深い森に一人、歩いている国がいた。
その国は―日本
日本「お久しぶりです」
河童「日本さんじゃないか!おおーい!皆!日本さんだぞ!!」
座敷童子「日本さん!」
ろくろ首「お久しぶり!」
日本「ここの生活は慣れましたか?」
河童「それはもう…!」
日本「よかったです」
河童「森林伐採などで住処を追われている我々にとっては、ここの山に住まわせてくださっているだけで嬉しいです」
河童「戦後、亜米利加からも私たちの山を守ってくださって、それに、はげ山と化してしまったときもたくさん支援してくださって…!」
日本「そういえば、西の山も私の私有地になりましたので、そちらでも住んでください」
河童「ありがたいかぎりです」
・・・
狸「なぁ!日本視てくれ!人間の変装、上手くなっただろ?」
日本「ええ、すごく上手くなってます!」
・・・
天狗「日本、貴様は西暦1886年に…この山を作って殆ど来なかったが、すごく…なんか…変わったな
日本「そうか?」
天狗「嗚呼、日本じゃないような…」
日本「そうですか、」
なんか日本が昔から親しかった妖怪や、動物の住処がなったと妖怪たちから聞いて、妖怪たちのために山などを用意していたらいいよねっていう話です
戦中、ここはかなりの量の木が燃えてしまい、戦後にははげ山と化してしまった
『貴様』の本当の意味は『貴方様』という意味の尊敬語だったらしいです
明治中期は森林伐採がかなり進んだ時代らしいので、『西暦1886年』にしました