姫(ちづる)の提案でハロウィンパーティをすることになった
ごめんな、姫。めっちゃ遅れました
出久「ハロウィンパーティ?」
麗日「そう!」
八百万「10月31日のハロウィンに仮装をしてパーティをするのですわ!」
出久「仮装……」
耳郎「緑谷も行く?」
出久「え、どうしよう」
芦戸「もちろん……?」
葉隠「行くよね……?」
出久「………」
出久「…はい」
梅雨「なら仮装しなきゃよね」けろ
出久「仮装かぁ〜」
出久(何にしよう……)
出久「………」
出久「あ、」
黒瀬「うわぁあああ!!!」
黒瀬「スランプだああああ!!!!」
紫音「オマエ、ウルサイ」
耳郎「黒瀬も吸血鬼なんだ」
黒瀬「黒瀬”も”?」
耳郎「うん、轟も吸血鬼だったよ」
黒瀬「………」
黒瀬「あのハーフやろううう!!!!!」
黒瀬「お前が俺と同じ仮装だったら俺気まずいわあああ!!!!!」
紫音「だからうるさいってんだろうがよ!!!」
出久「………」
出久「2人とも、うるさい、」
紫音「出久きゅん!」
紫音「ごめんね、うるさかったよね、これからはちゃんとうるさくしないからね」
出久「あ、うん、」
耳郎「緑谷のことほんと好きじゃんww」
出久「ここ、だよね?」
出久「ふぅ……」
と、と、と
きー
みんな「???」
上鳴「誰か来たのか?」
瀬呂「緑谷じゃね?」
麗日「出久くんかな?」
梅雨「そうかもしれないわね」
と、と、と
芦戸「あれ緑谷?」
葉隠「綺麗だね!」
轟「緑谷……」
常闇「惚れたな」
出久「………」
出久(この仮装にしてみたけどほんとに僕で良かったのかな、)
しーん
出久(みんなこっちみてる…?)
八百万「緑谷さん!」
出久「八百万さん?」
八百万「今日の仮装、とっても似合ってますわ!」
出久「ありがとう」
出久「八百万さんも、似合ってる」
耳郎「緑谷……」
耳郎「王子にしたんだ」
出久「そう」
耳郎「凄い見たことがあるんだけどどんな人だった?」
出久「どんな人……」
出久「姫のために自分を犠牲にし、骨が見えるまで戦い続けた……伝説の王子、イズクレージュ・ドゥ・ラ・グリーアンって人、だったかな?」
八百万「イズクレージュ……」
轟「緑谷に似てるんだろ、そいつ」
出久「え、そうなの?」
出久「黒瀬さんから聞いたから僕あんまり知らないんだよね」
尾白「中世ヨーロッパを中心に旅しながら姫を守ってた人だよね」
芦戸「フランスに本拠地があるって噂だよ!!」
出久「そうなんだ……」
出久「もしかしたら、僕の前世はイズクレージュだったのかもね」
芦戸「え!ありそう!」
出久「あはは、冗談だよ」
耳郎「……なんて言ってたけど」
耳郎「あんた前世の記憶あるんでしょ」
出久「………」
耳郎「グリーアン様」
出久「ふふ、そうかもね」
せっかくだから♡1000にしてみよ
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え待って好きw(語彙力)