テラーノベル
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みんな学校今日から始まった?😄😄
夏休み明け学校頑張ったねーってことで短編集だすヨ!
ラインナップこちらです🤩
1 🐤×🐶
2 🦊×🐶
3 🐇×🐶
4 🐱×🐶
5 🦁×🐶
6 🎲×🐶
7 🐤🦊🐇×🐶
8 🐱🦁×🐶
では行ってらっしゃい👋
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
🐤×🐶
深夜0時過ぎ。
玄関がガチャリと開いて、ないくんがぐったりした様子で帰ってきた。
桃:……ただいま……
声はかすれ、足取りはふらふら。
赤:ないくん!?!?!?
駆け寄ってジャケットも脱がせる前に腕を支えた
赤:顔真っ青だよ!?歩ける!?熱あるんじゃない!?
桃……大丈夫、平気……
赤:全っ然平気じゃないから!!
強引にソファへ座らせ、冷えピタ、体温計、タオルに氷枕、水、薬…とにかく目につくものを全部持っていく
赤:ほら、体温測って!
桃:いや、後でで……
赤:今!!」
意図してなかったんだけど子供を叱るみたいな言い方になってしまった
15秒程経ったあとピピッと鳴る。
赤:……38.9℃!?!?やばっ……!
赤:もうダメだよ!無理しすぎ!!
桃:……仕事あったから……
赤:自分より仕事優先しないで!自分の方が大事に決まってるでしょ!!
赤:ね、はいお水。あと薬。飲んで?……飲めた?よし……タオルも替えるから
額にタオルを当て直し、氷枕を首の後ろにそっと入れる。
甲斐甲斐しく世話をしてたら、ないくんは小さくため息をついた。
桃:……なんか、子供みたいだな俺
赤:子供でいいよ。俺、ないくんのお母さんでも彼氏でもやるから
桃:……そこまで言われたら、甘えたくなるじゃん
ないくんがぽつりと漏らした言葉。
俺が今1番欲しかった言葉でパーっと顔が明るくなるのが自分でもわかった
赤:じゃあ甘えて!いっぱい甘えて!りうらな全部面倒みるから!!
ないくんは小さく笑って、りうらの胸に顔を埋めて
桃:……ありがとな、りうら
赤:こちらこそいつもお仕事ありがとね
そのまま俺はないくんを抱きしめたまま、寝かしつけるように背中を撫でる。
赤:大丈夫、りうらがいるから
桃:……うん……
しばらくするとないくんは安心したように目を閉じ、眠りについた。
俺はその寝顔を見ながら、小さく呟く
赤:ほんとに……無理しないでよ、ないくん……りうら、いくらでも側にいるんだからさ
🦊×🐶
夜のリビング。
仕事帰りの俺はソファに腰を下ろしてスマホを開いてた。
ファンから届いたリプライを眺めながら、思わず小さく笑う。
するとその隣でゲームをしていたいむが、ぴたりと動きを止めてちらっと視線を寄こした。
水:……なに笑ってんの?
桃:ん?いや、可愛いコメント見つけただけ
水:……可愛い、ねぇ……
いむの声が妙に低い。焦って顔を上げると、いむは唇を尖らせてゲームの画面を乱暴に閉じてしまった。
水:ないちゃんってさぁ、ファンに優しいのはわかるけど……僕に言ったことない言葉とか、平気で言うじゃん
桃:は?なに言ってんの?
水:だって!僕、ないちゃんの彼氏なのに!一番言われたいの僕じゃん!
大げさに身を乗り出してくるいむに、俺は呆れ顔でソファに背中を預けた。
桃:……お前な、俺が誰にでも甘えるようなやつに見えるの?
水:……だって、ないちゃん僕にはツンツンしてるし……
拗ねた声で俯くいむ。
おれはしばらく黙って、それからわざとらしくため息をついて
桃:お前がバカみたいに拗ねるからでしょー?
水:っ……だ、だから!そういうとこが好きなんだけどさ……でも、僕だって特別扱いされたいの!
ついに涙目になって訴えるいむに、俺は観念して眉間を押さえて、次の瞬間、どすんとその膝の上に座った。
水:な、ないちゃん!? ちょ、重いってば!
桃:重いなら振り落としていいよ
水:む、無理だよ……!
真っ赤になって固まるいむを見下ろして、俺は小さく微笑んだ
桃:……いむはほんとに馬鹿だなぁ、w俺が一番甘えてんのはいむだよ
水:……え
桃:他のやつにこんなことしないし、俺
ぼそっと吐き出すような声になってしまったが目の前のいむの目が一気に潤み、頬が真っ赤に染まる。
水:な、ないちゃん……!それ録音していい!?」
桃:すんなボケ!
即座に頭を小突くと、いむは「いったぁ!」と情けない声を上げつつも、ぎゅうっと俺を抱きしめた。
水:やっぱり僕が一番なんだ……!大好きだよ、ないちゃん……!!
