・🐤体調不良&微病み
・🐤🍣の絡み多め、🐤🦁も少し多め。
・過呼吸&嘔吐表現🈶(無かったらごめんね)
・エセ関西弁&キャラ崩壊注意
上記把握の上で本編へどうぞ
🍣side
🍣「じゃあ今日はこれで終わりだね」
💎「終わったあー、!」
🐤「はぁー、、笑」
🍣「今日思ったより時間かかったね笑」
土曜日の午前、みんなで集まり活動のことで会議をしていた。
予定よりも時間要してしまった案件があり、終了時刻も予定より少し遅くなってしまった。
🍣「みんなこれからどうするの?」 」
🦁「俺はちょっと作業してまろと出かけようかな」
🤪「あにきっ!あにきっ!」
🍣「しょうは?」
🐇「いむくんとご飯食べようかなって」
💎「しょうちゃん早く行こ!! 早くしないと混んじゃう!!」
🐇「てことで先失礼します~!」
🦁「俺らもあっちの部屋行こか」
という流れでりうらと俺以外はこの部屋から退出。俺もここで作業して落ち着いたら久しぶりにラーメン食べに行こうかなと思っていたところ、4人が退出した瞬間にりうらが机に顔を伏せてしまった。
🍣「りうら?どした?」
俺は席から立ち上がり、俺の向かいに座っていたりうらのところへ寄る。眠いのかと聞いても 返事は無い。
🍣「体調悪いの?しんどい?」
そう聞くとりうらは顔を埋めながら小さく頷いた。思い返せば、確かに会議中も普段と比べたら静かだったような、、
🍣「頭痛いの?どうしんどいん?いつから?」
内心少し焦りながらも、体調が悪いということが分かった反射で背中をさすりながらそう聞く。しかし彼は相変わらず無言のまま。1つ分かったのは額に触れてみて熱はなさそうだということ。
こうなったら一つ一つ確かめるしか、、と思っていた時、
🐤「ぁたまッ、あと、はきけするッ、、」
少し辛そうな小さな声だったけど、やっとで声を出してくれて少し安心した。
🍣「いつから?、朝?」
🐤「、とちゅうッ、、」
🍣「会議のとちゅう? 」
🐤「のまえのほぉ、」
🍣「今から一緒に帰る、? 」
🐤 コクッ(小さく頷く)
ラーメンは食べようと思えばいつでも食べれるしいっか、そう考えりうらを立たせて手を繋ぎ荷物を持つ。
手を繋いでいるだけだけど、りうらが半分俺の腕にもたれかかっているような状態。
🍣「一緒に帰るって報告だけさせて」
🐤side
朝は疲れが溜まってるだけだと思ってたのに、会議の途中でだんだん頭も痛くなってきて、吐き気までしてきた。 なんとか耐えた。
会議の終わった時みんなが何か話してたけど、その内容を聞く余裕はなかった。
なるべくみんなに心配させたくなくてその時は耐えてたけど、やっぱりしんどすぎて、ないくんと2人きりになった瞬間体を机に伏せた。
体調が悪かったのが1番ではあるけど、せっかく耐えたのにこうなっちゃってなんか気まずくてあまり喋りたくなかった。
ないくんが「一緒に帰る?」って言ってくれて嬉しかった。体調が悪いと一人でいる時は余計に寂しく感じちゃうから。
帰るために体を机から起こし立ち上がると、さらに吐き気が増してきた。立っているのも正直少ししんどくて、ないくんの手をしっかりと握り、少しだけないくんの腕に体重をかけさせてもらっている。
ないくんと会議をしていた部屋を出ると、胃から込み上げてくるものを感じた。
とっさに繋いでいない方の手で口を押さえ、繋いでいる方の手でないくんの手を引っ張る。
🍣「どした?」
🐤「ぉえッ、、ゴクッ、」
🍣「吐く、!?」
🐤 コクッ(頷く)
🍣「ちょ、💦ここ絨毯だからその部屋入ろ!今日誰もおらんから!!」
🚪) ガチャ
🐤「ッうっ、、ぇッ、ぇほッ゙、」(バシャバシャ
