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翌朝
青「…とりまほとけは病院行ってみる?」
桃「おー…それありだね」
青「でも、病院嫌いそうやなぁ」
桃「ド偏見やないかい」
青「すぅぅ…」
青「ほとけーーーー!!」
水「?」
青「病院行くで!」
水「スゥーッ…」
水「…にげる」
黒「w」
桃「多分注射はしないし、ね?」
水「帰りにシュークリーム買ってくれるなら良いよ」
桃「か”わいいかよぉ”ぉおお…」
青「黙れ変態」
桃「ありがとう」
青「…まぢかよ」
桃「じゃあ、俺といむでちょっくら病院行ってくるわ」
青「んー…りうら達って勉強どこらへんまで出来とるん?」
赤「わかんないけど…小さい頃部屋に閉じ込められてよくやらされてたから」
青「よぉし、じゃあ勉強会!」
黒「じゃあ初兎と俺は筋トレ!お前の体じゃ学校行けへんぞ」
白「…病弱なんだよ、ったくぅ…」
青「ってことで、それぞれどうぞ〜」
桃side
桃「よーし、はい車乗って〜」
水「うぃー…」
桃「…もうシートベルト要らんやん」
水「w」
桃「うるか」
水「はぁ、やだよぉ…」
桃「まぁまぁ!」
病院
看護師「内藤さーん!」
桃「あ、はぁい」
ガラガラ
桃「はい、椅子座って」
水「ん」
医者「今日はどうされましたか?」
桃「えぇっと…話しにくいのですが」
医者「はい、なんでもどうぞ」
桃「この子、不思議な力を持ってまして」
医者「?」
桃「人の年齢を自由自在に操作できるんです、俺も3日前程は26歳だったのですが…今、推定16歳」
桃「この子は元々3歳だったのに、いつの間にか13歳」
医者「ほほぅ…それはかなり人間関係に影響が出ますな…」
医者「私も、聞いたことがあります。」
桃「!」
医者「神霊子症候群です」
桃「神霊子症候群…?」
医者「はい、神として祀られた者から授かる能力を持った子のことを指します」
医者「年齢・時間・他の人の心を読み取る・未来予知などなど…」
医者「いろんな力をそれぞれ授かるんですね」
桃「ほへぇ…」
医者「薬というものはございませんが、一ヶ月に一度神社に行くことをおすすめしますよ」
桃「よかったね、注射しないってw」
水「うん!」
桃「ありがとうございます、これでなんとかなりそうです」
医者「いえいえ、これからも頑張ってくださいね」
桃「神霊子症候群…」
桃「むずかしいよぉぉおおお」
水「ソダネ」
桃「いむは絶対1ミリもわかってないでしょ」
水「うんw」
桃「よぉし、このまま神社行くぞー!」
水「おー!」
青side
青「はい!まずはこのプリントから、分からないところがあったら聞いてな」
赤「はーい!」
赤「できたよぉ」
青「!?」
嘘やろ、中2の問題をノーヒントで解いた…
青「しかも全部合っとる!?」
赤「?」
青「りうら相当頭ええで」
赤「やったー!」
青「んー、でもこの式はちょっと効率が悪いから…」
赤「わ!かんたぁん!」
青「これがまろの力よ!」
赤「よぉし、じゃあまろも復習しよ!一緒に〜」
青「ええで」
赤「???」
青「どした?」
赤「ここの漢字がわかんない…」
青「あは、w漢字が苦手なタイプか」
青「漢字は意味をよぉく考えれば簡単やねん」
青「だから、」
赤「あ、なるほど!」
赤「ありがと!ニコッ」
青「う”…」
赤「?」
青「な”なんでもない…ッ…」
赤「そんな感じはしないけど?」
青「俺もないこ化しとるんかな…」
赤「まろはまろだから大丈夫!」
青「あ”ー…さよならバタッ」
赤「ちょ、!?」
5分後
青「パチッ」
赤「もー、なんで気絶したの!」
青「ついついw」
赤「ついついでそうはならないでしょ!w」
赤「ねぇまろ?」
青「?」
赤「重い話になるんだけど…さ、聞いてもらっていい?」
