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教室リーグ~底辺モブ生徒が分析スカウターで超名門校の序列をぶっつぶす~
第92話 - 第92話 【50対50の衝撃】チートでも届かない超才媛!脚本家が放つ「延長戦の秘策」
17
1,197文字
2026年06月09日
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2026年06月09日
テラーノベル
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ゴングが鳴り響き、試合が終了する。
二人の天才が見せた、あまりにも高レベルな知性の応酬。その余韻が、ホール全体を支配していた。
会場は水を打ったように静まり返っている。
誰もが言葉を失い、ただその結末を待っていた。
司会者が、興奮を隠しきれない声でマイクを握る。
「素晴らしい戦いでした!まさに、歴史に残る名勝負です!」
彼は、一度、大きく息を吸い込んだ。
そしてステージの巨大スクリーンと、その向こうにいるであろう百人の若き審判たちに向けて語りかける。
「それでは――海の向こう、アメリカ全土でこの戦いを見守る、百名のエリート高校生審査員の皆様!最終判定をお願いいたします!」
舞台袖のモニターで US Jury Voting のランプが点滅し、会場の空気がさらに張りつめる。
スクリーンに、ライブ中継の表示が灯る。
無数のアルファベットが高速で流れ落ち、やがて二つのカウンターだけが静かに表示された。
【KUJO, ARISA: 00】
【MISAKI, SARA: 00】
心臓が嫌な音を立てる。クラスの仲間たちが固唾をのんで、その数字を見つめている。
やがて、電子音と共にカウンターが、ゆっくりと動き始めた。
10対10
ピッ 25対25
40対40
ピッ 45対45
柴田が、呻くように呟いた。
「嘘だろ。並んでやがる!」
斎藤がその冷徹な瞳を、細める。
「ありえない。ここまで、拮抗するのか!」
星野綺羅々が身を乗り出す。
「やばこれ、SNSだったら神配分で秒でトレンドだよ!」
鳳麗奈は腕を組んだまま目を細める。
「同点は、勝ちの前口上。延長はメンタルの勝負よ。ここからが本番」
国際回線のラグが一拍置いたのち、巨大スクリーンに票数が一斉に弾けた。
そして最後の数字が無慈悲に、スクリーンに叩きつけられた。
【50 ー 50】
スクリーンの白光が客席の頬に跳ね、歓声はまだ生まれない。
引き分け。会場が息を呑む、どよめきに包まれる。
司会者が、慌ててアナウンスを入れた。
「引き分けです!よって、勝敗は、十五分間の休憩を挟んだ後、延長戦にて決定いたします!」
ステージ袖でスタッフが延長用のタイマーを掲げる。
結城が震える声で呟いた。
「そんな。あんなに、完璧だったのに」
だが俺だけは冷静に、その結果を受け止めていた。
ステージの上。久条は呆然と立ち尽くしていた。
その瞳に浮かんでいたのは、安堵ではない。勝利の喜びでもない。
(勝てなかった)
それは絶対的なアドバンテージを持ちながら、敵を仕留めきれなかった女王本人だけが知る静かなる「屈辱」だった。
対する美崎はただ静かに久条を見つめていた。
(久条亜里沙。面白い。本当に面白いわ、あなた)
その瞳には悔しさではなく、好敵手と出会えたことへの純粋な喜悦の光が宿っていた。
ミラー:「奏。お前の予測通り延長戦だな」
奏:「ああ。ここからが本当のショーの始まりだ」
俺は静かに席を立った。
女王に最後の「秘策」を授けるために。
#主人公最強
ウサギ様
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麗太
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5,470
コメント
1件
ああああもう50対50の同点!?!?!?😭💦💦 久条が「勝てなかった」って思うところ、めちゃくちゃ胸にグッときたよ…。完璧なはずなのに勝ち切れない悔しさ、伝わってきた。逆に美崎さんの「面白いわあなた」がもう好敵手すぎて熱い🔥 延長戦の秘策ってなに?!奏くんが立ち上がるラスト、鳥肌立ったよ!次回が待ちきれない…っ!