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死ネタ注意
来世こそは付き合おう
次会える日まで,,,さようなら
君は前、俺に好きだ,,,って言ってくれたよね
日帝 「す、好きです!」
でも俺は断った
何せこんな世界で君と付き合ってしまったら死ぬのが悔しくなる
せめて楽に死なせてくれ
ナチス 「無理だ、お前がそんな感情を持っていたなんて,,,絶句した」
そう言ってやった
でも今思えばもうちょといい言い方があったんじゃないかと後悔をした
ああ、こんな世界じゃなければ,,,なければ、君と付き合えた
でもこんな世界を作ったのは俺だった
ごめんね、俺のせいで全てがぐちゃぐちゃになった
ナチス 「,,,,,,あっ」
つい声が出てしまうようなものを見つけた
それは日帝とお揃いに買ったキーホルダーだった
ドキドキと心臓が鳴く
うるさいほどに
ナチス 「,,,,,,」
見ていと彼女を思い出した
日帝、最初は確か俺たちの事をあんまり好まなかったよな、 だけど段々と仲が良くなってきて,,,
俺だって好きだよ?君のことが,,,君の事が,,,
ナチス 「ゔっぅゔっううう!!!」泣
これ以上思い出したくもないのに思い出してしまう
どうやら君は俺に呪いをかけたようだ
なんて悲しいことだろう、そしてなんて自動自得なことだろう
日帝 「,,,,,,先輩,,,」
私は先輩に嫌われてしまった
やっぱりこんな感情を持つことはおかしかったことなんだ,,,
日帝 「ごめんなさい,,,ごめんなさい,,,」泣
ごめんなさい、ごめんなさいと繰り返し泣きながら言う
泣いたって、何にもならないのに
ごめんなさいと言っても何も起こらない
最悪だ
もう全てが嫌になってきた
日帝 「,,,,,,ッ」泣
私は家にある刀で 自分の腹に刺そうとした
こんなの恥だ
最低だ、帝国軍人が恋なんてしてはいけないことだったんだ
それなのにしてしまった
こんなの切腹しかない
帝国軍人ならば,,,
日帝 「はぁ,,,はぁ,,,」泣
グサッと刺さる音がした
そしてつい、ゔっと汚い声を出してしまった
誰もいなくて良かった
走馬灯が見えた
ああ、懐かしいやと思った
そうだ、あのころの私は優しい人になるのが夢だった
でも今はどうだろうか?
優しさの一欠片もなかった
小さいことの私と海と空と遊んでいる姿が見えた
そういえば泥団子作ってたな
そしていつの間にか大人になって、空は特攻隊員として死んでしまった
あの時引き止めればよかった
姉失格だ
そして海は海で溺れて水死体となった
そこまで精神的に追い詰められたことを気づかなかったのだろう
さようなら
それが私の最後の思いだった
虹がかかっている
けれども綺麗とも思いもしなかった
全てがどうでも良かった