霊夢side
魔理沙「…んで、容赦なく殺っていいんだよな」
霊夢「えぇ、本気で殺らないとこっちが危ないもの」
利久には嘘をついてしまった
…もう幻想郷は半分以上毒に飲まれている
霊夢「…じゃあ行きましょうか、魔理沙、紫」
紫「えぇ」
…まだ遅くないわ
この幻想郷は渡さない
それが私としての…いえ
利久side
…今度はしっかり地上に降りたみたいだ
…空中落下していたことを思い出して鳥肌が立つ
…思い出したくなかった…
僕は歩き出し、後ろを向くとすぐに隙間は消えた
…便利だなぁ
…とりあえず僕を呼んだ白黒郷の人を探さなきゃ
とはいっても…ここにはたくさん人がいるし探すのは一苦労だ
それにここにいるかも確かじゃないし…
…まぁいいか、観光だと思ってこの村を見てみよう
僕が今いる村には江戸風の建物が規則的に並んでいる
…黒い泥なんて見当たらないけど…
…まさか僕無駄足…?
いや、そんなわけない!異世界に2回も来たんだ!無駄足になるわけない!
…いや…なんかあり得そうだなぁ
…でも最初から暗く考えちゃダメだよね…
とりあえずここにいると信じて探してみよう
そう決意を入れたとき…
モブ「ねぇねぇそこのお兄さん~」
肩を女性に掴まれ、バッと後ろを向く
そこにはおかっぱ頭に赤い着物を着ている女性が微笑んでいる姿があった
モブ「ここら辺じゃ見ない人だよねぇ?ちょっと私と遊ぼうよ~」
…間違いない…これは…
…いや、全然嬉しくない…全然嬉しくないけど…
本当に全然嬉しくないけど!!何で今来るのかな…!?
モブ「…ってお兄さんよく見たら珍しい目だねぇ~もっと見せてよ~」
きっと彼女は僕のオッドアイを言ってるんだろう
…そう、金と銀のオッドアイ…
彼女が僕に近付けてきた手を僕は咄嗟に叩いた
バチン!!!
通行人達は僕を見て、軽蔑の色を浮かべた
…数人はコソコソと話している
一方、彼女はと言うと顔を真っ赤にしていた
モブ「ちょっと!!何すんの!?痛かったんだけど!!」
彼女は僕を鬼の形相で睨みながら、そう言った
「利久の目ってキモくない?」
『ごめんなさい…ごめんなさい…』
「分かる~なんか普通じゃないよね」
『…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい』
『…』
利久「…ぁ…う…あぁ…」
軽くパニックになり、僕はその場に座り込み、泣き出してしまった
…仕方なかったんだ。それぐらいこの目は僕にとってトラウマで…
モブ「…何よ!!感じ悪!!帰るわ!!」
彼女はどこかへ行ってしまった
通行人は今もなお、僕を見ていた
…やってしまった
僕は…また…
???「そこのあなた、さっき何を…」
そんな時、また1人の女性が僕に近付いてきた
女性はかがみ、僕の顔を見た
…顔を逸らそうとも思ったが遅かった
???「泣いてるじゃないですか!!どうしたんですか!?」
利久「…ぁ…え…と…僕…女性…の…」
必死にさっきの状況を伝えようとするが、上手く言葉にならない
ふと、周りを見てみると通行人がスマホをこちらに向けていた
それを見た彼女は溜め息をつき、言った
???「…ここじゃ目立ちますし…一旦付いて来てください」
『こっちですよ』と彼女は僕の手を掴み、どこかへ連れて行った
彼女はどこかの建物に入り、カードキーをとる
利久「…あ…の…」
僕の言葉を遮り、彼女は言った
利久「いっいえ!!こうして助けてくれただけで…」
???「助け…そう……そうですか」
彼女はどこか上の空で繰り返し、さっきとったカードキーをあるドアの差し入れ口に入れた
ピーッピーッ
ドアは開き、ある男性が僕達を出迎えてくれた
???2「あきちゃん遅かったね~!…あれ?その人は?」
『あきちゃん』と呼ばれた女性は僕にも分かるぐらい殺気を漏らしている
???「…泣いてたから連れてきた。」
…仲悪いのかなこの人達
???2「そっかぁ…優しいね」
『私が育てました』と聞こえそうなほど優しく言う
???「うっせ」
…やっぱり仲良いのかもしれない
???3「お帰り~!秋乃ちゃ……あ!!」
奥から女性が壁から頭だけを出しこちらを覗いている
続く
コメント
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東方大好きすぎる…。この話も好きすぎるぅ。
いい加減語彙力分けろよな…(?)