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わっ
27
メロォン
48
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥こや?」
俺って本当に融通が利かないというか
馬鹿正直というか‥‥
適当に誤魔化せば良いものを
こんな‥‥黙ったままじゃ答えてる様なものじゃないか
俺は立ち止まり叶さんを見た
「俺‥‥叶さんには渡しませんから!」
「えっ?」
「いくら叶さんでも星導の事は譲れない」
「‥‥‥‥こや?」
「俺負けませんから。正々堂々と戦いましょう」
「正々堂々って‥‥」
目を大きく見開いて俺を見つめる叶さんに俺はそう言うと、宣戦布告を残し家路に着いた
こうなったら俺だってガンガン攻めるしかない
そうは思ったものの、俺はまだ誰とも付き合ったことがない
勢いだけで言ってしまった手前、どうして良いかわからない
でも星導を渡すわけにはいかないけど‥‥
「叶さん、宿題やってますか?」
「やってるよ?何、見せて欲しいの?」
「良いんですか⁈」
「いいよ。早く書いちゃいな。でももし問題の解き方分からないんなら放課後教えてあげようか?」
「本当ですか?教えてもらおうよ、小柳君」
「俺は‥‥‥‥」
「星導だけでも教えてあげるよ」
「俺もっ‥‥!俺も聞きたいッス」
「フフッ、わかった」
なんであえて2人きりにさせる必要があるんだ
そんなの俺が許さない
放課後叶さんに勉強を教えてもらう
そして静かになった教室で星導と俺は叶さんに一通り教えてもらっていると、終わりに差し掛かる頃他のクラスの奴が教室に入って来た
「星導‥‥いる?」
「え‥‥あ、はい」
「良かったまだ帰ってなくて。この前の話なんだけど今から少しいい?」
「良いですよ。それじゃ叶さん、教えてもらってありがとうございました!小柳君もまた明日」
「え、おい‥‥‥‥」
「また明日ね」
叶さんが教室を出て行く星導にヒラヒラと手のひらを振った
「星導君行っちゃって残念だね」
「叶さんもでしょ‥‥そんなの」
机の上に出してあった教科書やノートを鞄の中にしまいながらぶっきらぼうに答える
「星導ってまつ毛長いよね」
「は‥‥?」
「それに綺麗な顔してる」
「そんな事‥‥俺は別に顔で好きになった訳じゃないし‥‥‥」
「唇も柔らかそうだし」
「なっ⁈‥‥何言って‥‥!」
「でも好きならそんな事考えちゃうでしょ?」
「かっ、考えねぇよっ!」
机の上の鞄を乱暴に持ち、立ち上がると教室を出た
「ちょっと待ってよ!一緒の方向なんだから一緒に行こうよ!」
考えない訳じゃない
でもそれを俺に言わなくてもよくないか?
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コメント
6件
きゃーーー!(,,> <,,)♡ ヤキモチなのかこれは!!
第4話読みました!主人公が叶さんに「星導は渡さない」って宣言するシーン、熱かったですね。しかも「正々堂々と戦いましょう」って言いながら、あとで「誰とも付き合ったことない」って悩んでるギャップが可愛いです笑。放課後の勉強会で叶さんが「まつ毛長い」「唇柔らかそう」って急に距離詰めてきたのにはドキッとしました。主人公が慌てて否定するところが不器用でいいですね。この三角関係、どう動くのか気になります!