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〜 side 北見 〜
翌日になり‥‥
俺は迷っていた
誰もいない会議室
一番前の机に突っ伏して悩んでいる
ロウさんは平気そうにしていたが、このままじゃダメな気がする
今だってユニオンに行き、俺達は高速穴側から突入して‥‥いつもならそんな事ないのに、ロウさんはバチボコに撃たれていた
「そりゃそうだよな‥‥だって知らない男と‥‥」
目の前でキスされてた‥‥
何なんだ、アイツは?
俺がもう少し早くあの場に着いていたら‥‥
「どうしよう‥‥」
ローレンさんに言うべきか言わないべきか
2人は何も言わないけど、互いの左手の指輪って‥‥そういう事だよな?
付き合ってるならローレンさんに伝えてるかも?
いや、それは無いか?
さすがに『今日犯人にキスされたんだ』は言いづらいか?
それにしてもあの男
ロウさんの事調べてるっポイし
絶対ロウさんの事‥‥狙ってるよな?
「次会ったら返り討ちにしてやる。ロウさんにキスした分も全部‥‥‥‥」
「‥‥‥‥何、お前小柳とキスしたの?」
「し、署長っ⁈」
ヤバい‥‥
どうしよう
「北見は小柳の事‥‥」
「ち、違います!俺はしてないです‼︎」
「‥‥へぇ‥‥じゃあ誰と?」
「うっ‥‥あのっ‥‥」
本当に‥‥ごめんなさいロウさん
蛇に睨まれたカエルはビビり散らかして全部吐き出してしまいました