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二度目の人生を歩む

25 - 第25話 発熱(花魁坂京夜)続き

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2025年10月11日

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「うっ、うん〜。しき…りん?」

「おう、起きたか。卵粥食べられそう?」

「うん…」

そう言ってしきりんは小鍋をそっと置いてくれた。

「うーん、熱はさっきよりは下がったみたいだな。良かった。」

「うん、ごめんね。迷惑かけちゃって…」

そう言ったらしきりんは俺のでこに手を近ずけて、軽くデコピンをした。

「うっ、え?なんで?」

「まったく…迷惑も何も俺がやりたいからやってるだけだ。迷惑なんで思ってねぇよ。」

「…ありがとう。」

「はじめからそう言え。」

そう言って俺はしきりんが作った卵粥を食べた。暖かい。いつも、言葉も、料理も心が満たされるような気がする。軽くなったような気がする。

「四季、校長からお呼び出しだ。」

そう言って自室に担任が現れた。

「マジ?じゃあ、俺行くわ。ちゃんと安静にしてろよ。」

「うん、ありがとう。」

そう言ってしきりんは部屋を出た。

しきりんは入学当時からも校長から呼び出しがよく出ている。ずっといたダノッチでも知らないこと…それを校長が知っている。しきりんの過去は知らない。知っているのはダノッチとまっすーの過去のみ。しきりんは話そうとしない。知ってるとしたらダノッチの話から出てきた程度だ。俺は知りたい。しきりんが何を隠し、何を背負って、何を思って戦っているのかを。でも、俺たちはまだ、その領域を達していない。なぜならしりきんは少しだけ距離を置いてるからだ。俺たちが1歩近ずいたら、しきりんは1歩距離を置く。なぜだかわからない。いつも本音を言ってくれるが、本心をさらけ出そうとはしない。いつかわかるといいな…

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