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キミのため

3 - 第2話

♥

365

2024年08月25日

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どもも!

第2話です!


本日R短編あげる予定ですので、お楽しみに!


てなわけで、

LET’S GO!!









Y side


あれから1週間が経った。

urくんは、朝だけ教室にいることが分かった。授業はまともに出てない。成績大丈夫なのかなって思ったのも束の間。

小テストでは満点。ちょっと引っかけの読解入れてみたのになぁ、、満点取られるのは教師として嬉しい反面、少し悔しい。


…成績的には十分難関大学も合格出来るレベルなのに、なんでサボるんだろう。

授業に出てくれれば、なんでも相談受けるのに。



y「urくん、いる?」



今日もめげずに屋上へ行く。きっと、また帰れって言われるだろうけど。

でも、俺も本気だから。



u「…また来たの?帰れよ」


y「ねぇ、1回でもいいから授業出てみようよ」


u「先生なら俺の成績知ってるだろ?」


y「知ってるから来てるの。このままだと授業点1で留年になるよ?」


u「…先生だろ、どーにかしろよ」


y「…じゃあさ、放課後の2時間教室で俺と勉強する」

「俺が校長に掛け合って、それで授業点を決めるようにしてみるから、」


u「校長がいいよって言わなかったらどーするんだよ」


y「真面目に授業出てもらうしかないね」


u「……考えとく」




最近新たに分かったことがある。

urくんの悩みは親の事なんじゃないかなって。

今みたいに、自分のことは分かりきってる感じがする。だけど、”留年”の一言にかなり過敏に反応してた。

ということは、”親からの反応”がurくんを悩ませてるんじゃないかな。

それか、”親からの期待”とか”親との比較”とか?


有名人の親を持つ子供の気持ちなんて、今まで考えたこともなかった。

世の中にはこんな子もいるんだと、俯瞰してた。


いざこの問題に直面して、どう対応したらいいのか、どうやったらこの問題を解決出来るのか、俺には分からない。



y「授業はじめるよー」


生徒「ya先生だー!」

「国語だりぃ、」

「え、今日の授業論理だから私得意!」



教室に入れば、色んな声が飛び交う。

…urくんならどんな反応をするのだろうか。

寝るかな、それとも真面目にノートとってくれるかな。



生徒「ya先生?」


y「ん、?あ、ごめんごめん。じゃあ論理文の読解のポイントを教えるね」



ダメだ。

俺は教師。生徒の未来を明るく照らすためのサポートをしなければならない。俺がこんなんじゃ、生徒の見本になんてなれない。





y「校長、1つ提案があるんですけど、いいですか?」



放課後、urくんに提案した案を校長に提示してみた。



校「あぁ、いいんじゃない?でも、評価をつけるのはya先生の責任だよ」



仮にも、俺はurくんのクラス担任。そんなのは覚悟してる。

全ての教科を教えるのは少し手間だけど、周りの教師に手を借りよう。



教師として、urくんの未来を明るく照らしたい。その糧となれるのであれば、俺はそれでいい。


キミのために、俺は卒業まで付き合うよ。










はい。


次回からuさん視点も挟んでいけたらなって思ってます!

※実は保存出来てなくて後半部分書き直しました((


それじゃ、♡や💬お待ちしております!


じゃねば~い!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

見るの遅れたんですけどちょ~最高 です🥺💞 分かります。私も寝落ちしてて気づいたら最初からってこと何回もあります😌

ユーザー

心配____… 教え_______… なんか色々考えちゃって 次がめちゃくちゃ楽しみ✨️ 保存できてない時まじで萎えるよね、 わいは何回同じ誤ちを繰り返したか…

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