テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
386
#お友達探し
けいか🎼
1,569
꒰ঌ甘咲ぬな໒꒱🍭
2,943
38
休日の午前中。
「……ふぁ〜ぁ……みんな、おはよう〜……」
すちがパジャマのまま、少し眠そうに目をこすりながらリビングへ降りてきた。
いつもなら一番に起きて、みんなの朝ご飯やお茶を用意してくれているすちだが、ここ連日は動画編集や曲作りで少しお疲れ気味だったのだ。
すちがキッチンへ向かおうとすると――
「あ!! すっちーダメー!!」
LANが素早い動きですちの前に立ちふさがった。
「え〜? なに〜らんらん……?」
「今日はね! いつも頑張ってるすちちゃんを『全員で甘やかして休ませる日』なの! だからキッチンに入っちゃダメ!」
「えっ……?」
ぽかんとするすちに、ソファからみことが走ってきて、すちの手を優しく引っ張った。
「すちくん、こっち座って〜? 自分、すちくんのために美味しい温かい紅茶淹れたんよ!」
「みことちゃん……?」
ふかふかのソファに腰掛けさせられると、右隣にはこさめがピタッと密着。
「すちくん、はい! ふわふわクッションとブランケットだよ〜! 寒くない〜?」
「ありがとうねぇ、こさめちゃん……」
「ほら、すち。口開けろ」
左からやってきた暇72が、一口サイズにカットされた焼きたてのフレンチトーストをスプーンですくって差し出してきた。
「えっ、ひまちゃん……あ〜んしてくれるの〜?」
「うるせぇ、今日くらい大人しく甘やかされてろ。……ほら、あーん」
「あ〜ん……ん、美味しい〜♪」
すちがふんわりと嬉しそうに目元を緩めると、暇72がそっぽを向きながら「……なら良かった」と小さく呟く。
「すっちー、肩凝ってないか? 俺が揉んであげる」
後ろからトコトコやってきたいるまが、すちの肩をトントンと優しく叩き始めた。
「わぁ、いるまちゃん上手だねぇ〜……すごく気持ちいいよぁ」
「いつも俺たちの面倒見てくれてんだから、たまには俺らに頼れよな。……ほんと、無理すんだからお前は」
普段は口の悪いいるまの、不器用で温かい気遣い。
そして、目の前ではLANとみこととこさめが「すちちゃん、次は何食べたい〜?」「クッキーもあるよ〜!」「お膝乗ってもいい〜?」と、代わる代わるすちの機嫌をとろうと大騒ぎしている。
「ふふっ……」
メンバー5人からの大渋滞した愛と過保護に包まれて、すちは心底幸せそうに、いつものふわふわとした笑顔を咲かせた。
「みんな、ありがとうねぇ。……俺、シクフォニのみんなと居られて、本当に幸せだなぁ」
すちのその一言に、5人の顔が一瞬でパッと明るくなる。
「すちくん大好きーー!!」
こさめとLANが抱きつき、みことが「自分も〜!」と横から抱きかかえ、治安悪い組の二人も「……たく、大袈裟なんだよ」と言いつつ、優しくすちの頭を撫でた。
6人の笑顔と、どこまでも温かい空気が、ぽかぽかのリビングいっぱいに満ちていくのだった。
コメント
1件
( ˘ω˘)スヤァ…から一転、朝から過保護に甘やかされるすちちゃん尊すぎた〜〜!!😭💕💕 「キッチンに入っちゃダメ!」ってLANちゃんが立ちふさがるところ、こさめちゃんが密着してクッションとブランケットをセットしてくれるところ、全部がもう“愛の大渋滞”すぎるww 特にあ〜んする暇72ちゃんのツンデレ具合がたまらんかった…「うるせぇ、今日くらい大人しく甘やかされてろ」って台詞に「……なら良かった」の小さな呟き、エモすぎて倒れた🥺💘 普段口悪いいるまちゃんが不器用に肩もみしてくれるシーンとか、もう泣くしかないでしょこの温かさ…6人のほっこり空間、ずっと見てられる〜〜!!🍀💚