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こんちゃ!!
♡が貰えてうれしいですねぇ(◍ ´꒳` ◍)
体調不良編です!!
設定は第1話をご覧下さい!!
⤴︎︎︎の付け足したんですが、同居してます!!
地雷さんはまたね〜!!
それでは!!いってらっしゃい(◍ ´꒳` ◍)
昨夜、突然の大雨に打たれながら帰った二人。
「大丈夫、大したことねぇし。」と強がっていた元貴だったが――翌朝。
⸻
リビングに降りてきた若井は、ソファでぐったりと丸くなっている元貴を見て目を見開いた。
「おい元貴!?どうした!」
「……別に。ちょっとだるいだけ。」
顔に触れた手が熱くて、若井は眉をひそめる。
「ちょっとどころじゃねぇだろ……!完全に熱じゃんか!」
「うるさい……昨日の雨のせいだろ。……ほっとけよ。」
言いながらも、声は弱々しい。
その様子に、若井は迷わずブランケットを引っ張り出して元貴にかけた。
⸻
「水、ちゃんと飲めよ。」
「……ありがと。」
素直に受け取る元貴を見て、若井は思わず瞬きをする。
普段なら絶対「余計なお世話」とか言うのに。
「……なに?」
「いや、お前が素直すぎてびっくりしてんの。」
「病人にケンカ売るな……。」
拗ねたように顔をそむける元貴。
でも次の瞬間、か細い声で呟いた。
「……そばにいてほしい。」
「っ……!」
その一言に、若井の心臓が跳ね上がる。
⸻
熱に浮かされたように、元貴は目を細めて若井の腕を掴む。
「……一人だと、不安になるから。」
普段見せない弱さと、頼られる嬉しさに、若井はそっとその手を握り返した。
「もちろんだよ。ずっと一緒にいる。」
「……へへ。……安心する。」
小さな笑みを浮かべた元貴の頬は熱で赤く染まっている。
それでも――その赤らみがただ愛しく見えてしまう。
⸻
「薬飲んで、ちゃんと休め。」
そう言ってグラスを差し出した若井。
けれど元貴は、ふいにその手を取って引き寄せた。
熱に浮かされた勢いなのか、目を閉じて――軽く唇を重ねる。
「……!!」
一瞬のことで、若井の思考が真っ白になる。
「……ありがと。……若井が、いてくれてよかった。」
熱で掠れた声が、やけに真っ直ぐで。
若井は胸の奥から込み上げるものを抑えきれず、そっと額にもう一度口づけた。
「元貴……ちゃんと治ったら、今の……もう一回な。」
「……ばか。」
顔を赤くしたまま、元貴はふとんに潜り込んだ。
⸻
熱が落ち着くまで、若井は一歩も離れなかった。
時折見せる甘えた表情と、素直な言葉。
普段ツンデレな元貴だからこそ――そのギャップは、何よりも心を揺さぶるものだった。
はい!!
おかえりなさい!!( *´꒳`* )
いつもツンデレだけど
体調不良の時はデレ、的なの!!
好きな人いらっしゃいますかぁぁぁ!!(⃔ *`꒳´ * )⃕↝