テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
緑×黄
先生のよわいとこはどこ?
👑「っ、ッ〜〜っ♡♡…、」
言葉にならない喘ぎ声を漏らしながら本日何度目かの絶頂を遂げる。
骨張った男子高校生らしい腰を綺麗に反わせて、とろんとした目でこちらを見つめてくる姿はなんとも心臓に悪い。
フィルムに写された肌と肌のぶつかりが実に扇状的で、なんとも言えない高揚感に溺れそうになる。
🍵「…」
👑「っ、♡…、っすちせんせ、♡きもち、ぃ?」
🍵「うん、きもちーよ」
👑「ぅほんま、?」
🍵「うん、」
👑「、…んぅ、すちせんせぇ、」
🍵「なあに、?」
👑「こっちきて、っ」
そう言ってただでさえ無防備な格好のまま腕をコチラによこしてくる。
机に垂れた綺麗なグラデーションのサーモンピンクが、少し汗ばんだ首元が、蛍光灯を反射させてうるうると輝く瞳が、
どうしようもなく俺を引き付ける。
👑「…、せんせ、っ」
🍵「どしたの?今日は甘えた、?笑」
そう言ってから額に優しく唇を落とす。
軽く、でも重く、しつこく、何度も、
👑「ん、っぅ…あまえたじゃない、」
「すちせんせのよわいとこみつけるのっ!」
🍵「…え、?」
👑「いっつも、きもちされてばっかだからっ、おれがきもちよくしたい、。」
🍵「もう十分気持ちいよ、?」
👑「ぅ、〜っ、…そゆのいいからっ、」
「なんかないん、?よわいとこ、」
🍵「え〜、…」
👑「…くびとか、せなかとか、あたまとか」
🍵「…それ全部君の気持ち良くなっちゃうとこじゃん笑」
👑「んなっ、ッちがうっ、!(照」
🍵「え〜、笑」
👑「ん、っ♡…だめ、っはなしそらすのやめてっ、!」
🍵「ありゃばれた、」
👑「ぅせんせ、おれによわいとこばれたくないの、?」
🍵「そりゃ、好きな子の前ではかっこつけたいからね」
👑「…、そゆとこ、ずるい 」
🍵「…ふふっ、かわい、」
👑「でもだめ、教えてくれるまでぬかないっ、」
🍵「それは別にご褒美だけどね笑」
👑「、すちせんせのセクハラ教師、」
🍵「あ、そゆこと言っちゃうんだー笑」
👑「ぅ、♡ぁやだ、っぬいちゃだめ、」
🍵「だめなの?笑」
👑「だめ、つながってたいの、」
🍵「ふふっ、俺のこと好きだねえ、」
👑「…そんなの、あたりまえ。」
「好きでもない人とこんなことせん、」
🍵「こんなことって、?」
👑「…いじわる、いわせんといてよ、」
🍵「わかんないんだもん、笑」
「こんなことって、どんなこと、?」
👑「…、きもちいこと、」
🍵「…具体的には?」
👑「いわない、」
🍵「え〜?なんで、笑」
👑「…せんせいがよわいとこいってくれるんならええよ、っ」
🍵「…後で言うから先に言って、?」
👑「ほんま、?!」
🍵「ほんと、君には嘘つけないからね」
👑「ぇへ、…えっとねえ、きもちいのは、」
「すちせんせとちゅーしたり、あたまなでてもらうときもちいよ、」
🍵「…ぬるくなーい?それだけでいいの?」
👑「…すちせんせのでいっぱいされるとおかしくなっちゃうくらいきもちい、」
「せんせのこえだいすき、こしがかってにうごいちゃう、」
「てもすき、お腹撫でられると、じくじくして、せんせのことしか考えらんなくなる、」
🍵「…、えっち」
👑「まだあるけど、っせんせいのばんやよっ、!」
「よわいとこっ、!」
🍵「…今職員会議中なの知ってる?笑」
👑「へ、」
🍵「毎月第二水曜日は職員会議により部活動停止、もちろん水泳部も野球部も。」
👑「…、うん」
🍵「でも最近会えてなくて寂しかったって君が言うから、いるま先生に話通してサボって君といるの。」
👑「…ぅん、」
🍵「もうわかった、?」
👑「…わかんない、けどうれしい、かも、」
🍵「…俺は君が弱点だよ、君にお願いされると断れないし、どうしようもないくらい君しか見れない」
👑「…、(照」
🍵「あ、顔隠しちゃダメ」
「ね、見せて、俺君の照れ顔も弱点だからさ」
👑「…、そんなのよわいとこじゃなぁいっ、」
🍵「ええ、俺めちゃめちゃ君に弱いんだけどなあ、笑」
👑「…、ほんまに、?」
🍵「ほんと。大好きだよ、」
👑「…、おれもだいすき、っ」
風にたなびくカーテンと夏らしいカンカンと照る太陽の光のもとで、嘘みたいに愛おしい君と、馬鹿みたいに熱く、よわくなった。