テラーノベル
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目の前が真っ暗だ。何も見えない。
俺はこのまま、もう叶と会えないのか?
……いやだ。
叶、叶……、かなえ…………。
まって、まってくれ、お願いだから。
「━━━━ャ」
お前がいないと、俺は。
「━━━シャ」
俺は。
「━━サーシャ」
俺は…………。
「サーシャ!」
葛葉 「ッ!」
瞼を開けると、そこはベッドの上だった。
俺、さっきまで廊下で叶と話して……。
カナエ 「サーシャ、大丈夫ですか?」
葛葉 「……カナエ……?」
俺のすぐ横にいた人影に目を向けると、カナエが心配そうに俺を見つめていた。
彼と目線を合わせて会話をするために身体をベッドから起こす。
……夢、だったのか……?
カナエ 「貴方、ずっと魘されていたんですよ」
そう言って、カナエはまるで傷ついた小鳥を見るように俺を見つめてきた。
葛葉 「心配すんな。どんな夢だったか思い出せないし、その程度の夢ってことだろ」
カナエ 「そうですか? ならいいけど……。今日はくろなんの収録でしょう?」
本当に思い出せない。どんな夢だったか……。
考えても無駄か。さっき言った通り、忘れる程度の夢だったのだろう。
カナエ 「朝食できていますから、冷めないうちに食べてください」
わざわざそれを伝えにきてくれたのか。
葛葉 「ん、サンキュ」
……し、今日もはりきってくかぁ。
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koha.
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ガパオライス
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コメント
1件
りつさん、第7話お疲れさまです…! 夢の中であんなに焦って叶くんを呼んでたのに、「思い出せない」ってサーシャが言うところ、すごく切なかったです。覚えてないのに身体だけは覚えてる苦しさってあるよね…。カナエがそっと横にいて起こしてくれる優しさも、なんか胸にじんわりきました。 次の収録、ちゃんと息抜きできてるといいなあ😢