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「ついたぞ」私は目隠しされたままシルクハット女の手によって連れてかれた。
ここから感じる気配は大量の人々の気配だった。
私は彼女に「ここに立て」と言われて立たされた。
そして彼女は大きな声で「3人目の生贄を手に入れたぞー!!!」と、言った。
そして喜んでるのか大量の人々の喜びの大声に包まれたのであった。
それにしても贄…3人目…
まさか…こいつらは水無月家を贄にしようとしているのか!?
そうなってしまうと次のターゲットは蓬…だけど何故こいつは蓬も一緒に連れてこなかったのだろうか?
そう考えてると彼女に私を引っ張られる…
そしてガチャと扉の音が聞こえ私はかなりの道のりへと連れてかれた。
しばらく歩いていた。階段を下ったり草むらの場を歩いたり…
そして草むらの多分大きい部屋には私の長女の気配がした…多分その部屋にいたのだろう…
そして私は先の部屋を進んである部屋…多分普通位の部屋に入ってそこからガラララと音がした。
多分隠し通路となっているのか?
そして私はその隠し通路の階段を下ってゆく…
そして下り終わり進むと彼女に目隠しを外された。
そして目の前には巨大な教会のような建物があったのだ。
「ここが私達の主の場だ、さぁ、さっさと入れ」と、彼女に言われ教会の中に入っていった。
中に入るとそこにはマントを羽織った短髪で鎌を持った少年が教会の奥のカラーガラスを見ていた。
そしてシルクハット女が「水無月 病呪を連れてくることに成功しました。」と、言った。
彼は「ふむ、よくやった。ロージュ」と、そう言い彼はこちらを見た。
彼は私と目を合わせ、近づいてくる。
「やぁ、水無月家二女の水無月 病呪さん」と、言った。
そして私は1番したい質問を問いかける。
「お前彼…死糸をどこにやったっ!まさか殺してたりしてないよな!?」
私が1番問いたかった質問だ。そして彼はその質問に答える。
「ふふっ、彼にはうまく使わせて貰っているよ、ほら上を見てご覧」
と、言われたので上を見上げると死糸はそこに立っていた。
私は「死糸っ!」と大きな声で叫んだ。
しかし無駄だった彼の目は1ミリたりとも感情が篭っていないベタ目をしていた。
「無駄だよ、彼はもう私の支配下だからな」
と、そう言われた…
私は怒りの感情が込み上げたが彼は
「まぁ、そう怒るなよ病呪、君も姉妹仲良く生贄になるのだからさ」
と、言われて私は昏睡の眠りへとついてしまった。