桃:……っ、はいはい、w
赤くなった耳を隠すように肩をすくめながらも、逃げずにその腕に収まってあげた。仕方なくね。決して「ちょっといいかも」とか思ってないからね
🐇×🐶
夜更け、静かな部屋。
僕はベッドの上でスマホ片手にリリックを書いていた。
集中していたら不意にドアが開く音に思わず顔を上げると入ってきたのは彼女であるないちゃんだった。
無言のままベッドへ近づいてきたと思ったら、布団をめくって、そのまま僕の足元に潜り込んできて、腰にぎゅっと抱きついてくる。、
紫:……え、ないちゃん?どしたん?
驚いて声をかけると、ないちゃんの肩が小さく震えた。
覗き込めば、涙で滲んだ瞳が見えて、胸がぎゅっと締めつけられる。
桃:……ごめ”ッ、んね、、俺……年上ッ、な”ッ、のに、……甘えるッ、なんて……泣
紫:はぁ?なんで謝んの…
すぐにスマホを放り投げ、ないちゃんの背中を軽くトントンする。
紫:ないちゃんが僕に甘えてくれるん、めっちゃ嬉しいんやでー?
桃:でも……俺、年下のお前に……ッ、泣
紫:そんなん関係ないやろ、w
にっこり笑い、ぐっとないこを抱き起こした。
無理やり膝に座らせ、両腕で包み込む。
紫:僕はな、ないちゃんに頼ってもらえるんが一番幸せやねんで?
紫:僕ないちゃんの彼氏やし!
声にならない嗚咽を漏らすないちゃんを、僕は「よしよし」って子どもみたいに撫でながら抱きしめた。
泣き疲れて落ち着いたないちゃんが、小さな声でぽつりと呟く。
桃:…ありがと、
紫:こちらこそ頼ってくれてありがとうな!
そう言ってないちゃんをベッドに横にさせ、自分も隣に転がる。
そのまま腕を伸ばし、ないちゃんを抱き寄せる。
紫:一緒に寝よ!今日は僕がないちゃんの枕!
桃:……年下に甘えるとか、情けないな」
紫:だーかーら!!僕にとっては特別なの!彼氏特権!!
ずっと申し訳なさそうに眉を下げるないちゃん。ムカついたから額に軽く口づけてやった。
するとないちゃんは恥ずかしそうに目を逸らしながらも、ぎゅっと腕を回して応えてくれる
紫:僕の彼女は世界一可愛ええなー
桃:……俺の彼氏は世界一かっこいいもん、
紫:ほんま可愛ええ大好きだよないちゃん
桃:俺は愛してるし、
僕らは抱き合ったまま、静かな夜に溶けていった。
🐱×🐶
夜遅くまで会社の仕事を片付けて、帰ってくるのが深夜になってしまった
リビングの灯りは落ちていて、ないこはもう寝てるはず――そう思ったのに、部屋に入った瞬間、暗闇の中から声がした。
桃:ぁ……おかえり
ソファに座ったまま待っていたのは、眠そうな顔のないこだった。
軽く微笑む顔に可愛さを覚える。
青:まだ起きとったん?
桃:……なんか、帰ってくる気がして寝れなかった
ないこはそう言って、欠伸を噛み殺す。
俺は苦笑しつつ、ネクタイを外そうとしたら痛みに顔を歪めた。
青:っ……
小さく息を呑む音に、ないこの視線が鋭くなる。
桃:今の……何?
青:いや、なんもない
桃:隠さないで。
ないこは立ち上がって、俺の手首をぐいっと掴んだ。袖をまくると、そこには包帯が。血がじわりと滲んでいる。
桃:は……⁉︎ これ、どうしたの!
青:ちょっと花瓶落としてもうてさ、w新入社員さん庇ったらこうなってもうて…大したことないから大丈夫やで
桃:大したことないわけないでしょ!?
珍しく声を荒げたないこに、驚いて目を瞬く。
普段は強がってあまり人に感情を見せないないこが、今は本気で怒っている。
桃:…俺に心配かけるつもり?
青:……いや
桃:……バカ
ないこの目尻が潤んでいた。
それを見た瞬間、俺は慌ててないこを抱き寄せた。
青:悪い、泣くなって。心配かけちゃうなって思って言っとらんかっただけやねんて、、
桃:うるさい……俺より無理してどうすんだよ……
小さな声で絞り出すように言うないこ。
その背を撫でながら、ふっと笑った。
青:なんや、お前に心配されるんも悪くないな
桃:…茶化すな!