ないくんがドアを開けてくれて、その部屋に入った瞬間、その場でしゃがんで吐いてしまった。
🍣「、大丈夫、?」(背中さする
🐤「ぅえッ、ケホッゲホッぅ゙え゙、」(パシャッ、バシャッ
🐤「ふっ、はぁっ、、」
🍣「、大丈夫?」
🐤 コクッ(頷く)
🍣「ここでちょっと待ってて」
そう言ってないくんが部屋を出る。誰か呼びに行ったのかな。会議中せっかく我慢してたのにこれじゃあ意味ないじゃん。
🦁「大丈夫か?」(背中さする)
🐤 コクッ、
🤪「一旦移動しよ、あとこれ持ってて。」(立たせて袋渡す)
🐤 コクッ
🍣side
りうらが突然吐いてしまってびっくりした。
りうらも落ち着いたからすぐにまろにきを呼びに行く。
🚪) ガチャ
🍣「あぁまろにきいた、💦」
🦁「いるよ、どした?」
🍣「〇〇室でりうら吐いちゃって、💦」
🦁「は、?」
🤪「りうらは?大丈夫なん?」
🍣「会議の途中から体調悪かったらしいんだけど、片付けるの手伝って欲しくて💦」
🍣「まろはりうらをこの部屋に連れてきて欲しい」
そう言って2人に協力してもらって片付けた。
🚪) ガチャ
🍣「りうらどう、?」
🤪「ぐったりしとるわ」
🍣「りうら~? 」(肩トントン)
🐤「、んっ、」
🍣「歩けそう?帰れる?」
🐤「、ちょっとなら、、」
🍣「じゃあちょっと歩いてタクシー乗ろ?」
🐤 コクッ、
そう言ってまろにきとお別れし、りうらを立たせゆっくり歩かせる。会議室から出た時よりも、腕にかかっている体重が増えた気がする。
会社の外に出て近くの自販機でスポドリを買い、タクシーを捕まえる。タクシーに乗ってもりうらは俺の体にもたれかり目を瞑っていた。それだけしんどいのだろう。
🚕「〇〇円になります」
🍣「ありがとうございました」(お金を渡す)
🍣「りうらー?降りるよ~」
🐤「んっ、、」
タクシーから降りるとりうらはその場にしゃがみ込んでしまった。
🍣「歩けそう、?」
と聞くとりうらはそのまま自分でポケットから袋を取りだし口に構える。
🍣「吐く?酔った、?」(ほぼ正面から背中さする)
🐤「ぅえッ、、」
周りからあまり見えないようできるだけ正面近くから背中をさする。
さすり続けると袋の中に液体が落ちたような音が聞こえてくる。少し顔を覗くと涙目になっているようにも見えた。
🍣「大丈夫、大丈夫。」(背中さする)
🐤「ぇほっ、ケホッ、っん゙ぇッ」(パシャッ、ガサッ
🍣「もういい?」
🐤「ぅん、」
🍣「おぶろっか?」
🐤 コクッ
りうらから袋を受け取り縛る。りうらのマンション自体は目の前だけど、この状態で部屋まで歩けるとは到底思えなくておぶることにした。
🚪)ガチャ
🍣「はいよっ、」(ベッドにりうらを下ろす)
🐤「はぁっ、」(寝転がる)
🍣「俺この後予定あるからりうらが寝たら帰るわ。」
🐤「ぁりがとッ、」
🍣「スポドリここ置いとくから飲んでね、脱水なるよ。袋もここ置いとくから。」
🐤 コクッ(頷く)
🍣「なんかあれば俺でも誰でもいいから電話かけな」
🐤「んッ、」
りうらが寝たのを確認して、小さく「ばいばい」と言ってここを出た。急にここまで体調を崩してどうしたのだろうか。原因となるものは全く思い当たらず、少し疑問も残しながらそのまま1日を終えた。
~翌日~
朝からりうらが大丈夫か連絡をする。
今日はダンス練も日曜のファンミもある。
ライブはとても近い訳では無いが、日程を既にみんなに発表している。だから練習はしなければならない。
LI〇E
🍣)体調どう?
🐤)むり
🐤)休む
🍣)分かった。しっかり休んでね
🍣)昼過ぎ行こっか?なんか欲しいものない?
