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(すまんなチャライ…。)
サイコパスが引き金を引こうとするとメンヘラがソードで銃を落とした。
「メンヘラ!?」
サイコパスは銃を落とした勢いでしりもちをついていた。
(ヴッ…。)
メンヘラはサイコパスの首を突き刺そうとするところで止めた。
「このまま殺すよ。」
「別にいい。」
(これを待ってた。…。なんで刺さないんだ?)
「なんで刺さない?」
「だって好きだったから。」
(は?)
「俺はほかに好きな人がいるって言っただろ。なんで諦めない?」
「わかんない…。」
(泣いてるのか…?)
「俺は好きじゃなかったけどな。」
(早く俺を刺せ。)
「嘘つかないで。」
「嘘じゃない。」
(…。)
「私の愛がないんだったらもういい。さよなら。」
グサッ
(さよならはお前だよ。)
サイコパスはポケットからもうひとつの銃を取り出した。
(道ずれだ。)
バァン