🌞くん出てるよ
まだ、耐えて欲しい!
不破side
「ん、あれ、ここは…」
目を覚ますと知らない天井
俺はベッドに横たわっていた
(そうだ、たしかパニックになって、甲斐田が介抱してくれて…てことはここは甲斐田の家か)
「あ!不破さん起きたんですね、
体調は大丈夫ですか?」
甲斐田が隣で心配そうに聞いてくる
「もう、大丈夫。ありがとう甲斐田」
「困った時にアニキを助けるのがコブンの仕事なので!」
俺は本当にいい後輩を持ったな…
そんな事思っているとあることを思い出す
俺は甲斐田に触れた時恐怖心を感じなかった
どうしてだろうもしかしたら、あの時だけだったのかもしれない
「甲斐田」
「はい。なんですか?」
「俺と握手してみてくれないか?」
「え、でも、不破さん…」
「いいから…!」
俺は甲斐田と握手をする
ない。やっぱり
恐怖心を感じない
長時間握手を交わしても何も、感じない
その瞬間俺はとても嬉しくなった。
(俺のこの恐怖心も、もしかしたら
治るのかもしれない…!そうしたらまた明那と!)
このチャンスを逃すわけにはいかない。甲斐田の何に恐怖を感じないのか、知っていかなければならない。
そこで俺はある提案をする
「なぁ甲斐田、2日に一度、俺と触れ合ってくれないか?」
事情を説明すると甲斐田は渋々了承してくれた。
甲斐田と触れ合っていけば、恐怖心の元が何かを知ることができるかもしれない。
そうすればまた俺は俺に戻れるかもしれない
明那ともっと近づいて、幸せになれるかもしれない
そのために
俺は甲斐田と約束を交わした。
これ以上明那には迷惑をかけないように。
心配をかけないように。
この約束は秘密にしておこう
そして克服できた時にたくさん褒めてもらおう。
全ては愛する明那と触れ合うために
「俺、頑張るよ。明那」
✄——————-‐——————-‐——✄
更新遅くなってしまってすみません!
夏休みの課題が全く終わらないんです。
さぁここからどうなって行くのでしょうか
何やら不穏な気配が…
コメント
1件
深夜にすいません! 甲斐田!!!いい奴だな!