ttごめんね
こわかったよね
いたかったよね
俺が守らないといけないのに
なんでttばかりこんな目に合うんだろ
泣いている
ttは神様に愛された人なのに
tt、本当にごめん
tt
…tt
noが気づいた時には、壁際にノビていたはずのユウと呼ばれる男が立ち上がっていた。
手には刃物。
蛍光灯が激しく点滅し、消える。
「!!ttさ、、、!!」
再び点灯した時には、ユウはttの懐に飛び込んでいた。
「…え」
「……ッッッ!!!」
「jpさんッッッ!!!!」
urがユウに飛びかかる。
勢いよく押し倒され、タガーナイフが音を立てて床に落ちた。
jpが音もなくずるずると倒れていく。
温かくぬるりとした感覚に手を見ると、今の今まで抱きしめていたjpの鮮血が、ttの手を濡らしていた。
「、、、!、jp!!、jぁpッッッ!!」
みるみる青ざめjpに縋り付くtt をyaが引き剥がした。
「tt落ち着け!!noさん!!」
言うよりも早く、noはjpの処置に取りかかろうとしていた。
側腹部から真っ赤な血がじわじわと流れてくる。
止血を…!
救急に通報するya に抱き抑えられているttは、yaの震える声を聞きながら、涙の向こうに倒れるjpを見つめるしかできずにいた。
「jぁp……」
「yaくん手を貸してください。ここをゆっくり持ち上げて。そう、そのまま。…tt さん、あなたまで倒れられても面倒見れません。しっかり気を保って」
「urさんはそいつを」
ユウは力なく天井を見ている。
今すぐ殺してやりたい、怒りで荒くなる呼吸と震える腕を必死で抑えながら、urはユウの襟元を掴んでいた。
「てめェ、、!」
「…あれ、きみ、一度会ったことあるね。 前もこうして睨まれた覚えがあるよ、きみのせいで捕まったんだよね」
「だまれ、、!自分が何やったかわかってんのか、、!」
「…jpが自分で刺されに来たんだよ。…俺は金髪の彼を狙ったんだけどな」
「jpに俺を残したかったから」
「意味わかんねーよ!」
「…jpの大切な彼を俺が殺す。そうすればjpは俺を忘れないでしょ?」
鈍る皮膚感覚。
感情が暴走する。
jpの灯火が、消える。
「…ur、どいて」
urが見上げるとttがそこにいた。
「俺がこいつ殺すわ」
光を失った黄金色の瞳が、冷たく見下ろしていた。
コメント
3件
あれ、これほのぼのノベルって聞いたんですが🙂??🦖さんがドスられてしまいましたか、はい!癖です😌