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もっち
46
恵「とうじ」
甚「あ?」
恵「これ。津美紀の分と、おれの分。」
甚「なんだこれ、手紙か?」
恵「うるさい。夜にみて。」
甚「おう。」
ー夜 10時ころ
恵にもらった二つの白い手紙。
夜に見ろと言われたから恵と津美紀に飯をあげて、風呂に入れて寝かしつけてから見ることにした。
…恵のから見るか。
「とうじへ
いつもおいしいごはんをつくってくれてありがとう。とうじがいるおかげで、ぼくたちはほいくえんやがっこうにいけてるよ。とうじもむりしないで、たまにはやすんでね。
めぐみより」
やけに綺麗な字だ。そういや、恵の文字なんか見たことなかったな。
…津美紀のか。大体想像つくな。
「お父さんへ
いつも家にいてくれてありがとう。たまにいないときもあるけど、さみしいときはめぐみがいるからさみしくないよ。お父さんがいるおかけで、まいにちたのしいよ。学校にいけるのはお父さんのおかげだよ。これからも、わたしたちのおせわよろしくね。でもたまには休んでね。
つみきより」
…こいつもやたらと綺麗な字だ。どっちも、何度も書き直した跡がある。封筒に書いてある日付も、順番に書き直してある。毎日書き直したのだろう。
ありがとうな。
コメント
1件
ああああもう尊い…!!😭💕💕 恵と津美紀が毎日手紙書き直してたってのがまず泣けるし、甚爾が夜中に一人で読んでるシーンで完全にやられた…。 「ありがとうな」の一言に全部詰まってる感じがするよ…。家族っていいな、って心から思えた回だった🌸