テラーノベル
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プロローグ
“ この物語はノンフィクションです”
小4のとき、私は恋をしていた。
私は友達の桃ちゃんに頼んで
好きな人に私の好意を伝えた。
友達の桃ちゃんは
気まずそうな顔をしながら告げる。
桃「蒼太くんが…ともかちゃんは暗いからちょっと…って」
そこで言葉は止まった。
続きを聞かなくても
それだけで答えは十分だった。
ともか「…だよねー」
私の心にその言葉は深く突き刺さった。
私は自分が陰キャだ ということに
初めて気がついた。
私は数少ない友達と毎日推しの話をしてばかりの内気で臆病な性格だ。
好きな人にすら、自分で告白もできない。
いつもメガネをかけていて、髪も清潔感がないそんな陰キャを誰が愛してくれるだろうか。
クラスの中央でゲラゲラ笑ってる人達をみると、自分の悪口を言われていないか怯えてしまう。
陽キャが怖くて堪らなくて、近づくことができない。
私はクラスの隅にいる幽霊
、そう思われるのも仕方がないだろう。
だけどそんな幽霊にもプライドがあった。
“陽キャになって見返したい”
その瞬間、 心の中の灯火が揺らめくのがわかった。
みんなに囲まれて
明るくて
優しくて
おもしろくて
かわいくて
人気で
先輩とも後輩とも関われて
男女関係なく親しくて
誰からも好かれる
“完璧な陽キャになってやるんだ。”
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イラストはGaminiのAI作成を利用しています。