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🍌視点
今日は珍しくぎぞくさんが早く帰って来れる日。
ぎぞくさんが帰ってきた時疲れを取れるようにお風呂を沸かして、部屋を綺麗にして、布団を綺麗にして、ご飯も作る
とりあえずできる限りの事はしたからあとは帰ってくるのを待つだけ。
どうしてもその時間がソワソワしてしまう
鍵がドアに刺さる音がしたから急いで玄関へと向かう。
👑「おんりーチャンただいま〜……。」
そう言うと目の前にいた俺に抱きついてきた。
🍌「ふふっ…おかえりなさい、ぎぞくさん。」
俺も抱きしめ返す。
そうすると愛おしいものを見るような目でこちらを見てくれる。
👑「おんりーチャンと結婚したみたいで幸せ。」
🍌「……いつか、したいですね、」
そう言うと嬉しそうに笑顔を見せてくれる。
それにいたたまれなくなって無理やり口を開く
🍌「あ、あの……えっと、お風呂!沸かしたので入ってきてください!」
そういいパジャマをぎぞくさんに押し付ける。
ぎぞくさんはそれを受け取りそのまま洗面所へ向かった。
👑「あ、おんりーチャン!もし良ければカバンだけリビングに置いてもらってもいい??
まだちょっとだけ仕事残っててさ…」
こういう時に言うぎぞくさんのちょっとはちょっとじゃない。
いつも3時間とか、4時間とかかかる。
今の時間は21時。
きっと日付が変わるまで仕事をすることになるのだろう。
🍌「…分かりました。
コーヒー、入れておきますね。」
👑「ごめんね、ありがとうおんりーチャン!!」
そういい洗面所へと入っていった。
🍌「……今日は、一緒に寝れると思ったのにな。」
なんて言っても意味が無いことはわかってる。
それでも少しぐらい一緒に過ごしたかった。
ご飯だって、いつもより気合を入れて沢山作ったのに。
こういう時はいつも食べてくれないのを知っている、だからこそいつもより暗くなっていく。
ネガティブな方に沈んで行ってしまう。
仕方ないとは思っているし実際仕方の無いことだから納得しなきゃ行けない。
ただでさえぎぞくさんより年下で幼く見えるのにワガママを言っしまえばもっと幼く見えてしまう。
幼稚な恋人で嫌だと色んな人から相談をされたことがある。
自分はそうなりたくないと思いこの気持ちに蓋をする。
恋愛経験など無いためどうしていいのか分からない。
目の前には冷えていく料理。
そして冷えていく思考。
🍌「……期待、しなきゃ良かった。」
そう呟いて目の前の料理のお皿に手をかける。
きっとぎぞくさんはこの料理を口にすることは無いだろうから。
ぎぞくさんのために作った料理なのだから食べないのなら、見られないのなら意味が無い。
だから、捨ててしまおう。
そう思いゴミ箱を空け、冷えないようにと上にかぶせていた蓋をどける。
その瞬間手首を暖かい何かに掴まれた。
後ろを向くとそれはお風呂上がりのぎぞくさんで、気まづくなって目線を下に落とすとぎぞくさんはそのお皿を持って机に置いた。
その後またこちらに近寄ってくる。
👑「…おんりーチャン、さっきのどういうこと?」
どれに対して言ってるのか分からなくて無言を貫く。
👑「期待しなきゃ良かったってどういうこと」
そう冷たい声で言い切られて怖くなった。
きっと、この次はめんどくさいと言われる。
うざいと鬱陶しいとやめてくれないかと言われてしまう。
逃げたい。
この場所から。
でも体は言うことを聞いてくれなくて
金縛りにあったように動けない。
👑「ねぇ、おんりーチャン。」
🍌「……は、ぃ。」
👑「もう1回聞くね、
期待しなきゃ良かったってどういうこと」
🍌「……え、っと。」
なんでもないって、言わなきゃ。
ごめんなさいって言わなきゃ。
めんどくさくてごめんなさいって伝えなきゃ。
🍌「ぁ、う……ごめん、なさ……」
👑「ごめんごめん!!怒ってないから、だから泣かないで?」
そういい目尻を親指で優しく撫でられる。
ぎぞくさんに言われて自分が泣いてることをやっと理解した。
👑「もし、平気そうならどういうことが教えて欲しいな。
俺なんかやっちゃった……?」
🍌「ちがッ!ぎぞくさんは、…何もしてなくて、ただ、ただおれが……」
👑「大丈夫だよ、ゆっくりでいいからね。」
そういい背中を優しく撫でてくれる。
あぁ、やっぱり自分にはもったいないぐらい優しい人だ。
このまま傷つくぐらいならいっその事……
🍌「ただ、悲しくなっただけなんです…
最近、ぎぞくさんとあんまりお話できてないし
ぎぞくさんが早く帰ってくることもなかったから今日の夜は一緒に寝れるかもしれないとか、一緒にご飯食べれるかもとか……
思ってたんです…
でも、ぎぞくさん、忙しいから今日も無理そうで……」
🍌「こういう話をすると嫌われるって、めんどくさがられるって分かってたから……
したくなくて、それにぎぞくさんがわざとやってる訳じゃないのもッ……わかってたから。」
涙が止まらなくなって喋れなくなってしまった。
ずっとずっと悲しかった。
寂しかった。
休みの日は俺と出かけて欲しかった。
でも、仕方ないから。
ワガママなんて言っちゃいけないから。
👑「…いつも寂しい思いさせてごめんね。
今日は一緒にご飯食べて寝よっか。
おんりーチャンのご飯、久しぶりだから楽しみ!」
🍌「ふふっ……そう言って貰えて嬉しいです、
今温めてきますね。」
向かいに座って楽しく話しながらご飯を食べた。
こんなに楽しいご飯なんていつぶりだろう……
👑「おんりーチャン!!この煮物すっごい美味しい!
こっちの漬物も美味しい!
これおんりーチャンが作ったの?!」
🍌「そうですよ!」
👑「めっちゃ美味しい…
ご飯おかわりしてもいい?」
🍌「もちろんです!」
👑「すっごい美味しい
ねぇ、もし良かったら明日お弁当作ってくれたりしない……??
これの残り物入れて欲しいんだけどさ!」
🍌「!、明日は新しいの作りますね」
👑「いいの?!
楽しみにしてる!」
そう言って嬉しそうに笑ってるぎぞくさんをみて自分を幸せな気持ちになる
美味しいって食べてもらえてよかった。
明日のお弁当は何を作ってあげようかな。
そう考えながらぎぞくさんと一緒に眠る。
いつもはしないけど今日ぐらいは許して欲しい。
そう思いながらぎぞくさんにそっと抱きつく。
眠りに落ちる直前。
額に暖かく柔らかい物が触れた気がする。
コメント
6件
…優しいぎぞくさんが1番大好き、…あれ、前も同じコメントをしたような…っ気のせいかっ!!


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