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116 - 第5章 試される想い 第116話

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2025年09月10日

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「……でも」

律は言葉を区切り、少しだけ視線を上げた。


「どうしても、ほっとけないなって思う人は……出来たかもしれないです」


その声には迷いが混じっていたが、どこか温かさも滲んでいた。


琴音は静かに微笑んだ。

「律くんがそう感じるなら、それはもう気持ちが動いてる証拠よ」


「……気持ちが、動いてる」


律は呟き、自分の胸に手を当てる。

胸の奥でざわめいているのは、確かにこれまで感じたことのない感情だった。


琴音は柔らかい眼差しで続けた。

「大事なのはね、自分の心から目を逸らさないこと。ちゃんと向き合ってあげて。その人にも、自分にも」

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