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コメント
1件
うわあああ公太キターー!!😭🔥 遅れて登場って王道だけどやっぱり熱いね!!唯我さんの「憎しみに支配された時点で敗北」って台詞、心にグサッときたよ…。一祟くんの「苦しみを乗り越えるのが本当の強さ」もエモすぎて泣けるわ。次回の決戦、公太がどう動くか楽しみすぎる⋆♡
崩壊した街。
黒紫の瘴気が空を覆い、瓦礫の山の上で鷹野修司が狂気に満ちた笑みを浮かべる。
血に染まった両手をゆっくりと広げ、歓喜に震える声を響かせた。
「もうすぐだ……。地球は滅ぶ。」
「こんなくだらない世界、消えてしまえばいい……!」
「僕の憎しみの力を思い知れぇッ!!」
その言葉に、畑中は唇を強く噛み締める。
何も言わない。
だが――
静かな男だった唯我が、一歩前へ踏み出した。
その瞳には、これまでにない怒りが宿っていた。
「黙れ、鷹野ッ!!」
怒気を帯びた声が戦場に響く。
鷹野が目を見開く。
唯我は龍焉刀 を握り締め、真っ直ぐに言い放った。
「憎しみに支配された時点で、お前の敗北は決まっている。」
「お前は世界に負けたんじゃない。」
「自分自身に負けたんだ。」
静かだった声は、次第に力を帯びていく。
「憎しみの先に未来はない。」
「そこにあるのは、滅びだけだ。」
その言葉に、鷹野の表情が一瞬だけ揺らぐ。
しかし次の瞬間――
「うるさいィィィィッ!!」
怒号と共に地面を蹴り、唯我へ突進した。
振り下ろされる拳。
だが、その前へ飛び込んだのは一祟だった。
「唯我さん、下がってください!」
一祟は鷹野の腕を掴み、その勢いを利用して投げ飛ばす。
轟音。
瓦礫が砕け散り、土煙が舞い上がる。
一祟は静かに構え直した。
「本当の強さとは……。」
「苦しみを乗り越え、堪え忍ぶ者のことです。」
その瞳には、揺るがない信念が宿っていた。
鷹野は歯を食いしばり、怒りに震える。
「もう我慢できない……!」
黒紫の瘴気をまとい、一気に空へ舞い上がった。
「これで終わりだァァァァッ!!」
両腕を広げる。
黒いエネルギーが巨大な波となり、街全体へ放たれた。
大地が崩れる。
ビルが砕ける。
逃げ惑う人々の悲鳴が響き渡る。
畑中、唯我、一祟は互いに身を寄せ、必死に耐えた。
しかし――
誰もが限界だった。
立ち上がる力すら残されていない。
その時だった。
放たれたエネルギーが、徐々に弱まり始める。
黒い光が薄れ、
吹き荒れていた風が止まる。
鷹野が目を見開いた。
「な……なんだと……?」
静まり返った戦場。
その背後から、一人の声が響く。
「……待たせたな。」
三人が振り返る。
瓦礫の向こうに、一人の青年が立っていた。
公太――。
右目は赤黒く輝き、隻眼のような鋭い光を宿している。
静かに立つだけで、足元の砂が震え始めた。
その圧倒的な存在感に、戦場の空気が一変する。
畑中は小さく笑みを浮かべた。
「……ようやく来たか。」
唯我も安堵の表情を浮かべる。
「待っていたぞ、公太。」
一祟は拳を握り締め、静かに頷いた。
「ここからが、本当の反撃です。」
そして鷹野は、公太を見つめながらゆっくりと口角を吊り上げる。
「フフッ……ようやく主役の登場か。」
最終決戦は、新たな局面へ突入する――。