はい、どーも。
続きです!
⚠太宰さん鬼畜ヤンデレ
中也ちょい可哀想&結構病んでる
大丈夫な方はお進みください((
嘔吐、自傷表現アリ
首領の電話から太宰の声がする。
ただ、其の声は怒ッている様で、
かなり不機嫌だッた。
首領が外に出て、電話を続ける。
ただ、其の声は中まで丸聞こえだッた。
森「実は、中也くんが自殺未遂をしてね。」
森「少しでいいんだ。君の名前を呼んでいたし、
会いに来て呉れ…」
そう、首領が太宰に云う。
そして、俺の中にも、
“太宰が俺を心配してくれるのではないか、
会えるんじゃないか。”
そんな考えが浮かぶ。
ただ、太宰の言葉は非情だった。
太宰「はァ?なんで私が
蛞蝓のお見舞いなんて
行かなきゃいけないの?」
太宰「態々敵対組織の、
しかも“大ッ嫌い”な
“元相棒”に会わなきゃいけない
理由が見つからないんだけど?」
ガツンッと、頭を殴られた感覚。
そりゃ、そうだ、そうだよな、
太宰は俺が嫌いで、
だからお見舞いなんて来てくれないし、
俺の事を心配するしてくれない。
森「其処をなんとか…頼めないかい?」
首領が太宰にまだ頼む。
ただ、
其の次の言葉で俺は本当にどん底に落ちた。
太宰「大体何で中也が私に会いたがるのさ。」
太宰「普通に気持ち悪いんだけど…」
太宰「自殺未遂なら
死ねば良かッたんじゃない?」
其の言葉に、本当に頭が真ッ暗になる。
何やッてんだ俺。
“死ねばよかッた”
之は、
俺が昔太宰に云ッた言葉其のもので、
俺が悲しむ資格なんてねェ。
其れでも、
心がナイフで突き刺されたように痛かッた。
気持ちが悪い、死ねばよかッた、大嫌い、
其の言葉は紛れもない太宰の本心。
止めたくても
止まらない涙が目から溢れる。
怒ッた姐さんが外に出て太宰に文句を云う。
尾崎「小僧!
流石に其れは云い過ぎじゃろうて!」
太宰「何?姐さん。
私は本心しか云ッてないよ?」
尾崎「ッ〜〜〜!貴様!!!」
ガチャッ
何故かはわからない、俺は部屋の鍵を閉めた。
森「ッ!?中也桾!?」
そんな言葉が聞こえた気がした。
嫌だ、嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
太宰に嫌われた、嫌われてる、
太宰にとッて
俺はなんの価値もないただの元相棒
太宰が好きなのは俺だけで、
俺、俺は、太宰、太宰に…、
“普通に気持ち悪いんだけど…”
“死ねばよかッたんじゃない?”
“大ッ嫌い”
『あ゛、ぁぁぁ、』
『あ、俺、、俺…』
森「中也桾!?大丈夫かい中也桾!?」
尾崎「中也!?扉を開けておくれ!!」
外で二人が何か云ッている。
でも、そんな事も考える暇はなかッた。
『ぁ…ぁ、だ、太宰…おねが、捨てないで、』
『やだ、おいてかないで、
捨てないで、お願い、嫌わないで、
やめて、いや、や、いやだ、』
『あ、太宰、だざ、太宰、
や、いやだ、ぁ、お願い。
やだ、おいてかないで、
ひとりにしないで、』
扉にもたれ掛かり、
独り言のように其れをつぶやく。
でも、
その内とんでもないほどの
吐き気が襲ッてきて
『ヴォエッ、オェッ…、ゲホッ、
う、ぁっぉえっ、お゛ェ゙ッ、
げぼっ、ヴォエッ、ケホッヴォエッあ゛ォエッ、げほッッホ』
ビチャッベチャッビチョッビチャリッ
どんどん床が汚れていく。
それを罪悪感が湧いて、
死ななきゃ、死にたい、
切らなきゃ、切りたい、切らなきゃ、
其れしか頭になくなる。
でも、吐き気は収まらなくて、
どんどん吐いてしまう。
『も、やだゲッッホぅヴォエッッ…
しにた、い、消えたいよぉ…』
『う゛ぉえっ…、げほっ、
ぅ、ぁ、きら、なきゃ、切りたい、
やだぁ、死にたいよぉ、
やだ、もう、消えたい、
ゔ、お゛ぇェ゙ッゲッッホ』
涙がポロポロこぼれる。
床は汚れる。
カッタァがないから
腕を思いッきり爪で引ッ掻いた。
そのせいで、血も出てきて、
爪も床も血だらけで、
でも吐き気も止まんなくて、
もうやだよ…苦しい、
死にたい、消えたい、やだ、
尾崎「中也!?中也大丈夫かえ!?」
森「中也桾!扉を開けてくれ!」
二人の声が、だんだん遠くなッていく。
そのまま、俺は気絶した。
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