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好きが舞い落ちる世界で、僕らは

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好きが舞い落ちる世界で、僕らは

12 - 2人の過去と今

♥

101

2025年04月26日

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時は流れ数年後



今日はクリスマスイブイブ。



気づけば数回の季節を一緒に駆け抜けた。



2人で桜を見に行った。



2人で雨に濡れながら歩いた。



2人で京都に紅葉を見に行った。



2人でスケートに行った。



2人で2回目のお花見をした。



2人で相合傘をした。



2人で落ち葉で遊んだ。



2人でクリスマスデートなんかもした。



今日はそんな大好きな麗に贈る結婚指輪を買いに行く。



そう、とりあえずはプロポーズというところだろうか。



それもクリスマスイブのデートで。



つまり明日のことだ。






次の日


「れんくーん!!準備できたよー!!」



元気に言う彼女は綺麗に仕上げられた化粧と綺麗に巻かれた髪の毛、純白のワンピースを身を包んでいた。



「き、今日も可愛いね⁄⁄⁄⁄」



「ふふ、ありがとう」



車で30分。



高級ディナーをサプライズで予約していた。



もちろん僕が奢る。



作曲家として活動していた僕はそれなりに財布に余裕があった。



そこから歩いて数分。



まるで現実ではないような夜景が見れると言う。



クリスマスにピッタリなイルミネーション。



麗の反応を楽しみにしながらも少し緊張していた。



「着いたよ、さぁ、車から下りて」



「なになに?え!?もしかしてここって高級ディナーで有名な!?」



僕は1つの笑みを浮かべながら店へ入った。



店内に入ると夜景がよく見える席に案内された。



テーブルには高そうな肉と綺麗に盛り付けられたサラダ。



上品で落ち着いたBGM。



まさに「高級感」をまとった店だった。



そして何より僕が迷いに迷ったサプライズケーキ。



もうすぐ来るはずだ。



2人で食べるには多いけどクリスマスイブなので贅沢してもいいかと思って用意してもらった。



ふと前を見ると緊張してモジモジしている彼女がいた。

好きが舞い落ちる世界で、僕らは

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コメント

2

ユーザー

続き楽しみにしてるね!

ユーザー

お待たせしました‪😖💧‬

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