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#mmdt
ろず
291
宮舘「……しょうた…めぐろ」
朝起きたら自分の部屋で寝ていた。翔太が運んでくれたんだろう。
でも翔太も目黒もいないこの空間を寂しいと思ってしまうのは贅沢なのだろうか。
翔太が好き
目黒も好き
でもこの好きを深くまで考えたことがなかった。大人になってボスと翔太が教えてくれたことがあった。
──────────
『涼太、“好き”は2つ意味があるんだよ』
涼太『ふたつー?』
翔太『何だと思う?』
涼太『? そんなの知らなくていーもん!』
翔太『おい、逃げよーとするな!』
『はは…じゃあ涼太、翔太は好きか?』
涼太『うん大好き!だって俺の大切な家族だよ?幼なじみで一番俺の近くにいてくれる大切な人だもん』
『…その大好きはな、“Like”だよ』
涼太『んぅ?らいく?』
『そう“Like”。涼太はいつか、本当の“好き”(Love)に出会えるよ』
涼太『…むずかしーもん。そんなの出会わなくていい』
翔太『……そっか』
『…なんとも、もどかしいな…』
涼太『?』
あの話、ちゃんと聞いていればよかったって後悔してももう遅い。
宮舘「ごめん… …ごめんなさい…っ… ポロポロッ」
宮舘「こんな時に面倒くさい仕事…もうヤダ」
あの後、何もやる気が起きずお店も閉めて家事も放っておいてベットで丸まっていたらボスから連絡が入った。
組織1つの壊滅と鉢合わせる可能性がある別組織の殺し屋の抹殺。
殺し屋同士顔を覚えられてはいけないという掟のようなものがある。もちろん同組織内ならいいのだが、戦争の引き金にならないためそういうのは避けているようだ。
宮舘「いっそのこと…消えようかな…」
…ううんそんなのはダメ だって‥
翔太は“Like”?
目黒は“Love”?
それが解ってないんだから消えてしまうことはできない、
『なっ!だれだおまッ───』
グサッッ─!
「煩いな…死ぬのにピーピーギャーギャー言うな」
パンッ!!
楽しくない…自分の気持ちが沈んでるとこんなにも殺しって楽しくないの?何なら今の自分に恐怖さえ感じる…
宮舘「後は、抹殺…」
バンッ!──
宮舘「 ! ?」
なんだ…気づかれてる?
宮舘「銃タイプか…」
─銃より刀が得意な宮舘。その刀裁きは銃弾をも切ってしまうほどの腕前。それに比べ銃は可もなく不可もなく。
宮舘「殺るしかない…」
ここで顔がバレ、万が一逃がしてしまったら組織もボスも。そして大好きな渡辺にも危険が及ぶ。
宮舘「…」
『…』
─その沈黙を破ったのは宮舘だった。
宮舘「おい……来るなら来いよ」
『…凄く余裕たっぷりですね。まるで勝つのが自分であるというように…』
宮舘「煩せーなぁ……いいから来い──よ…」
「………涼太…さん?」
宮舘「…っ……なんで…お前がここに……!」
なんで目黒が俺の目の前にいるんだ──!?
next…
コメント
3件
わぁ~、、、裏の顔同士で遭っちゃいましたね、😅 これはどーいう展開になるのか気になります!!
ついに、対峙してしまいましたね😱😱
ああ⁉︎ 最悪の事態になってしまった…