お久しぶりです。ちょめです。
テスト後課題等々立て込んでしまってかけてませんでした。
すみません。
この土日でたくさん書くので、もしよかったらリクエストBOXにてリクエストくださると嬉しいです!
きたら絶対書きます!
絶対!!(←ここ大事)
それでは、続きをどうぞ
わんく
【ci視点】
…パチ
「ここ…どこや?」
ずいぶん長く寝ていた気がする。
いきなり紫の光に包まれたと思うと、目の前には言語化できないような景色が広がっていた。
四方八方からは救急車のサイレンや警報音、雷や雨、砂嵐の音やどこか切ないピアノの音などが聞こえてくる。
目の前にはガラスの破片が散乱しており、その一つ一つには俺の辛かったこと、悲しかったこと、楽しかったこと…。
いろいろな思い出が映し出されていた。
だが、俺以外の登場人物は皆、モザイクがかかったようにぼやけていた。
…きれいだと思った。
一般的に見たらうるさいし、なんか散らばってるし、見たくない思い出もあるし、嫌かもしれない。
それでも俺は、ここに居れば、傷ついた心や体は治るんやないかって思えた。
…ン?
俺ノ傷つイた心?体?
はァ。何を考えテいるのカ。俺は。
一切の傷ナンてない。健康的ナ体なのに。
「はぁ…」
そう思った瞬間、俺の床にあった歯車が狂いだした。
「うぉッッ!?!?
…カヒュッ!?!?ゲホッゴホッ!!?ヒュー…ヒュッ 」
ガタガタと揺れ始め、立つのも呼吸をするのも困難になった俺は地面に倒れた。
すると、 どこか懐かしくて、どこか寂しくて、思い出したいと強く思う声が聞こえた。
[チー_ッッ!_丈夫かッ?今_け_からッ…頑_れ!逝_ちゃ_かんッッ!!]
この声は一体誰なんだろう。
なぜ俺の名前を知っているのだろう。
全然思い出せない。でも、大事な気がする。
すごく。
彼の声は切羽詰まっているけど、聞いていて安心する。
しばらくして床の歯車も正常な動きをし始め、揺れが治まった。
また、彼の声を聞きたいと思った。
俺はその思いで歩みを進めた。
【syp視点】
チーノが倒れてから3ヶ月。
一体、どんな楽しい夢を見てるんや。
そろそろ起きてくれてもええんやないか。
アイツが倒れてから、ワイは毎日医務室に通い、ペ神さんの手伝いをし、チーノに語りかける。
一昨日はエミさんがゾムさんに食害されてたこと。
昨日は大先生が壊れて書類食いよって、トントンさんにこっぴどく叱られてたこと。
みんな変わらず生活しているが、やはりいつもより笑顔が少ない。
俺らは改めてアイツの存在のデカさに気付かされた。
ワイは今日も医務室に通う。
もしかしたら、ケロッと起きて
「ショッピくん!おはよ!!」
なんて偽りのない笑顔で言ってくれんじゃないかって考えながら。
ガラッ
ci「……」
sn「あ、ショッピくん。おはよ。」
syp「…おはようございます。薬、手伝いますよ。」
sn「ありがと笑」ニコ
…今日も変わらずや。
こんなに近くにいるのに、声も届かない。
返ってこない。
ほんまにコイツは生きとるんやろうか…。
また帰ってきてくれるんやろうか…。
「はぁぁぁ…。」
いつもより大きなため息をつく。
その時
ci「…」ピクッ
syp「、は?」
今、、、今!
指が一瞬動いたわッ!
syp「チーノッッ!!」
喜びで、俺はチーノに駆け寄る。
すると、アイツは俺の思っとったんとちゃう動きを見せた。
ci「カヒュッ…ヒューッッスーーハヒュッ」ガタガタガタ
syp「チーノッッ!!!」
痙攣だ。呼吸もおかしい。
sn「チーノくんッ!」
側にいたペ神さんがすぐに処置を始める。
またしても何もできないなんて嫌だ。
なにか、何かできることはないかと思い、問うと、手を握って、声をかけてくれ、とのことだった。
「チーノッッ!大丈夫かッ?今助けるからッ…頑張れ!逝っちゃあかんッッ!!」
ci「スーーケホッ…ハーー」ピクッ……ピク
しばらくすると、チーノの痙攣も呼吸も安定してきた。
はぁぁぁぁぁ。まじでビビった。
あのまま逝ってしまうんやないかって思ったわ。
窓の方を見ると、橙色の大きな太陽の光が差し込んでいた。
同時に、橙色の小柄な鳥が紙を咥えて飛んでいるのが目に映った。
コメント
2件
めっちゃえぇ話やな 続き待ってます
あなたは甜菜ですね!?!?🫵🏻 続き楽しみです!!!!!