🐤)いや大丈夫
🐤)うーばーする
🦁「りうらどうや?」
🍣「無理だって」
🤪「あれで今日元気だったら怖いわ笑」
🍣「それはそう笑」
🐇「おはようございまーす」
💎「おはようございまーす」
💎「あれ、りうちゃんは? 」
🤪「具合悪くて休みやって」
🐇「そーなんや、昨日そんな悪そうやったっけ」
🦁「あぁ知らんのか」
🐇「何が?」
🦁「お前らが帰った後に、りうらが1人で帰れんくてないこと帰った話」
🐇「えそうなん!?」
🤪「今日来てる方が怖いくらいや笑」
🍣「ほら練習しよ!」
🐤side
昨日ないくんが帰ってからはトイレ以外ベッドとお友達。そのせいで今朝は少し早く目が覚めてしまった。 ずっと支えてもらいっぱなしだったからという謎の罪悪感は残る。
LI〇E
🍣)うーばーでいいの?w
🐤)めいわくだし
🍣)別に迷惑じゃないけどね
🍣)すぽとりは飲んだ?
🐤)飲んでる
🐤)でもちょっとずつじゃないと吐いちゃう
🍣)あの後も吐いたの?
🐤)2回くらい
🍣)まじか、今は?
🐤)昨日よりはまし
🍣)熱は?
🐤)あるけどそんな高くはない
🍣)まあ脱水は気をつけな
🐤)うん
🍣)なんかあれば誰でもいいから連絡してね
🐤)ありがと
起き上がる気力は無いけど寝すぎて今から寝る気もない。とても暇だ。
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りうくんだよ🐤@君の一番
今日のファンミ体調悪くて休みます😢
早く治すね😢😢😢
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しばらく経つと今日のダンス練の動画が送られてくる。毎回撮るここができてなくてここができてるって把握するための動画。自分も練習しなきゃって思うけど今そんな体力と気力があるわけない。
昨日の昼から何も食べてなくてちょっとだけお腹すいてきたな。前に買った吸うタイプのゼリーがあるのを思い出して冷蔵庫に取りに行き食べる。
でも胃に何かをいれると気持ち悪くなる。
また昨日の気持ち悪さが戻ってきた。もう寝よう。そう言って目を閉じた。
次目を覚ますと夜だった。一瞬スマホを開くとみんなのツイートからファンミが終わったばかりであることが分かった。
でもそれは一旦どうでも良くて、すぐにトイレに駆け込む。
)パシャッ、パシャッ
かすかなえずき声と共に昼に食べたゼリーが水面とぶつかって音を立てる。 ゼリーしか食べてないのに、と少し涙目になる。
奇跡的にその場に持ち込んでいたスマホで電話をかける。
電話
🍣)もしもし、大丈夫?
🐤)ぅん、はぁッ、
🍣)どした?
🐤)、ッ、、、、
🍣)りうら?話せる?
🐤)ぅん、、
別に家に来て欲しいというわけでもなく、ただ辛くて寂しいという話を聞いて欲しいだけ。1人でこんな苦しんでるのが寂しいだけ。
ただ「辛い」と言うだけでいいのにその言葉よりも先に涙が出てくる。
🍣)どした?話せんくらいしんどい?
🐤)、、、ッちがぅ、、
🍣)話せるんなら話さんと分からんよ
🐤)、っらいッ、、しんどぃッ、、
🍣)話せたじゃん、笑
🍣)そりゃ1人は余計に辛いし寂しいよなぁ、、
🐤)、うん、、グスッ、
🍣)今どんな感じ?ご飯は?
🐤)ぇっと、ひるにゼリー食べてッ、、グスッ、
🍣)食べれたんなら良かった、
🐤)、でもッ、……………
🍣)、、、LI〇Eで話す?
🐤)うん、ごめんッ、、
🍣)いいよいいよ、1回切るね
寂しいから声聞きたくて電話切りたくなかったけど、申し訳ないかなと思って切っちゃった。本当はもっと声で話したかった。
LI〇E
🐤)さみしい
🐤)でんわ切りたくなかった
🐤)声ききたかった
こんなこと言えばもっと困らせること分かってるのに。でも送ってしまった。
既読ついたのにすぐに返信が来ない。やっぱり困らせちゃったんだ。そう思うともっと涙が出てくる。
その時スマホから通知音がなった。
🍣)明日会いに行こっか?
