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⚠️注意


太宰 攻め

中也 受け

依存

同棲

付き合ってる






___________________________________________







アラームが鳴る

その音に目が覚め、アラームを止めながら起き上がる

隣には元相棒であり、恋人である太宰がすやすやと寝ている


本当に此奴アラーム鳴っても起きねぇな、


そんな事を思いつつ、寝具から起き上がり、服を着替えて朝飯を作りに階段を降りる

今日は久々に仕事が休み、だが彼奴は仕事だ

何故休みの奴の方が早く起きなければならないのだろう、




朝飯を作り終え、未だ起きる気配も無い太宰を叩き起こしに行く。


2階の寝室へ行き、扉を開け太宰を蹴り飛ばす。



太「い”ったぁ?!?! 一寸中也、もう少し丁寧に

起こしてくれても良くない?」


中「手前が起きねぇのが悪い、飯出来てんだよ

さっさと起きねぇと俺が食っちまうぞ」


太「えぇ ~ ?!其れは嫌だよ!!私は中也のご飯で

まず1日のやる気が出るのだよ?!」


中「嗚呼其うかよ、だったら早く起きろ

飯冷めちまうぞ?」


此れが何時もの会話

大体互いは隠し事が無しだ、

只、一つだけ….此れだけは、太宰は打ち明けようとしない


其れは、太宰の部屋だ

最初はエロ本とかでも隠してんのかと思っていた、

だが俺が部屋を開けようとした時の反応が尋常じゃない

今までに無いくらい必死に止めてくる

其んな太宰は珍しい、だから余り開けようとは思わなかった。

けれど、流石に同棲をしてしばらく経っても見せてくれないのは可笑しい

だから、此れを気に今日…..太宰の部屋を見ようと思う



太「今日も中也の料理は美味しかったなぁ♡」


中「応、有難うな…今日仕事だろ?

早く支度しろよ」


太宰に怪しまれない様、何時も通りに接する

皿洗いをし、洗濯機から洗濯物を取り出し、干してソファに座る




太「矢駄よぉ、仕事なんて ~ 、」


中「ぐずぐず言ってねぇでさっさと行け!!」


太「中也から頑張れへのキスを貰わないと

やる気でなぁい….」


中「…..チッ、」


何時もの事く駄々を捏ねる22歳、流石に呆れるぜ….

そう思い舌打ちをしながらも、早く行ってもらわないと困るから大人しく太宰の頬にキスを落とす



太「有難う♡♡じゃあ行ってくるね!!」


中「嗚呼、ちゃんと仕事しろよ」


太「其れは如何かな?

あ、後…部屋、開けないでね?」


中「….ッ、応..」


少しビビりながらも返事をする、

此の話をする時だけ太宰のトーンは一気に変わる

だが彼奴が此の家に居ないのなら関係はない、

太宰がちゃんと行ったのを確認し、玄関の鍵を閉める

そして、其の儘2階に上がって行く



2階に上がって、真っ先に太宰の部屋へ行った

今まで止められていた理由が分かるワクワクとした楽しみ、其れとは裏腹に….心の何処かで嫌な予感がしていた、


やっと太宰の部屋に入れる、そう思いドアノブに手をかけ….そっと、ゆっくりと開けて行く

扉の先に見えた光景は、俺に恐怖を芽生えせた


そこには……












壁、机等….一面中に俺の写真が貼ってあった。


ご飯を食べてる写真

寝ている時の写真

プールで遊んでいる写真

2人の初デートの写真

懐かしい16歳の頃の写真

満面の笑みを浮かべている写真

付き合って1年記念の写真


そんな普通の写真もあった、

だが其れとは裏腹に…..


風呂を入っている写真

最近の任務中の写真

風邪の時の写真

ヤっている時の写真

1人でシている時の写真

書類をやっている写真



恐らく全て盗撮した写真、

今の俺には恐怖しかなかった

其の瞬間、”何か”が後ろにいる事に気づいた

其れに気づいた時、全身に鳥肌が立った



““あ ~ ぁ、だから見ちゃダメだよって言ったの

に…..本当に君は馬鹿だね?

飼い主の言う事も聞けないなんて….””


その瞬間、俺の意識は遠くなった。







扉の向こうは end






番外編出すかも、?

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