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光がカーテンの隙間から差し込んでいるのに、二人は動かない。
体温が溶け合って、どこが境目か分からない。
「….水…..まだ、奥にいる…」
採れた声で、腰を小さく揺らす
「…..動かないで……すぐまた欲しくなるから…」
でも自分からゆっくり腰を沈めて、桃の奥を抉る
「あっ……はあ……… 」
びくっと跳ねて、涙がまた溢れる
「……泣いてる…..?」
首筋に舌を這わせながら、ゆっくり動く
「…..嬉しいから……水が俺の中にいるって思うと…..止まらなくて…..」
「…ばか….僕も同じだよ」
動きを少し速くして、俺の耳を甘噛みする
「……もっと強く…..俺を壊して…..水の形に…..」
「 …桃ちゃん……」
名前を呼ぶたびに、深く、深く、突き上げる
「…あっ…..!そこ….だめ…また…」
「いいよ…..何度でもいかせてあげる…..僕の中で僕だけで…….」
俺の声が部屋中に響く。
水は俺の両手を頭上で掴んで、自分の指と絡めて離さない。
逃げられないように、全部受け止めさせるように。
「…..水……好き…..死ぬほど好き……」
「…僕もだよ…..桃ちゃんがいない世界なんて考えられない..」
何度目かの絶頂で全身を震わせて泣き崩れる。
水はそれを抱きしめたまま、自分の熱をまた奥に
注ぎ込む。
終わっても、まだ離れない
「…..まだ…..繋がってる……」
「…..うん…..抜きたくない……」
俺の背中に腕を回して、ぎゅっと抱きしめる
「….俺の体、もう水の形に覚えちゃった….」
「….僕のも…..桃ちゃん以外、絶対に入れられない…」
「…..ずっとこうしてて…..もうどこにも行かなくていい……」
水「…..今日はずっと、こうしてる」
俺の髪を梳きながら、キスを降らせる
「 …水….俺たち、もう普通に戻れないね….」
「….戻りたくない。桃ちゃんとこうしてるのが僕らの普通だよ」
俺らは布団の中で、汗と涙と体液でぐちゃぐちゃ
のまま、 何度も何度も名前を呼び合って、何度も何度も求め合って、朝が昼になっても、昼が夜になっても、離れようとしなかった。
外の世界なんて、もうどうでもいい。
水さえいれば、それで全部。
「…..水……」
「…..桃ちゃん……」
「……ずっと….」
「……ずっと… .」
これが、二人の永遠の始まり。
壊れて、溶けて、もう誰にも触れられない。
二人だけの、歪んだ楽園。