🍣)さみしいんなら会いに行くよ。
今度は少し嬉しくて涙が出てくる。普段は 映画とドラマとアニメ以外で泣くことないのに。こんなに家で泣くこと無いのに。今の俺情緒不安定すぎるな。
🐤)会いたい
🍣)じゃあ朝家行くね
🍣)でゼリーは食べれたのね?
🐤)昼に食べた
🐤)でもさっき吐いた
🍣)え大丈夫?
🍣)やっぱ病院行こ明日
🐤)いいよ
🍣)朝迎えに行くわ
🍣)飲み物ちょっとずつ飲んどけよ
🐤)うん
🍣side
電話かかってきたと思えば泣いてるし、電話切ればまだ繋ぎときたかった言ってるし。
こいつがこんだけ情緒不安定になることほぼ見た事ないから心配になってくる。
💎「りうちゃんと電話してたの?」
🍣「うん、まだ体調悪そうだったけど」
💎「そっか」
🦁「どんな感じ言うてた?」
🍣「たぶん昨日今日で5回くらい吐いてるっぽい」
💎「えそんな酷いの?」
🍣「あとなんか寂しいらしいし明日一緒に病院行ってくるよ」
~翌日~
朝起きてりうらの家の前まで来た。鍵は空いてないからインターホンを押すけど出ない。
と思ったら開いた。
🚪)ガチャ
🍣「りうら、!だいじょうb((」
俺が玄関に入った瞬間りうらは俺に抱きついてきた。りうらはまだ少し熱があるのか少し温かくて、静かに涙を流している気がする。
俺は静かに背中をさすってあげる。
🍣「体調どう?」
🐤「……………」
返事は無い。でも息遣いからしてまだ悪いんだろうなとは思う。
🍣「病院歩いて行ける?」
🐤「、、たぶん、」
🍣「そんな遠くないし歩いて行こっか」
🍣「行く準備しよ、その格好でいい?」
🐤「、ゃだ、、」
🍣「じゃあ着替えよ」
外
🍣「吐き気はまだあんの?」
🐤「ぁる、」
🍣「じゃあ袋ポッケ入れといて」(渡す)
外を歩けるってことは少しは回復したのかなとか思う。でもやっぱりしんどそう。
診断結果はやっぱり胃腸炎だった。
脱水を起こしかけていたから点滴だけして帰ってきた。
🍣「俺もう会社行かなきゃ行けないからまたなんかあったら連絡してくれる?」
🐤「うん、」
🍣「ばいばい」
🐤「、、、ぁしたもきてくれる、?」
🍣「じゃあなんか持ってくるわ、笑」
この時りうらが笑顔を見せてくれた。きっと心からの笑顔だ。りうらが体調を崩してから、笑顔は笑顔でもどこかしんどそう笑顔しか見れてなかったから前よりも安心感が増した。
~翌日~
今日はスポドリとゼリーとポテトを持ってりうらの家へ向かう。 ポテトは食べれなかったら俺が食べるしいいかなと思って笑。
インターホンを押す、が出てこない。
1分待っても来ない。
もう1回押したところで電話がかかってきた。相手はりうらだ。
電話
🍣)りうらー?家の前着いたよ?
🐤)今日やっぱりむりッ、
🍣)しんどいん?
🐤)ちがぅッ、グスッ、
🍣)合鍵あるから入っていい?
🐤)やめてッ、誰にも会いたくないッ、
🍣)えぇ、、
昨日まではあんな寂しそうだったのに。急に会いたくないなんて心配になってくる。
でもこのまま突入してもかわいそうだから帰った方がいいのかな、。
🍣)じゃあ今日は帰るからさスポドリとゼリーとポテトあるけどいる?
