴ってこういうのが好きなの?」
m「へっ!?!?」
僕はいきなりの声にびっくりして、後ろを振り向くと、そこには少し顔を赤く染めていた若井が立っていた。
マジでごめんなさい…
ちょっと一昨日は寝落ちしちゃって、昨日は精神的にやられてました…泣きました😇
いやけど書けただろって話ですよね。すみません。
あと言い訳ですよね。ごめんなさい
あとこのお話変かもしれないー😭
まだ続きます
コメント
19件
んへへへ学パロ嬉しいですありがとうございます
やばい好きすぎて気持ち悪いコメント書きそう助けて。大ちゅき😘💕💋
好きよこの展開! 今日とて最高です!!