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桃くんの過去辛すぎて泣く、、😭 めっちゃ感動した、、(T ^ T)✨ 続き待ってます!!
最初はタイトルで面白そうだと思って見てたのにこんなに感動するストーリーだなんて聞いてないですよ😭💕 続き待ってます!
良き♡(*´꒳`*) 続き待ってます!!!
ーーー桃の家ーーー
桃「……俺が子供になって、大人に戻った時……昔の記憶も蘇ってきてさ」
青「うん」
桃「俺さ、昔、虐待されてて……苦しくて、辛くて………死にたいとも思った」
黄「はい……」
桃「その記憶が最近、夢に出てきてさ……ずっと殴られてんの……やめて、痛いって言ってんのにやめて貰えなくて……それから寝れなくなってさ」
赤「だから睡眠薬……?」
桃「大事な仕事とか会議の前日の日だけ……薬に頼ってた…でもあの夢で起きるから…」
赤「栄養剤は?」
桃「食欲わかなくて…ゼリーばっかり食べてて、栄養もとらないとなっておもって」
赤「そっか…」
青「じゃぁ、僕を怖がったのも…」
桃「上から来る手とか、いきなり来るのがちょっと怖くなってて…」
青「ごめんね……桃くん」
赤「まだ夢見てるの?」
桃「まぁ……」
黄「桃くん、変なこと聞きますけど、昔死のうとしてたんですよね?……その……自殺とか考えたんですか?」
桃「考えたよ、学校の屋上の端にた立って、ここから降りれば楽になれるかなとか、包丁で自分のこと刺せば楽じゃんとか……」
青「っ……」
桃「でも、俺が自殺を実行しようとした時に夢見たんだ」
赤「夢?」
桃「そう、夢……大人のお兄さんが3人いてさ、俺とゲームしてくれてんの」
黄「ゲームですか?」
桃「うん、楽しそうにゲームしてて、俺の名前読んでくれて、楽しいねって共有して……一緒にご飯食べて、それがすごく美味くてさ、そしたらさ、1人のお兄さんが俺に言ったんだ。桃の未来にはこうゆう楽しい幸せが待ってるから今は耐えろって」
赤「!!」
桃「俺たち3人が桃の未来で幸せにしてやるって」
青「それって……」
桃「正直信じられなかった…でも…将来幸せが来るならもう少しだけ生きてみようかなって思えたんだ……あの夢を見てなかったら俺は生きてないと思う」
赤「それ、俺たちみたい」
桃「え?」
赤「桃ちゃんが子供になった時に、言ってたんだ、大人に言ったって助けてくれない、だから俺達も助けてくれないんだろって」
桃「………」
赤「でも俺達言ったの必ず未来で助けるから、幸せにするから今は頑張って生きてって」
桃「そう…なんだ……」
黄「もしかしたら、桃くん夢に出てきた人達は未来の僕達だったかもしれないですね」
桃「…顔とかは覚えてないけど……そうだったのかもな…俺は昔からお前らに助けられてたんだな」
青「僕達はいつだって桃くんのこと助けるよ!」
桃「クスッ…ありがとう」
赤「もしかして桃くんがハンバーグ好きなのって夢に出てきたから?」
桃「えっ……なんで分かんの」
黄「僕達も小さい桃くんとハンバーグ作って食べたんですよ!」
桃「……まじかよ、俺の夢でも作って食べた」
青「全く同じじゃん!やっぱりその夢未来の僕達でしょ!」
桃「知らんわ」
赤「でもどうしようか、寝たらまた夢見ちゃうんもんね……」
桃「睡眠薬あるし、無理やり寝れば大丈夫やろ」
青「だから駄目!」
黄「なら一緒に寝ませんか?」
桃「は?」
赤「あ!それいいね!一人で寝るより安心できるでしょ!」
桃「いや、お前ら自分の仕事あるだろ!どうすんだよ」
青「僕、いっぱいストックあるよ」
赤「俺だって編集ぐらい桃くんの家でできるし」
黄「桃くんの部屋でも作曲出来ますし」
桃「いやいやいや、でも」
赤「でももクソもない!桃ちゃん!ちゃんと頼るんでしょ!?」
桃「でもまた傷つけるかもだし……」
青「傷つける?」
桃「青の手……とか…精神的にとか」
青「だから僕そんなに弱くないし!理由が分かった今!僕達だって気をつけるし、傷つかないから!」
黄「本当に桃くんは優しいですね」
赤「優しすぎるのも問題だと思うけどね」
青「はい!決定!桃くんのこと助けるぞー!」
赤黄「おー!!!」
桃「…………まじかよ」