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・創作BL
・陰陽師系にはあまり詳しくない
・安倍晴明と蘆屋道満以外の陰陽師はオリジナルです
・平安時代の名前を検索して借りたりしてます
・口調系は現代寄りです
平安中期時代。陰陽師、安倍晴明
四神である東の青龍。西の白虎。南の朱雀。北の玄武を従え酒呑童子退治、様々な偉業を成し遂げた陰陽師である。
そう
オレは
そんな偉大な安倍晴明に憧れたただの陰陽師でーす!
それでも俺結構すごいんですよ!!!安倍晴明や蘆屋道満ほどには行かないけど妖怪を退治できるし!一族の中では優秀ですよ!
まぁ、屋敷にいる全体の一族達と比べられたら落ちこぼれですけど…
そんなことより!!!
俺、立花シキ 立花 家一族の優秀な十五歳です
陰陽師なのに式神の式の名前が入ってるのはちょっと複雑です。
そんな立花シキは今現在陰陽師家の若くしてお偉いに上がった藤原静に何故か求婚されてます!!
静「シキちゃーん♡」
シキ「何度も申しておりますが、私は静様と結婚は出来ないのです!」
静「なんで?」
藤原静の茶髪の髪が光を通してキラキラと輝く。自分よりも高くにあった顔をずいと近づけ髪を撫でられた
シキ「み、身分が違いすぎます!静様には許嫁がおりますでしょう!?」
静「彼女も余と結婚は望んでない。余にとっても彼女にとってもいい事だろ?」
「あとは身分の問題か…なら身分は余の嫁になれば解決だな!」
だから嫁になる前にその身分だよ!!!あんたは貴族の上の上!俺みたいな一応貴族の下の下の家の物がなれる訳ないだろ!
静「それに…」
さら…すり…シキの頬の髪を避け頬を撫でる。
静「身分、とは言ってるが余との結婚自体は嫌がってるようには思えないな」
「結婚出来ないのは身分であり結婚したくない、という訳では無いんだろう?」
シキ「な、な、なっっっつ」
絶対に今顔が真っ赤になった!
静「そもそも余の一族は今は余が長だからな、シキが平民でも結婚はできるぞ?」
シキ「あ………」
そうだった…静はトッブオブトップ…静が変えられないことなんて無い…俺は__
静「さて」
懐から2つのリングを取り出した静は俺の左手を掴んだかと思うとそのリングを指にはめた。
シキ「え」
静「結婚。だな」
ふわりと笑った静が自分にもリングをはめた瞬間、カチン、と静と俺のリングが同時に鳴った____これは…呪具っ!?
静「なに、ただ余から逃げられないだけだ。」
「シキは逃げられない、ただそれだけだ」
__俺は捕まったのだ
この陽の光を通すキラキラとした髪と なんでも吸い込んでしまいそうな黒い瞳に、俺といるときに緩むその笑顔に
惚れてしまったのが俺の敗北の原因だ。
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END 6⁄30
陰陽師設定要らなかったですねこれ!!!