テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ほげ
5,651
2,402
腐ってて何が悪いですか?
2,431
#安倍晴明
ほげ
62
どーも!
夜のさんぽです!
ほんと投稿頻度ずっとバラバラでごめんなさい…!
怠惰が過ぎる……( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
この物語、
今回の話で終わります…!
今まで読んでくれてありがとうございました!
♡くれたりコメントしてくれたり、
ほんと感謝しかないです……っ!!
でもやっぱりノベルは難しい……。
地の文の難易度高いし、
あんまり伸びずらかったりするのかな?って感覚でした……💦
でも、みんなに読んでもらえて良かったです!
では、最後の話、
行ってらっしゃい!
蘭丸視点。
その瞬間。
「──っ、助けて!」
晴明くんの声。
その声が聞こえた瞬間、
体が打ち震えた。
僕は踵を返し、すぐさま2人のもとへ。
「蘭丸さん……!」
「蘭丸さん!助けて……!!!」
僕を見つけたんだろう。
僕に、僕だけに向けられた叫び。
濁りも遠慮もない、純粋なお願い。
……はは。
やっと言えたんだ。
やっと僕を、見てくれたんだ。
胸の奥が、ぎゅっと熱くなる。
手が、体が、自然に動く。
刃を握り、
地面を蹴り、
僕は一気に駆ける。
雨明くんを引っ張ってる腕に、
ぐさっと一刺し。
鈍い音。
すき間さんが揺れるように消えていく。
何事も無かったかのように、
辺りは静かになる。
雨明くんは……
体力がもたなかったみたいで、気を失ってる。
晴明くんは雨明くんを抱え、地面に倒れ込む。
荒い呼吸。震える肩。
でも、僕の目には、
救えた安堵だけじゃない。
助けを求めた、その一瞬の勇気、依存、必死さ。
すべてが、胸の奥に深く突き刺さる。
『やっと……助けを、求めてくれたんだ』
この感覚。
僕だけを見てくれる。
僕だけに、頼ってくれる。
……ああ、もう。たまらない。
嬉しい、焦れる、誇らしい、心が揺れる。
すべてが混ざり合い、僕を震わせる。
僕は少し笑う。
晴明くんの肩を見ながら、
刀を握る手の力を緩める。
『助けてって言われたから、』
『ちゃんと助けに来たよ』
誰にも渡さない。
次に助けを求めるのも、僕だけでいい。
誰も必要ない。君には僕だけでいい。
……その瞬間、全てが決まった気がした。
呼ばれて来るのは僕。
助けを求めれば、僕は来る。
次にその口が開くときも、
その視線が誰かを探すときも、
全部、僕でいい。
いや——
僕じゃなきゃ、困るんだよね。
その想いに、僕はただ震える。
これ以上、何もいらない。
──やっと、助けを求める晴明くんだ。
そしてその行先は、僕だけ。
たった1人の、
僕だけなんだよ。
コメント
2件
初コメ失礼します!! 本当にこの作品好きで 影からいつも見させて貰ってます! 朱雀としての目線と、蘭丸としての 目線どっちも大好きです!! 完結お疲れ様でした〜!
最終話、お疲れ様でした!蘭丸視点の「やっと僕を助けを求めてくれた」感、めっちゃ刺さりました…。ずっと遠くから見てただけの晴明くんが、初めて真正面から「助けて」って叫んだ瞬間、蘭丸の心が完全に決まる流れ、鳥肌立ちました。独占欲と依存の狭間の感情、すごく丁寧に描かれてて、最後まで読めて良かったです。夜のさんぽさん、本当にありがとうございました!