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サバンクロー寮のマジフト場にて、
ラギーは報告をしていた
リドル
「話は聞かせてもらったよ」
「「!?」」
レオナ
「これはこれは、ハーツラビュルの
皆さんがお揃いで。それにそこに
いるのはウチの1年坊じゃないか
ハーツラビュルに転寮したのか?
ん?レイもいるじゃないか」
ジャック
「俺はたた。今野あんた達と
肩を並べたくねぇだけだ」
レオナ
「この裏切りもんが!」
リドル
「伝統ある試合を汚す行為。厳格を
モットーとするハーツラビュル寮の
寮長として、見逃すわけにはいかない」
レオナ
「あのなぁ、お坊ちゃんがた
正義のヒーローごっこは
よそでやってくれないか?」
ラギー
「わざわざ敵のまっただ中に少人数で
乗り込んでくるなんて、酔っちゃっ
てるっスねぇ〜!いくらレイでも
この人数はキツイっス〜」
これくらい、隊員に柱稽古を
つけるより簡単だ
寮生
「レオナさん、やっちまいますか?」
レオナ
「フン、軽く遊んでやれ」
〜〜〜
リドル
「オフウィズユアヘッド
《首をはねろ》」
寮生
「ぐっ、つ、強ぇえ」
「寮長クラス、ハンパねぇ」
リドル
「ふん。口ほどにもない
エース、デュース。まだやれるね?」
エース
「全然、ヨユー」
デュース
「もちろんです!」
飛んで上からかかと落とし
寮生
「うあ”っ」
しゃがんで懐に入り、拳を腹に一発
寮生
「ゴホッ」
回し蹴りを頭に
寮生
「い”ッッ」
『刀をぬいてないだけ感謝しろ』
レオナ
「チッ やっぱりこいつらじゃ
リドルとレイの相手は無理か」
ラギー
「シシシッ!でも、こんなこと
したってどうせディアソムニアの
ヤツらは手遅れっス!」
リリア
「ほほう?それは興味深い話じゃ」
長身の男
「誰が手遅れだと?」
銀髪男
「このとおり、俺達ディアソム
ニア寮の選手なは怪我1つない
そいつらのお陰でな」
ラギー
「えっ!?あれっ!?お前らは
さっき、群衆に飲み込まれたはず」
どうやらけーくんのユニーク魔法で
分身を作り、変装したけーくんだった
ドラコニアは健在。群衆も全て
コロシアムまで魔法で誘導したようだ
レオナ
「あー、もういい。やめだ、やめ」
ラギー
「ちょ、レオナさん?
それってどういう」
レオナ
「バーカ。マレウスが五体満足で
試合に出るなら俺達に勝ち飯がある
わけねぇだろ。そんな試合に
出たって意味ねぇよ。俺は降りる」
ラギー
「マレウスはともかく、他寮の有力
候補はみんな潰してきたじゃない
っスか。なのに、レオナさんが出ない
なんて3位にだってなれるかどうか
俺達の夢はどうなるんスか?」
レオナ
「どれだけ世界が注目してようが、
所詮は学生のお遊びだ。お前らが
目ぇキラキラさせて夢語ってるのが
可笑しくて、少し付き合ってやった
だけだろ」
『!』
1度、こんな女の子がいた
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「ねえ、守り神様がいなくなったの!」
「「!」」
「だからね、もう必要なく
なったから出れるよ!」
『ほっ本当?!』
「うん!でもちょっと
時間がかかるんだあ」
『ま、待つよ、私!』
「ありがとう!」
女の子がいなくなった後、私は
嬉しくて嬉しくて、お兄ちゃんと
牢の穴から手を出し繋いだ
食べられない。殺されない。
生贄じゃない。外に出て、好きな物を
好きな事を見つけて、お兄ちゃんと
ずっと一緒にいられる!
でも、いつまで立っても出られなかった
ある日
『ね、ねぇ。まだ出れないの?』
「!フッフフ、フフフ
アッハハハハハ」
「「!?」」
「ま、まだ信じてたんだね」
『え、』
「あれは、守り神様に言われたことなの
あー、おかしい。私も守り神様も
こんな嘘をずっと信じてる貴方に
笑ってたのよ!」
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僕はあの日、また絶望に叩き落とされた
ラギー
「なんで、?俺達で世界をひっくり
返すんじゃなかったんスか!?」
これは
レオナ
「キャンキャンうるせぇな
じゃあ本当の事を教えてやるよ」
まるで
レオナ
「お前はゴミ溜め育ちのハイエナで、
俺は永遠に王になれない嫌われ者の
第二王子!なにをしようが、それは
覆ることは絶対にねぇ!」
まるでッ
ラギー
「ふ、ふざけんなよ!なんだよそれ!
ここまできて諦めるなんて」
寮生
「そりゃあんまりだ、レオナさん!」
「ブン殴ってでも試合に出てもらうぜ!」
レオナ
「あぁ 面倒くせぇ。黙れよ雑魚共!」
昔の自分を見ているようでッッ
ラギー
「ぐえぇっ!」
「「うわああっ!!」」
グリム
「な、なんだコレ?
鼻が乾く、目がいてぇ!」
ジャック
「レオナ先輩が、触れたものが
全て砂に変わっていく!?」
レオナ キングスロアー
「これが俺のユニーク魔法
《王者の咆哮》皮肉だろ?何より
かんばつを痛み嫌うサバンナの
王子が持って生まれた魔法が全てを
干上がらせ、砂に変えちまうもの
なんて!」
ラギー
「レオナ、さっ苦しッ!」
デュース
「ラギーの腕にひび割れが!」
エース
「まさか人間も干上がら
せるってのかよ!?」
リドル
「レオナ、それ以上はやめるんだ!
オフウィズユアヘッド
《首をはねろ》!!」
グリム
「ふな”っ!?リドルの
首輪が弾かれた!」
レオナ
「秀才だかなんだか知らねぇが、
としうを舐めるなよ。あいにく
俺は防御魔法の成績がいいんだ」
なぁ
レオナ
「はは!どうだラギー。苦しいかよ
口の中が乾いちまって、お得意の
おべっかも使えねぇか?」
なぁ
ラギー
「ひぐっ うぅっ」
ジャック
「まずい、あのままじゃ
ラギー先輩が!」
なぁ、なんでだ?
ユウ
「それ以上いけない!」
どうしてだ?
リドル
「それほどの力があって
何故こんなことをする!」
僕は、
レオナ
「何故?理由なんか聞いてどうする
俺を叱って慰めてくれるって?」
私は、その力が
レオナ
「実力があったって、努力したって
どうしようもねぇことが
世の中にはいくらでもあんだよ」
『!』
そう、だ
レオナ
「言にラギーは、この俺に手も足も
出ねぇ。可哀想に。憐れだよなぁ」
鬼殺隊にとってそんなことは
日常茶飯だった
ラギー
「はっ、ぐぅっ!」
ジャック
「もうやめねえか!!
アンリィッシユビースト
《月夜を破る遠吠え》!」
ジャックが叫ぶと、姿が狼にかわった
だからこそ
リドル
「あれはっ!?」
ジャック
「ガウガウッ!!ガルルル!ガウッ!」
ユウ
「へ、変身した!?」
『私は貴方の力が羨しい』