青「ええで、」
赤「…りうらの中にある記憶を話すね」
青「おん」
赤「りうらは、小さい頃いっぱいお母さんとお父さんに愛されてた」
青「…」
赤「でもね、ある日二人共事故で死んじゃったんだ」
赤「それで、りうらの家に仕えてたメイドさん達が育ててくれたの」
青「お金持ちやねw」
赤「うん」
赤「でも、やっぱりりうらは不幸だった」
赤「結局その家も誰かに燃やされた」
赤「りうらは逃げてって言われたんだ」
赤「逃げた、すっごい逃げた」
赤「森の中にポツンって建ってたから、夜は怖かったし」
赤「裸足で逃げてきたから、足が痛かった」
赤「そしたらね、お兄さんが出てきたんだ」
赤「こっちにおいでって言った」
赤「だから着いていった」
赤「お兄さんの家は、人の死骸だらけだった」
赤「怖かった、苦しかった…りうらもこうなるんじゃないかって」
赤「でも、御飯もなんにもなかったから逃げられなかった」
赤「1年くらい経った日に、床から音がしたの」
赤「だから、行っちゃダメな地下室に行った」
赤「そこで、いむしょうに会ったんだ」
青「!」
赤「ほとけっちは泣き叫んで、初兎ちゃんは息苦しそうに倒れてた」
赤「お兄さんは、どこか行っちゃった」
赤「多分ほとけっちの能力で小さくなったんだと思う」
赤「どこに行ったかは分からないけど」
赤「チャンスと思って、りうら達はもっと逃げた」
赤「森の中でなんとか生きてた…けど、山火事が起きた」
赤「降りて、ご飯がいっぱい並んだお店を見つけたんだ」
赤「そこでまろに出会ったの」
青「…」
ぎゅーっ
赤「!」
青「よぉ頑張ったな、りうらは偉いよ」
赤「っ…グスッ」
赤「う”ぅっポロポロ」
赤「りうらは、不幸な人間だからっポロポロ」
赤「皆も、いつかこうなるかもしれないのに…ポロポロ」
赤「拾ってくれたから、グスッ」
青「…(撫」
青「大丈夫、りうらの不幸なんてぶっ飛ばしてやるよ」
赤「ぅん…」
青「よし、じゃあ勉強は一旦終わり!遊ぼ?」
赤「!」
赤「うん!」
黒side
黒「よし、まずは腹筋!」
白「むり…」
黒「無理やない!」
白「う…いーち…にーぃ…さぁん…」
白「しーぃ…ごぉ…ろ…く…」
白「な、な…は…はちっ…きゅー…」
白「じゅう…バタッ」
黒「ちょ、初兎!?」
白「はぁ…はぁッ…」
黒「10でへばっとるし…」
黒「じゃあダンベルやる?」
白「だんべる?」
黒「ほい、まずは1kg」
白「ぎゃっ、重…」
黒「それを上げ下げする!」
白「ふ、ん…よいしょっ…」
黒「お、1kgできとるやん」
黒「じゃあ次は2kg!」
白「わっ、!?」
白「お、おんも…」
黒「今日は5kgまで持てるようしよ!」
白「…げ」
黒「よぉし行くでーー!」
1時間後
白「あ”ー…疲れた…まじ死ぬ…」
黒「でも結構腕の筋肉はついたんちゃう?」
白「けほっ…けほ…」
黒「…んー、やっぱ弱いんやね」
白「でも、」
黒「?」
白「楽し、かった!」
黒「!」
黒「そっかそっかぁw」
黒「じゃ、俺達もあそこの勉強会まじるか」
白「勉強?嫌なもんだらけ…」
黒「捨てられた時よりかは楽やろ?」
白「…おん」
白「おぉいりうちゃぁん」
赤「あ、初兎ちゃん!どうだった?」
白「タヒぬかと思った」
赤「おー、おつかれ」
白「目、腫れてない?」
赤「嘘っ、!?」
白「…困ったら言ってな」
赤「…うん」
青「いい子に育つんだぞ」
黒「俺等が育てるんやけど」
青「あぁ、そうだわ」
え、なんか意味不。
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コメント
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神作あざますッ!