🐤)スポドリとゼリーだけ、
🍣)じゃあドアかけとくからね
🍣)元気になったりまた会いたくなったりしたら声かけてね、ばいばい
🐤side
寂しいから会いたいから呼んだのに、今日朝起きたらそんな気持ちは心の奥底に隠れてしまった。
自分もやりたいこと沢山あるのにこの体調のせいで何も出来ない。それが辛くて1人にさせて欲しくなった。寂しい気持ちもあるけど 誰かといるともっと辛くなるだけな気がした。
せっかくないくんに来てもらったのに誰かに会うのが嫌すぎて拒否してしまった。
りうらも早く元気になりたいのに。
そんな気持ちとは裏腹にまた吐き気が襲ってくる。
🐤「早く元気になれよッ、俺ッ、グスッ」
🐤「はぁッ、ぉえッ」
すぐに近くに置いてあった袋を取り、えずき続けながらトイレへ向かう。
今回体調を崩してから何度目かも分かんなくなってきた嘔吐。
早く治れと思う度に吐き気は増してくる。
🍣side
🍣「おはようございまーす」
りうらに会えなくて心配で少し暗い挨拶になってしまう。俺が経営するこの会社でこんなんになってちゃダメなんだろうけど。
🐇「あれないちゃん、予定より早かったね」
🍣「りうらが家入れてくれなくて、」
🐇「えりうちゃんが呼んだんじゃないの?」
🍣「そうなんだけど急に誰にも会いた無いって。」
🐇「大丈夫かな、」
🍣「体調はめっちゃ悪いってわけでもなさそうやったけど」
🐇「あ話したの? 」
🍣「電話越しね」
🐇「そういうことか」
🍣「一緒にポテト食べる?」
🐇「えいいの!?てかなんで?」
🍣「食べんかったら俺食べるしーと思ってりうらんとこ持ってった」
🐇「食べよ食べよー!!」
次にりうらがこのしょにだみたいにポテトに釣られるのはいつなんだろうか。
ちょっとずつ治ってきたらいいのにな。
メンバーみんなで支えていけたらいいんだけど、、、
~翌日~
🐤side
今日は久しぶりにゼリー以外のものを食べられた。朝少し体調良かったからいつ買ったのか分からないけど棚に入ってたうどんを、賞味期限も大丈夫だったから自分で茹でて食べた。
そして特に意識もせず気づいた時にはLI〇Eしてた。
LI〇E
🐤)うどんたべた
🦁)大丈夫そうか?
🐤)たぶん
🐤)ゼリーもたべた
🦁)良かったな、安心やわ
🦁)今日おかゆ作りに行こっか?
🐤)えいいの、?
🦁)俺が家行ってもいいなら
ご飯の話はないくんよりもあにきみたい笑
今考えると今日はいつもより元気で昨日みたいな誰とも会いたくない気持ちもまだあるけど減っていた。1人だけならいいかな、、
🐤)あにきだけで来るならいいよ、昼?
🦁)いつでもええよ昼でも夜でも
🐤)じゃあよる
🦁)ええよ
そしてりうらはリスナーのツイートやDMを読んだ。心配してる内容はやっぱり少し辛さも増すけど、見ること読むことで幸せな気分も増す。
食欲はやっぱりまだあまりなくて、数時間読み続けて寝落ちした。
起きたら夕方だった。
体調を崩した時特有の体の重さはまだ残っている。でもあにきも来るからとより玄関に近いリビングのソファーへと向かう。
🚪)ピンポーン
あにきが来た。
🦁「りうら元気か?」
🐤「前よりは、」
🦁「そら良かったわ、でお粥食べるんやな?」
🐤「食べる、!」
🦁「今日はなんか食べれた?」
🐤「朝以外は、」
🦁「そっか」
「キッチン借りるなー」と言ってあにきは作り始める。りうらもお粥くらいなら作ろうと思えば作れるけど、元気なあにきの方がクオリティ高いやつ作れるかなと思って。
🦁「ソファーで休んどきな」
🐤「ありがと」
そう言って俺は寝落ちした時のDMの続きを見る。
🦁「できたよー、こっちおいで」
そう言って机に座ると目の前には卵のおかゆ。
その奥にはあにきが食べるのかささみやブロッコリーなどもある。
2人で「いただきます」と言い、ゆっくり食べ始める。朝のやらかく茹でたうどんとも違って、卵やねぎも入ってるから、久しぶりにまともに食事できた気分。まだまともでは無いけど。
やっぱりあにきの作るご飯は美味しい。
🦁「どう?」
🐤「おいしい」
🦁「良かった、ゆっくり食べなね。」
🐤「ごちそうさま」
🦁「全部食べれた?」
🐤「うん笑」
