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椅子に座りながら机に寝そべるようにだらける
そんななか扉が急に開き、声がした。
霊圧から既にここ来とった事も知っていた。
けど、着くのが少々早いんとちゃうの??
「また、仕事サボってんのか?真子??」
隊長でもなく、ひよ里みたいにハゲシンジでもない。
高校の時はまだ苗字で読んでたなぁ、とか考えは頭の端っこに投げといた。
男らしい喋り方、それでも可愛く思ってしまうのはなんでだろうか。
「なんや、一護どうしたん??」
「珍しぃなぁ、こっち来るなんて」
一護は髪を下ろしたままで、いつもの死覇装じゃなく、黄色の帯を巻き深緑に近い着物を纏っていた。
「真子に伝えたいことがあってな」
そう言いながら頬を赤らめて嬉しそうに、ニヤッってイタズラをした子供みたいに笑う。
はぁー、可愛い
なんやねんこの可愛さ、さすが俺の嫁やんか…
内心そう考えながらも、出す言葉には少しの愛しさが混ざる。
「言うてみぃ、なんでも聞いたるわ」
その言葉で、嬉しくなったのか近付いて耳元で囁いた。
「驚くなよ…あのな、真子、お前父親になったぞ」
「は…」
音が無くなった部屋に手から滑り落ちた筆の音が響いた。
落とした筆を微笑んで拾う一護。
「.…で、きたんか?」
「うん」
「今日エイプリル・フールちゃうぞ」
「知ってるよ、真子」
口を隠してクフクフ笑う
子供、できた…
「…報告せな!!行くで一護!!」
立ち上がった勢いで一護を抱き抱えて
仕事をほっぽり出して部屋を飛び出して行った。
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平子「俺子供できたわ!!」
雛森「おめでとう、一護ちゃん!!」
白哉「…兄、いつだ。いつそいつと…」
恋次「…え、ひっ、平子隊長と?!いつ付き合ったんだよ!?!」
ルキア「一護殿、本当にソイツ…いや平子隊長殿で大丈夫なのか?兄者もいるぞ…」
浮竹「うわぁそっかぁ、おめでたいね…うん」
京楽「一護ちゃ〜ん、今からでも僕にしない??」
ひよ里「一護こんなハゲシンジで良いんか!?もっとええ男居るやろ!?一護ならそっちでも行けるやろ!?」
浦原「えっ!?一護さんいつ!?いつ、平子さんとっ、えっ?嘘でしょ?なんで!?」
やちる「いっちーおめでとー!!金平糖いる?あげるねー、でねあのねー後で、剣ちゃんがいっちーに会いに行くって!!」
藍染
「…そうか、黒崎一護。君は…いやなんでもない。うん。おめでとう、とでも言っておこうかうん」