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水鏡

第12話 - 10話〜強制離脱〜

24

2024年05月11日

#セブプラ

#御本人様には一切関係ございません

#二次創作

胡葉の抜け殻

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胡葉の抜け殻

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スタート

〜kanata side〜

今ベルと鈴が転移術なるもので空まで転移していった。時間はかかれど魔力を追えば辿り着けるから大丈夫か。鈴は聞こえていただろうかあの言葉『慌てたら勝てない、今のままの鈴じゃ勝てない』って。あの子に何があったのか、なにゆえにあの子が慌てているのか。僕如きじゃわからない。話してくれるのを待つしかできない。今僕たちにできるのはこの黒子たちの処理くらい

末吉「かなたー、こいつらどんだけ出てくんの？

kanata「知らん（猫夢・睡魔）

ﾄﾞｻﾄﾞｻ

Re「つよ……

kanata「寝てるだけだよー、まぁ2日は寝るね

末吉「出力量考えろぼけ

kanata「てへっ

末吉「可愛くない

〜鈴 side〜

鈴「鈴界魔法・魔奏鈴星

ﾄﾞｺﾞ

ﾊﾞﾄﾞﾝ

ベル「……

ｶﾞﾝ

ﾄﾞﾝ

まただ。もう10回以上はベルに魔法を打ってるし気絶するレベルの威力はある。それなのに何度攻撃してもあの剣で撃ち落とされる。あの剣どうにかしないといけない。もしも、あの剣が原因で魔術が効かないのならば

鈴「形状整形

剣を造って同じ剣術で対応する。でもわたしは剣術を扱えないから、剣術を扱う末吉さんの動きをトレースする。

鈴「行動模写・末吉かき

ベル「ふーん

ｶﾝｶﾝｶﾝ

ｷﾝ

ﾄﾞﾝ

鈴「おわっ⁉︎

ベル「技術だけ真似ても筋力差、身長差で負けるよ

鈴「そんなのわかってるます。でも、その剣どうにかしないと、かてn

ﾋｭﾝ

早く結界作らないと…

鈴「っ⁉︎

魔力枯渇……⁉︎こんな早くに⁉︎いや、魔術打って距離を……もできない。やっぱり魔法打ちすぎた…ただでさえ魔力量少ないのに……

ﾊﾞｷｯ

今、ベルの剣が、いや、わたしが使っててベルに取られた剣が折れた。何かに当たって

kanata「ぁーあ、だから言ったのに

鈴「かなたさん⁉︎

ベル「結局守られてるじゃん。お前私のこと許さないじゃなかったの？そんなんだからいつまで経っても出来損ないのままなんだよお前は。

何も言い返せない。わたしが皆のこと守ろうとしたのに結局守られてる。自分1人じゃ何もできない出来損ない。目の前の因縁の相手すら自分で討つことができない。勉強しか脳がない腰抜けなんだ。事実でしかない。

kanata「お前……

ﾄﾞﾝ

鈴「え？

押された。この勢いだとわたしが作った足場から出て落ちて……最悪というか確実に……。嫌だ、なんで押したの？まだ何も出来てないのに。何かわたしはいけないことした？でも、押すのは違うんじゃないか……何を考えてるんだろうあの人は最後まで考えが読めないな。

ﾄﾞｽﾝ

ﾎﾟｽｯ

Re「……た

鈴「………え？

Re「かっ、かっきー！取れた！鈴のこと受け止めれた！

末吉「わかったから、うるせぇな

いつのまにかかっきー呼びになってる……

そんなことより、わたし生きてる？500m以上から落ちたはずだった。空の上で戦ってて、魔力枯渇してしまって、かなたさんに押されて落ちてきたはずなのに生きてた。りーさんが受け止めてくれたから……。

鈴「ぁ、ありが、とぅ…ござ、ま………

Re「えと、どういたしまして？怪我とか大丈夫？

鈴「いや、大丈夫…です

Re「よかった……

鈴「あ、かなたさんは⁉︎

Re「ベル叩きのめしてくるって行ったよ

鈴「わたしが魔力切れしちゃったから………

Re「じゃあ俺の目に見える靄はなんだよ、眼鏡外しといてよかったわ

りーさんが変なこと言い出した。靄………？前言ってた多分魔力探知だろうって結論づけたあの靄のこと？わたしから見えるってこと？そんなことないはず、だって魔力枯渇してて………してない。じゃあなんでさっき結界貼れなかったんだろう。魔術を打てなかったんだろう。

鈴「………

Re「降ろしていい？

鈴「あ、ご、ごめんなさい！

末吉「まぁこっちは終わってるしかなたがどうにかしてくれるだろ。てか服どうにかしろ、破けてんぞ

鈴「え、はっ！いつのまに⁉︎

お腹のところ破けてる……いつ……あ、かなたさんに押されたときの勢いに服が耐えれなかったんだ。あの猫さん一回しばいたろかな。（唐突なキャラ崩壊

Re「これ羽織っときな

鈴「あ、ありがとうございます……わ、ブカブカ

Re「20cm以上身長違うだろ

鈴「そうですけど…

末吉「で、聞きたいんだけど

鈴「はい？

末吉「お前とあいつが双子なのはわかった。でもなんであんなにお前と色々と違うんだ？

鈴「話した方が、いいですかね

末吉「まぁできれば、かなたが帰ってきた後あいつの対応考えないとだし

鈴「………わかりました。話します

〜kanata side〜

鈴が苦戦してたあたり魔力量が多すぎるか、魔術がなんならかの理由で効かないかの2択。まぁ多分後者だろうな。鈴は自分じゃ魔力枯渇してると思ってるけど、ほんとは魔力枯渇してないし2／3くらい魔力残ってた。でも、魔術が効かないならどう対処しようかな…

ベル「……なんであいつなんかを守るの？

kanata「一応仲間だからね、失っちゃ困るし

ベル「利用してるの？あいつのことを

利用……利用と言われれば利用にすぎないのかもしれない。でも鈴に対しては仲間意識あるし、単純に守るべき存在だと思ってるだけなんだよな

kanata「まぁ、利用かもね、君と一緒で

ベル「は？

kanata「部下を利用して僕と鈴を殺そうとしたんでしょ？殺してどうするか知らないけど

ベル「………

kanata「図星、か。まぁそれはどうでもいいんだけどさ、鈴と君がなんでまぁ、闇と光の真逆の位置にいるのか、どうして鈴があんなに焦って、慌ててたのか教えてもらってもいい？

ベル「言ったら殺されろよ

kanata「できるもんなら

終わり