🦁「じゃあ片付けるな。」
🐤「いいの?」
🦁「ええさ、すぐ横になるのも良くないからまたソファー座っときな」
なんか時間作って色々やってもらって申し訳ない気持ちはある。でもそれだけかわいがって貰えてるってことなのかなとも思う。
🦁「ちょっと話さん?」
片付けを終えたあにきがりうらの横に座る。
🦁「最近どう?」
🐤「ちょっと良くなったけどまだ、、」
🦁「暇じゃない?」
🐤「暇だよ、笑」
🦁「明日の夜会議あるけどむりか?」
🐤「分かんないけどむりかも、、」
🦁「じゃあ電話で垂れ流ししとくから聞いてみたら?」
それはそれで自分が辛くなるだけな気がした。
なんで俺は参加できないんだって 人一倍負けず嫌いな性格のせいでよりそう感じて返事ができなかった。
🦁「どうした?」
🐤「ぁッ、ごめん、」
🦁「聞きたくない?」
🐤「分かんなぃッ、」(涙目)
🦁「別に聞きたかったら聞けばいいし、嫌だったら聞かなきゃいいし、」
🦁「途中で入ったり抜けたりしてもいいし、」
🐤「……………」
🦁「内容は共有したいからそりゃ聞いてくれるのが1番いいけど」
🦁「みんなりうらのこと大好きやから、りうらの体と気持ちを大切にして欲しい気持ちはたぶん変わらへんよ」
また涙が出てきた。ここ最近のりうら泣き虫だわ。あにきが「泣いたらまた苦しくなるよ笑」って背中さすりながら言うけど、その考えだけじゃどうにもならず涙は止まらない。
🦁「まあどっちにしろ垂れ流ししとくからどっちでもいいよ」
🐤「うんッ、グスッ」(目元拭う)
🦁「そろそろ帰るさ、」
🐤「ぅん、」
🦁「ばいばい、早く元気になれよ笑」
🚪)ガチャ
また1人になってしまった。でも前よりも気持ちは楽になった感じがする。
~翌日~
🍣side
夕方になりメンバーが集まってくる。
朝りうらとLI〇Eをした時はここ最近と比べれば結構元気そうだった。
🦁「おつかれ~」
🍣「おつかれ!」
🦁「なんかりうら暇らしいから、会議電話で垂れ流ししん ?」
🍣「いいけどりうらはいいんか?」
🦁「いや昨日りうらと話したから」
🦁「聞くのもどっちでもいいし、途中で抜けてもいいしって言った」
🍣「あ話したんだ」
🦁「なんならお粥作りに行った」
🍣「は!?初耳なんですけど!?!?」
その前の日は誰とも会いたくないって言ってたのに、情緒不安定なんだな~って少し思う。
🍣「会議始めるよー!!」
そう言ってみんなを集め、あにきには机の真ん中にスマホを置いてもらう。
今日は土曜日に1個残しちゃってた案件の話。
💎「りうちゃんって元気なの?」
🍣「前よりは元気そうだよ」
🦁「なんならりうらこの会議聞くかもやし」
💎「どゆこと?」
🦁「俺のスマホでdi〇cord繋いでる」
🐇「それめっちゃええやん!」
会議が終わりそれぞれ帰る準備をする。
会議中はりうらも大体いた気がするな。
こんなに長引くなんてかわいそうだよね、、、
💎「ありうちゃんからLI〇Eきた!! 」
🍣「えまじ?」
🐇「僕も僕も!!」
🤪「俺も来たわ」
りうらからのLINEに対するメンバーの表情を見る感じりうらも元気そうだなと思う。
🍣「いむ今度のダンス練の話もしといて!」
💎「はーい」
💎「たぶん来るって」
🍣「よっしゃ!」
🐇「今度来るん!?!?」
🐇「久しぶりに会えるわ笑」
いむしょーが喜んでるのもダンス練でりうらに会えるのもめっちゃ嬉しいけど、りうらがダンス練に来ることで元気を取り戻せるんじゃないかっていう期待の嬉しさもある。
俺は、りうらが負けず嫌いだから、体調不良で動けてない時に誰よりも悔しいんだろうというイメージを勝手に持っていた。
🐤side
今日は朝から少し元気で量は多くないけど3食食べた。吐き気は収まって今度は腹痛が時々襲うようになってきたけど少しずつ回復してきてると思う。 会議も結局はほとんどの話を聞いていた。
いむが「りうちゃんって元気なの?」って言った時に、そういえばないくんとあにき以外LI〇Eしてなかったなと思って会議終わりに連絡する。
LI〇E
🐤)げんきだよ、連絡してなくてごめん
💎)げんきなら良かったよおおおおおお
💎)愛しのりうちゃんんんんんん
🐤)きもい
💎)え?
