3年の教室にて。
ガラッ
っはぁ。はぁ。
サトリ「あれ〜?りっこチャン!」
走ってきたせいで息切れがすごい。
エイタ「美樹はいないのか?」
りっこ「美樹が!!やばいんです!!!」
みんなは顔を見合わせる。
りっこ「早く来てください!!」
ワカトシ「美樹が、どうかしたのか?」
りっこ「来たらきっと分かります!!
早く!!急いで!!!」
はてなマークを浮かべながら、
天童さん、牛島さん、大平さん、瀬見さんは私について来てくれた。
ありがとう…!!
〜〜〜
ある昼休み。
美樹がトイレに行ってる間の出来事
ぞろぞろと何人かの女の子(1年の名札つけてるから後輩)がごはんを食べてた美樹の教室に入ってくる。
そしてその後ろには気弱そうな男の子。
女「あれ〜?瀬見妹はー?」
大きな声で教室を確認し、うろちょろする。
なんだよ、
私は無視をする。
居ないことが分かると窓際の後ろにしばらく居座り話している内容が聞こえた。
一緒にいた気弱そうな男の子に
「ここにいねーじゃねーかよ!しっかりしろよ」
と明らかに友達に対するスキンシップでは無い感じで背中を叩く。
男「ごめんなさい…」
女「お前がここにいるって言うからわざわざ来たのに」
男「はい…」
女「お前が瀬見妹に告白してくれれば、お前と付き合ったって噂流せるんだからしっかりしろよ」
え、、?
男「はい…」
女「別れた今がチャンスなんだから。
白布さんが振ったとはいえ少しでも未練あったら困るしね〜
だから新しい男を瀬見妹が作ったら白布さんもきっと私達も見てくれるよ♡♡」
何言ってんだ?こいつら
〜
ってな事があって。
からの、今日。
そのあの数人の女子共といた男の子からの呼び出し。
絶対やばい。
なんかされてるに違いない。
もし動画とか撮られてたら?
証拠とか言われたら?
やばいって!!!
っはぁ、はぁ
走りながら話すと息切れが!!
サトリ「ええええ!!ヤバいじゃん!!間違った噂流されちゃうよォ!」
レオン「賢二郎、純粋だから信じちゃいそうだなぁ」
りっこ「でしょ!?だから行かないと!!」
中庭の近くのドアから
白布くんと太一くんが中庭方面に走っていくのが見える。
りっこ「白布くんっ!!太一!!!」
私達もそれに続く。
と、
目線の先に
地面に這い蹲る美樹と、数人の女の子の1人が
美樹の髪を!!!
と
私の横を天童さん達が一瞬で追い抜く。
気づいた時には美樹の側まで行っていた。
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続き待ってます!!!!