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破滅の使者

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破滅の使者

1 - #1 地下洞生まれの鏖殺神Ⅰ

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2022年03月19日

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破滅の使者

#1 地下洞生まれの鏖殺神Ⅰ




伏原芥と飯綱藍は塔の上に立っていた。

コンクリート造りの建物の上にたっている10メートル程の塔である。

伏原は細身の長躯に風を受け、緑と黒の髪を靡かせる。彼は夕陽が沈んでいく西の方向を指差しながら、銀髪サイドテールの飯綱にこう問いかけた。


「馬鹿なのかよ、アイツら。」

「うん、舐めてかかってきてる。馬鹿だ。」


伏原が指差していたのは夕陽ではなく、西からコソコソと隠れながらやってくる武装兵団だった。

それを見た隣の彼も、サイドテールを風に躍らせながら馬鹿だと言う。


『見つけましたか、飯綱さん』


飯綱と伏原のインカムから音声が流れ、飯綱は耳に手を当てた。


「あー、いたよ…いたけどさ、ホントに”標的”あれであってるの?精鋭って聞いてたのになんか弱そう…」

『まぁ…総合力的にあれが精鋭なんでしょう。芥が直々に行かなくても藍だけで事足りる任務なので。』

「おい、それ俺が来た意味ねぇじゃねぇか!寝させろよ!」

『基本的に2人はセットなので。お互いがいないと成り立たないじゃないですか。』

「芥くんマジレス嫌いだなぁ!悲しいなぁ!」


芥はセット扱いに反発するも、ものの数秒で論破される。


「あ、もういい?…この位置なら行けそう。」

『早く処分して芥の睡眠時間を作ってあげましょうか。』

「嬉しい♡」

「瑞浪ー、いくよー」

『どうぞー』

「シカトすんじゃねぇコラ」


飯綱はケースからライフルを取り出し、立射の構えをとった。


「ちょっと待て、俺やっぱ行きたい!殺らせて!」

「急になんでよ。」

「俺の睡眠時間とマウントとるため。俺らの方が強ぇからな!」

『子供ですか』

「まだ18だからギリセーフ!」

「俺的にはアウトだよ。同い年じゃん。」

『僕的にもアウトですね。』

「うっせぇ!」


伏原は塔から、飛び降りた。

10メートル程下のコンクリートブロックで受け身をとり、そのまま西の方へ駆け出して、また15メートル程のコンクリートを飛び降りた。


「芥、骨折ってない?大丈夫?」

『折るかよこんなので!』

飯綱がインカムに喋りかけ、伏原からの応答を確認した。



「もういいか、藍!」

『いいよ…好きに動いて、合わせる。』


「よし…!行くぞオラァ!!」


伏原は勢いそのままに敵兵団の目の前に駆け込んでいった。





to be continue…

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