💎)あと次金曜日夕方からダンス練だって
💎)見学だけでもどう?って言ってた
🐤)多分いける
🐤)全然連絡できてなかった
🐤)ごめん
🐤)でもげんきです
🐇)元気なら良かった
🐇)なんかできることあれば言ってな
🐤)ありがと
🐤)土曜日はありがと
🐤)今はげんきになってきたよ
🤪)良かったわ
🤪)もっと元気になったらまた飯行こう
🐤)いく!
こんなに長引いて体調崩すこと滅多にないから、毎朝「今日もむりだ、」って少し悲しく悔しくなるけど、温かい仲間に支えられてるんだなって思う。
~翌日~
今日は久しぶりにPCの前の椅子に座った。
ずっと寝てても暇だし、PC触れるくらいには回復した。 歌はまだ無理かなと思ったから、それ以外のこの期間で溜まってしまったタスクを消費していく。
LI〇E
🍣)今何してんの?
🐤)タスク消費してる
🍣)えPC触ってんの?
🐤)うん
🍣)じゃあ明日来れそうやね
🐤)行くよ
🍣)お兄ちゃんが迎えに行ってあげようか?😘
🐤)きも
🍣)え?
🐤)でも来て
なんか休み明けって緊張するんだよね。絵文字はキモすぎたけど、1人より2人の方が安心だなと思って来てもらうことにした。
この後肉じゃがも作って食べたし、自分で元気になってきて良かったなって思う。治らなかったらどうしようとか考えてた時もあったから笑。
~翌日~
🍣side
🚪)ピンポーン
キモイお兄ちゃんでごめんね😘とも思いながらりうらの家のインターホンを押す。
いやでもあれの何がキモかったん?あぁ絵文字か。
🚪)ガチャ
🐤「ないくんもう来たの?」
そこには部屋着のりうら。前に見た時よりも顔は明るい感じがする。
🍣「いやお前が遅いんや!笑」
🐤「えぇ~、」
🍣「はよ着替えてこい!!笑」
いつものおしゃれりうらが戻ってきて一緒に家を出る。
🍣「ご飯は?食べたの?」
🐤「肉じゃがは食べたよ」
🍣「お前が作って?」
🐤「昨日作って作りすぎて昨日も今日も食べた」
🍣「それ腐ってない?笑」
🐤「ちゃんと冷蔵庫入れてたよ !笑」
🍣「まあ回復して良かったわ」
🐤「なんか、振り回しっぱなしでごめん、」
🍣「そんなことないよ、元気になったんだし」
🐤「でも、、」
🍣「いいのいいの!みんな元気なりうらをずっと待ってたんだから!」
🐤「、、ありがと笑」
あんなにダウンしてたとは思えないくらい元気なりうらが戻ってきて嬉しくないメンバーなんて居ないよ。むしろみんなめっちゃ喜んでると思うよ。
「ありがと」って言った時のちょっと恥ずかしそうな笑顔はとても心を癒してくれるものだった。
🐤side
🍣「りうらがドア開けなよ、もうみんないるよ」
心のどこかでは、ずっと迷惑だったのかな困らせちゃったなって思ってたけどないくんの言葉で元気をもらえた気がする。
🐤「ないくんが開けてよ笑」
久しぶりとなるとやっぱりどこか恥ずかしくて、開ける勇気が無い。
🍣「いやここはりうらだ」
🐤「えぇ~、、、」
そしてゆっくりドアを開けて部屋に入る。
🐇「あー!りうちゃんやー!!」
💎「えりうちゃん!?」
なんて言おうか迷ってたらすぐに声をかけられてしまった。すぐにいむが駆け寄って抱きついてくる。
🍣「こらこら、こいつ病み上がりなんやから」
💎「あぁそーだごめんごめん!笑」
🦁「元気になってよかったわほんまに」
🐤「まだ万全じゃないけどね」
🤪「みんな心配やったんやから」
りうらは自分の足でみんなに会いに来れたことが1番嬉しい。ずっと画面越しだったり来てくれてたりだったから。
