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電話が切れてから何が起きたのか理解するまでに時間が掛かって数分スマホを耳に当てたままボーっとしていた。
憲二と付き合ってからこんな事初めてでどうして良いかわからなかった。
……っていうか、何で憲二のスマホ知らない女が持ってるの？
何だかイライラしてきた。
掛けなおしてまたさっきの人が出たら嫌だな……
私は何を思ったか何だか不安で結衣に電話をしていた。
あのカップルは色んな事経験してそうだ。
「もしもし？広子ちゃん？どうしたの？」
「遅くにごめん……」
「結衣、こんな時間に誰だよ？俺達の貴重な時間を邪魔しやがって」
すぐ近くに鬼島がいるみたいで声が丸聞こえだ。
「ごめん、やっぱり何でもない」
「あっ！広子ちゃん切らないで！猛君がごめんねっ猛君っ！ちょっと待ってて！ね？」
「チッ……佐藤かよ仕方ねぇな」
結衣はふんわりした雰囲気だけど言＊＊＊＊＊＊
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