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「ただいま」「さもくん!!!」
「寂しかった、、、」
「そっか」
すごくしんみりしたさもくんの顔を見る
「ねぇべる、、、俺たちさ」
「嫌だ、、、!」
さもくんの言葉を遮る
「べ、べる、、、?」
「嫌だ、、、さもくんと別れたくない、、、私だってさもくんのこと好きなんだよ?ずっとずっと好きなんだよ?ねぇ、、、」
馬鹿なこと言ってるなんてはなから分かってる
「け、けど俺じゃべるに似合わない、、、」
「なんで?なんでそんな事言うの、、、?私には十分すぎるぐらい、、、」
訳が分からない
嫌だ
別れるなんて絶対に嫌だ
「ねぇさもくん、、、私、、、」
この後は記憶が無い
ーーーーーーーーーーー
「んッ、、、あ、、、さ?」
「べるおはよ、、、」
あれ?私寝ちゃった?
さもくんを止められた、、、
のかな?
「ベットまで運んでくれたの?ありがとう」
「べる軽いから運ぶの負担かかんないしね」
「そ、そんなことないって、、、」
とりあえずこのまま雑談をしてみる
「べる」
「ん?」
「昨日はごめん、、、」
次に紡がれる言葉が
怖い
だから私はただ待つことしかできない
「べるのことが世界で1番好き」
「じゃ、じゃあ、、、!」
何とか別れないでいることが出来る
「でも、、、一旦現状を聞いて欲しい、、、」
「、、、分かった」