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お母さんが部屋を後にしてから20分くらいがたつ
お母さん、先生となんの話してるのかな?
僕のガンについてだろうけど…
………僕、これからどうなるんだろう?
ガンって簡単に治るのかな?
学校行けなくなるのかな?
なんでもっと早くに自分の体の変化に気づけなかったんだろう…
なんでこのタイミング….
ガンなんて…県大会、行けないじゃん…
ころん『もしかして僕…..』
このまま死んじゃうのかな?
ポロッ
不安や精神的苦痛、ストレスで生理的な涙が溢れる
ころん『ッ…ヒッ…….グスッ…』
(医者の人は全力を尽くすって言ったけど….)
“全力を尽くす!!”
その言い方、まるで…
僕が助からないみたいじゃん…
ころん母&医者視点
ころん母「あの、ころんを一人にして大丈夫でしょうか?」
医者「今のころんくんには一人でいる時間が大切です」
医者「心の整理をしてもらわないと」
ころん母「….そうですね…」
医者「それよりもお母様、今はころんくんの容態についてのお話をします。」
医者「こんなことしているうちにもころんくんの死は近づいているんですから!!!」
ころん母「….はい、わかっています」
ころん母「でも、怖いんです、あのこが残りの寿命を聞いて治療を諦めるんじゃないのかと…」
医者「それがもしころんくんの判断ならば私たちはその通りにします」
ころん母「……」
医者「最後までころんくんの好きなように生きさせてあげましょう」
医者「もうかれの寿命は…..」
「約1年しか無いんですから…..」
ここまで!