フワ「ー?ーー。」
ケンモチ「ーー!ー?」
アユ「ーー!?ーー!!」
クズハ「ー!!ーー?!」
カナエ「ーー。ーー?w」
イブラヒム「ーーwwーー?!w」
私の幼馴染はあゆを入れて6人いる。
君も幼馴染じゃないの?___
いやいや…幼馴染だけど1人で自称親友って言ってるだけだけどね。
仲は深くもなく浅くもない…まぁただの親友ってとこかな
あの中に何で混ざらないかって?
そりゃああの中に行っても空気扱いされるだけ。
もう嫉妬する気も失せるよ…する気なんて無いけど。
あゆ以外の幼馴染達があゆの事を好きって分かり始めたのは
昔のある日のこと______
(※主人公達は高校生だと思ってください)
そう私が中学生の頃。
学校で本を読んでいた時
フワ「なぁ〜香代〜?」
『なに?不破。』
フワ「香代ってあゆの好きな人って知っとる?」
『…』
『知らないけど…何でそんなこと聞くの?』
『不破ってあゆの事好きなん?』
フワ「ありゃ?バレた?w」
『そんなん聞かれたら好きってわかるわ』
フワ「にゃは〜知らないならいいわ〜。ありがとうな香代!」
『うん。』
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ある日の放課後
『あ。イブラヒムじゃん』
『…』
イブ「あ〜香代じゃん?どした?」
あゆがいつも飲んでるジュース片手に言ってきた。
何か嫌な予感する…
『イブラヒムってさ…そのあゆがいっつも飲んでるジュース…』
『甘ったるくて嫌いって言ってなかったっけ?』
イブ「あぁ〜……」
「何か〜好きな人の好きな物真似したくなる事ってあるじゃん?それかも」
何か逆に笑えてくるわ
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学校帰り。
その日はあやは委員会があったからしょうがなく私は剣持と帰った。
その時ふと思った。
剣持絶対にあやの事好きじゃね?ってだから帰り途中に聞いてみようと思った
『剣持?』
『少し聞いてもいい?』
ケンモチ「なに?」
『剣持ってもしかして』
『あやの事好き?』
ケンモチ「ブフォア!…ゲホゲホッ…きゅ、急に何言うんですか!?」
剣持は顔を真っ赤にし急に飲んでいたお茶を吹き出しながら言ってきたから
思わず
『え。きったなw』
と言ってしまった。その後ちゃんと謝ったけど剣持は
ケンモチ「…ってかまず何でそんな事聞いてくるんだよ!?」
『……』
『まぁ…女の勘?って感じ。』
ケンモチ「ふ〜ん…?」
危ッッッッッねぇ…何とか女の勘とか言っといて紛れたけど焦ったわ笑
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家で一人寂しくゲームをしていた時。
リビングで叶とあゆが2人っきりで喋っていた。
叶は必死にあゆを惚れさそうとしているがあゆはいわゆる無自覚ヒロインであるので「ありがとう!」や「叶の方が○○だよ!」など返事を返され話が進んでいないことが後ろで見ていた私は笑ってしまった。
『どんまい叶…w』
カナエ「本当に思ってる?wありがとう香代。」
あやの事が好きなのがバレバレだったが言わないでおいた。
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体育の時間バレーをやっていた所足を捻ってしまった。
周りからは心配されることは無く保健室にそそくさと行った。
『失礼しま…す、?』
その時丁度保健室の先生が居なかった。
窓から風が吹いてきてベッドのカーテンがふわっとまくれ上がった。
白い髪。見ていたら引き込まれそうな赤黒い瞳。
それを見ただけで葛葉だと分かった。
『またサボり中ですか?葛葉サン』
クズハ「なぁ〜んだ香代かよ…で?何で保健室に来てんの?怪我? 」
『いや足捻ったから湿布貰いに来ただけ。』
『湿布の場所とか知ってたりする?』
クズハ「あぁ〜あそこの棚の上から三段目にあるぞ」
『ありがと……何で場所知ってんの?』
クズハ「あやに前湿布貼ってもらてな…//」
もしや……
『あやの事好きでしょ?…葛葉。』
と口から出てしまった。
そうしたら葛葉は顔を真っ赤にして布団に潜り
クズハ「ぅっせぇ……/////」
と言ってそのまま黙り込んでしまった。
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これを知ってから私の人生は変わったよ。
私はあやの親友だから何もかもダメなんだって分かっちゃったから……
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝10♡
コメント
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ハァアア!好き! この作品私の好きが詰まってるんだが、!? うさぬこちゃん天才かよ( TДT)