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ひかりside
目黒さんの運転する車で自宅へと帰ってきた。
『ただいまぁ、』
?「おっ、お嬢様ぁっ!」
リビングに入るとまた聞き慣れない声が。
?「お嬢様っ、おかえりなさいませっ!」
?「舘様特製のクッキーと紅茶ご用意出来てますよ〜!ほら、はやくはやく!」
『あ、あの…貴方は、?』
目「佐久間くん、一気に喋りすぎ。笑」
目「ひかり様が困ってるでしょ?」
佐「あぁっ、これは失礼しましたっ」
佐「私、佐久間大介と申しますっ!」
派手めなピンク髪のこの人は佐久間さん、というらしい。
『佐久間さん、ももしかして執事さん、?』
佐「はい!今日からひかりお嬢様に仕えることになった執事ですっ!」
『え、執事って何人いるんですか…!?』
目「あれ、お父様から聞いてませんか?」
目「ひかり様に仕える執事は全員で9人です」
『…えぇっ!?』
自分に仕える執事が9人いるなんてまさか思ってもいなかった。
あれ、でもそういえば確かお父様が朝…
父「もし不安があるなら1週間”彼らと”過ごしてみるといい」
…彼らって言ってたわ……笑
『すみません、私がうっかりしてて勘違いしてました、笑』
目「とりあえずこれからのことを阿部ちゃんが話してくれますからこちらへどうぞ。」
目黒さんにそう言われてダイニングテーブルへ座ると、目の前に美味しそうなクッキーと紅茶が。
『わ、美味しそう…』
?「こちらの紅茶はひかりお嬢様が好きなルイボスティーをご用意させて頂いております。」
私の隣に現れたのは声が低くてロイヤルな執事さん。
宮「あ、すみません、自己紹介が遅れました。私宮舘涼太と申します。」
『このクッキーと紅茶、宮舘さんが用意してくださったんですか?』
宮「はい。クッキーは今朝焼き上げたものですよ。」
『お菓子作りできるなんて素敵…いただきますね!』
そうして宮舘さん特製の美味しいクッキーと紅茶を飲みながら執事さんたちと談笑しているとまた別の執事さんがやってきた。
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