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rbr「なるほど…鬱先生が我々だを抜けたいと…」
…ロボロはどんな反応をするんやろか。
気になるって言うか…怖かった。
何て反応をするのか。皆みたいな反応なのか。
…でも俺の予想とは裏腹で____________
rbr「あっはっはっはっはっはっは!www」
sho「?!」
rbr「ふは!ふははは!!wwホワァ⤴︎」
sho「…?」
いつものキモい笑い方だ。
ケツァルコアトル出てるし。
でも何でそんな笑ってんだよ?
sho「な、何でそんな笑ってんねん…!」
rbr「いや、あいつまた言ってんのかと思って…あっはっはっは!!!!」
笑いが止まらないロボロ。…いや、何が
おもろいねん。こっちは必死やって
言うのに…。
rbr「ふぅ…」
sho「やっと笑い収まったか…」
rbr「すまんすまんw」
sho「はぁ…」
なんだかため息しか出てこない。
…ロボロ、こいつ危機感ないんか?
sho「…その。」
rbr「んぁ?」
ふざけた会話は終わり。流石に本題に
入らなきゃな。そうして俺は話をする。
いや、正確には俺が気になっていることを
質問するだけやけど。
sho「_____びっくり…せんのんか?」
rbr「?」
ロボロは「何が?」みたいな顔をしている。
いや話の流れで理解しろよ…。まったく…。
sho「大先生が抜けることに対して。」
rbr「あー!心配やで?」
sho「…」
とても信じがたい。
笑顔でそんな返事をされてもなぁ……。
rbr「…じゃあ」
するとロボロは急に話してきて…
rbr「お前は怖いのか?」
sho「!」
いきなりそんな質問をする。
“怖い”か…?いや”怖い”んじゃない。
俺は_____________
sho「______俺は、”辛”いよ。」
rbr「…まぁ、そうやろな。」
俺の事情を知っているのはロボロとチーノだけだ。
まぁ、皆は過去に色々あったぐらいの認識で
いいと思うで。
rbr「…話してみーや。」
sho「!」
優しい声色。いつものロボロと違う…いや、
撮影の時のロボロとは全く違う。
何だか、心は安らいだ。
sho「…止めた。何回も言った…」
俺はゆっくり話し始める。
sho「…何回も言ったのに…何も……っ。」
涙が溢れる。
rbr「…」
優しい表情で聞いてくれるロボロ。
sho「何も響いてなかった……!」
情けないことに、俺は
絞り出したような声で話す。
◆◆◆
俺はチーノ。
シャオさんのことが気になって着いてきたら
ロボロと会話していて…。まぁ、
ロボロもシャオさんの事情知ってるわけやもんな。
…泣いているシャオさんを見て俺は何もできない。
参加するとか言いながら全然できてないやん。
口だけとかだっさ。俺。
…まぁ、今日やるんだけど。
大先生のためにも。ね?
◇◇◇
がさっ…
sho「!」
公園の草むらから音がした。
もしかして、誰かいたんか…?
rbr「? どうした?急に顔そらして。」
sho「あ、いや…何でもないよ。」
ロボロは気づいていないみたいだった。
俺の気のせいなんか…?
rbr「…帰るか。」
sho「…おう。」
◆◆◆
…あぁ、今日、悪い空気になってしもーたなぁ…
鬱「…最悪やぁ。」
いつものみんなの反応は「好きにすれば」
って感じだ。まぁ、優しいんだよな。
俺の意見を尊重してくれてるのが。
でも…何故かシャオロンは毎回断る。
ロボロは…いや、ロボロはそもそもその会議に
出てないなぁ。
チーノは…あいつは何も言ってないな。
そう思うと申し訳ないことしかしてねぇな…
ジャリっ
不意に砂を踏む足音。
その足跡はだんだんと近くなる。
顔を上げて誰が来たのかを見る。
知らない人なら別にどうでもいい。
そう。”知らない人”ならな…。
ut「”チーノ”…?」
ci「………」
チーノは俯いたまま俺の方へと寄る。
しかも早歩きで。俺は何だ?と思って
待っている。
普通に話しかけてくると思ったが________
ci「バカですね!!!!!」
ut「?!?!」
最初に発した言葉は暴言だった。
えなんで?!
ut「ど、どしたんや?!」
ci「バカバカバカ!バカですよ!!」
ut「だからなんだって?!w」
必死に俺のことをずっと馬鹿だと言い続ける
チーノを見て俺は不覚にも笑ってしまった。
ci「馬鹿です…!…本当に抜けるんですか。」
ut「っえ…」
少し沈黙して話を変えたチーノ。
ut「まだ未定…だけど抜けるかもな。今回で。」
ci「…はぁ。」
ut「?」
なぜかため息をつかれてしまった。
え、なんかごめん…?
ut「なら、どうすればいいって言うんだよ…」
小さな音量で、そんな心の声が漏れた。
でもどうでもよかった。俺が抜けて嬉しいんだ。
あいつは意見も何も言わなかった。
意見を言わなくても抜けて欲しい思ってるんだろうな。
だったらどうすればいいんや。俺は。
ci「…それを馬鹿だって言ってるんですよ…」
ut「_______っえ」
チーノの俯いた顔から水が流れていた。
…もしかしてやけど_______
ut「______泣いてんのか…?」
ci「っ!」
見透かされてびっくりしたのかすぐに腕を
目元まで持ってきて擦る。
やっぱ泣いてるんや…。でも、なんで?
ci「馬鹿にしないでくださいよ!!」
ut「?!」
また急に大声。でも、さっきとは違う怒りで…
ci「さっきも僕に謝りましたけど!俺に謝らずにシャオさんに謝って欲しかったです!!!」
ci「どうすればいいか?!そんなの自分で考えてくださいよ!」
ci「…もう、嫌なんですよ…。」
……。チーノは怒りながらも泣いていた。
俺への説教はやまず、それでも涙は堪えながら。
でも、一つ気になることがあるんや。
ut「もう嫌って…何が嫌なんや…?」
ci「…」
沈黙。答えてはくれなかった。
でも、答えてくれない代わりに
くれたのは_________
ci「______考えてください。」
ut「っ…?!」
笑顔でそう言われた。でも…
悲しくて、今にも崩れてしまいそうな笑顔。
そうしてチーノは帰っていったが
そんな顔や言葉に俺は何も言えずにいた。
ut「……。何を、間違えたんだろう…?」
震える唇。目のふちが熱い。
流れる涙。絞り出した声。
多分、きっと何もかもが、
ダメだったのかも_______________。