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「はぁ…」
Coe.は大きなため息を1つ吐いた。
「どうしたの?今日ずっとため息ついてるじゃん」と後ろの席から声がした。
Coe.は頭を抱えながら
「この気持ちはどうしようも出来ないのだ…」そう答えた。
くには意味が分からず、頭の上にハテナを浮かべた。
「どういう事…?」
「恋をしてしまった… 」
教室に響き渡るような大きな声で
「嘘!!!!????」と驚いてしまった。
あいにく先生に怒られてしまった。
「誰々?」
反省する事も無く、目を輝けせながら、Coe.に問いかけた。
「秘密〜」
Coe.はニヤリとした顔で、囁いた
「も〜!」
ほっぺを膨らませながらいじけた。
放課後
部活がある生徒が居れば、下校する生徒もチラホラ居る。
だかCoe.は委員会の集まりがある為、すぐには帰れなかった。
「だーるーい!!!」
やっぱりダルかったそうだ。
子供かのようにジタバタしながら文句を言った。
「まぁまぁw」
子供をあやすお母さんの様にくにCoe.の頭を撫でた。
「そういえばCoe.ちゃんってどこの委員会にしたの?」
「ちむ?ちむは放送だよ!」
元気よくそう答えたCoe.にくには「ぽいわ〜w」と答えた。
「じゃあ私はこっちだから!」
どうやらくには自分の委員会の教室に着いたらしい。
Coe.の教室まで後三分くらいかかる。
Coe.はスマホをいじりながら歩いていると、誰かにぶつかった。
「すみません!すみません!すみません!」
焦って謝り顔をあげるとそこには、Relu先輩が驚いた様な顔して立っていた。
「はぁ⤴︎すみません!」
Coe.は何度も謝った。
「気にせんでええよ!」
と優しく微笑んだ。
だが、Coe.は顔をあげる事が出来なかった。
なぜなら……顔が真っ赤だから!
ぶつかったから?優しい微笑みを見たから?いいや違う。
ぶつかった時Relu先輩の胸が当たってしまったから!!柔らかk…
「Coe.ちゃん…?」
「ふぇ⤴︎!?」
なんで名前を…?と頭の中はぐるぐるし始めた。
「あっあの!すみませんでしたぁ!!」
Coe.は耐えられなくなり、その場を逃げ出そうとした。だが「待ってや!」と手首を掴まれてしまった。
「ハヒィ!?」とおかしな声が出てしまった。
「委員会後正門で待っててくれへん?」
Relu先輩はキュッルキユッルした目でそう誘ってきた。Coe.は限界値を足したのか、はい!!と一言を残して、去っていった。
Coe.は委員会に遅刻し、担当の先生に怒られてしまった。でもCoe.は怒られても何も動じ無かった。だってRelu先輩に会えたもん!と心の中で呟いた。
委員会では自己紹介や希望した理由、仕事内容諸々を話し、話されたが、何一つ覚えてない。Coe.はRelu先輩が言った「委員会後正門で待っててくれへん?」にはどう言う意味があるのか、Coe.の頭をずっと過ぎっていた。鼓動が高まる中、委員会も終盤に近ずいて来た。
「ふぅはぁふぅハァハァハァハァ」
Coe.は過呼吸になるくらい息を吸った。
「え?大丈夫…?」
委員長に心配されたが。
委員会は終わり、全委員は一斉下校をした。
Coe.は時間が過ぎれば過ぎるほど、早くなっていく心臓の鼓動と共にRelu先輩を待っていた。
「Coe.ちゃん〜!!」
元気よく自分の名前を呼ぶRelu先輩の声がした。
「れッRelu先輩!///」
「ごめんな待った?」
無意識なのか、Relu先輩は上目遣いで謝って来た。
Coe.は心臓に何か刺さったように心臓が痛かった。
「待ってません!全然!はい!」
「良かったわ〜ニコ」
太陽が輝いたくらいの素晴らしい笑顔にCoe.の鼓動はまた早まった。
「あのどうしてちむを待たせたんですか…?」
Coe.は何か話題を作るために話題を振った。
「ん〜Coe.ちゃんと仲良くなりたいなって思って!」
可愛い理由ツ!
「そっそうなんですね!」
Coe.は挙動不審になってしまった。
Relu先輩と雑談している内にRelu先輩の目的の場所に着いたらしい。
「え…」
Coe.は声が出なかった…
名前/水野 Relu
年齢/18歳
家族構成/父、母、姉