💎「てかりうちゃん痩せた?」
🐤「痩せたかも、?」
🍣「こいつ2,3日くらいなんも食べてなかったんやからそりゃそうなるわ」
🦁「筋肉量回復させなかんな!」
🐤「ほんとにそう」
💎「今日は踊らないんだっけ」
🐤「筋肉無さすぎてむりだよ笑」
🤪「こいつ踊ったらたぶん倒れる」
🐇「真顔で言うのやめてWWW」
やりたいこともできない辛い日々だったけど、やっぱりりうらはここ、いれいすに居られて幸せです。
[END](11645文字)
【おまけ】
~ダンス練翌日のりうら個人配信にて~
🐤「えそうなの!ほんとにずっと寝込んでた~笑笑」
🐤「病院行ったら胃腸炎でずっとご飯も食べれんくて~」
🐤「昨日ダンス練あって行ったけど、ご飯食べてないからさ、」
🐤「体力無さすぎて踊れそうになくて踊ってない、笑」
🐤「ずっとやりたいことできてなかったからさ、活動のこととかも、笑笑」
🐤「でもメンバーがめっちゃ心配してくんの!」
🐤「だから最終的にりうらってなんて言うか、愛されてんな~っていう、笑 」
🐤「そういうことがありましたって話ね!」
🐤「じゃあマシュマロ読みまーす」
🎲🐿「いれいすって素敵なグループですね!」
おしまい。(11961文字)
なっがWWWWWWWWWWWWWWWW
読んでくれてありがとう!
ここからは必読では無いです。
というわけで今回も私の元ネタ集でも載せてときます。
の前に少しお話。
これは私が書きたくなって書いただけなんですけど、あのお勉強がやばくて👉🏻👈🏻
ここだけの話中学の頃とかは学年TOP3はほぼ当たり前みたいな少しありがたい生活してたんですけど👉🏻👈🏻
高校入ると上には上がいて苦手教科の酷さ(国語&英語)も目立ってきて、ちょっとお受験が👉🏻👈🏻 by数学だけはできる人
というわけで今高2なんですけど部活もまだ頑張りたくて多忙生活してるからこれが高校生活で最後の作品説があります!!()
っていう話です!!把握よろざます!!!!
というわけで元ネタ集↓
①この話を書くきっかけ
なんとこの話を書こうと思ったのは、授業中に前の方の席の男子が隣の男子に教科書の見せてもらっている現場を見た時です。いやなんでやねん。私も分かりません。でもその時に見た構図からこの話は生まれています。(謎すぎ)
②私のクラスメイトについて
あんま詳しい事は言えないんですけど、9月くらいから体調不良でずっと来れてなかった子がいて、今はたまーに来るようになったんですけど、まあ1人寂しくなっているところとかはここからですかね。その子修学旅行も行けてなくて、学校にいる時は友達にお土産でもらったぬいぐるみをよく抱きしめてます。この辺りからかな。
③りうらさんの誕生日配信の話。
「普段自分のことで泣くことは普段無いのに、数ヶ月前に色んな後悔思い出して涙出てきて、その時にみんなのツイートとかDM見たら元気になった」(超省略&超ニュアンス)
っていうのを元にしてる部分があります。これはたぶんすぐに分かるね。
というわけでばいばい👋(12808文字)
コメント
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投稿ありがとうございます きさらさんのお話まじですきです がちで明日のバイト頑張れそうですありがとうございます これからも頑張ってください^ ^
最高すぎます(*`ω´)b