青:ありがとな、ないこ
耳まで赤くしたないこが「……知らないもん」と呟きながらも、しっかり俺の胸に顔を埋める。
その温もりに、俺は包帯の痛みなんてすっかり忘れてしまっていた。
夜はそのまま二人で並んでソファに沈み、ないこは拗ねたように腕を組みながらも、俺に寄りかかって眠りについた。
眠る恋人の髪をそっと撫でながら、心の中で「もう無茶はせん」と誓った
🦁×🐶
夕方、空は真っ黒に染まり、大粒の雨がアスファルトを叩いていた。
買い物終わり駅の出口で、傘も差さずに立っている人影がある。びしょ濡れのシャツが肌に張りつき、前髪から滴る雨水を気にする様子もなく、ただぼんやりと空を見上げていた。
黒:……ないこ
俺の声に振り向いたないこは、驚いたように目を見開いた。
黒:なにしとんねん、こんなとこで……傘は?
ないこは、ほんの少し視線を逸らして、気まずそうに肩をすくめる。
桃:……1本しかなかったのに……社員さんに貸しちゃった、w
その言葉に一瞬、呆れと愛しさが入り混じった感情になる
黒:お前は……ほんま、自分のこと後回しにしすぎや
ずぶ濡れのないこの体をひょいと抱き上げた。
桃:ちょっ……!お、おろしてって!
黒:濡れたままやと風邪ひくやろ。ええから黙っとけ
抗議するないこの言葉を無視して、俺は大きな傘で二人を包み込みながら歩き出した。
部屋に着くなり、タオルを数枚取り出してないこの髪を丁寧に拭いていく。
黒:冷えとるな……ほんま、見てられんわ
桃:……迷惑かけるし
と小さく呟くないこに可愛さを覚える。
黒:迷惑ちゃうよw俺は、ないこに頼られんほうが寂しいよ
その言葉に、ないこは少しだけ眉を寄せ、でも反論できずに唇を噛んだ。
俺はそっと濡れたシャツを着替えさせ、ブランケットをないこにかけた
黒:ほら、あったまっとけ。風呂沸くのまだ時間かかるわ
桃:……うん
寒そうに凍えるないこが見るに耐えなくて、キッチンに向かいホットミルクを作った
黒:これ飲んどき
桃:……ありがと
カップを両手で持つないこを見つめながら、ソファの端に腰を下ろす。
黒:……悩んどるわけではない?大丈夫?
桃:…え?
そう言って、ないこの肩を引き寄せ、自分の胸に抱きしめた。
黒:悩んどらんならええねんけどさ。いつでも頼ってええんやからな?
ないこは一瞬、堪えていたものがほどけるような顔をして俺の胸元に顔を埋めた。
桃:……ん、ありがと
そのまま俺らはお風呂に入り、ベットに移動して腕を絡めながら眠りに落ちる。
外ではまだ雨が降り続いていたが、俺の腕の中にいる限り、ないこにとって安心できる夜になってくれてたらいいな
🎲×🐶
鏡張りのスタジオに響く音楽と靴音
全員の息が乱れ、汗が飛ぶほど集中していた
俺は、左足首に鋭い痛みを感じた
ぐきっ、と嫌な感覚が走る
だが、誰も気づかない
歌もダンスも止まらない
桃:……っ
顔を上げ、痛みを飲み込むように笑ってステップを続けた
一曲終わり、二曲目へ
足に力が入らず、呼吸も乱れる
それでも歯を食いしばって笑顔を崩さず踊り切る
三曲目が終わった瞬間、音が途切れた
その刹那、俺の体は支えを失ったように膝から崩れ落ちる
青:ないこっ!?
真っ先に駆け寄ってくれたのはまろだった
青:おい、足やろ!?やっぱ1曲目の途中あれ足逝っとったよな!?
まろが俺の足に触れた瞬間、痛くて顔をしかめて小さく呻く
紫:マジかよ、さっきからずっと…?
紫:なんで黙ってんねんもぉ、、
赤:ないくん…大丈夫…?
りうらが駆け寄ってきて、タオルを掴んで悠佑に渡す。
いむは慌てて冷却スプレーを探しに走り回り、隣にいる悠佑がいむに
黒:氷嚢でええよw冷凍庫にあるやろ?タオルはこれでええから
と言うと「わかった!」と言わんばかりの速度で冷凍庫へ走って行った
慣れた手つきで応急処置を終え、悠佑が「よし」と息をついたころ
練習を再開しようと壁伝いに立ち上がり
桃:……もう大丈夫 まだ練習残ってるし
と独り言をつぶやくと聞こえてたらしく空気が一変する
紫:はあ!?何言ってんねん!
紫:正気ちゃうやろ!さっき座り込んだくせに!
赤:ないくん…もうほんとにやめよ?
赤:こんなんで無理したら、本番出られなくなるじゃん
水:そうだよ!!
水:僕ないちゃんがステージに立てないのだけは嫌だ!
悠佑は無言で俺の肩を押し、再びマットの上に座らせてきた
その表情は優しいのに、声だけは低く重い
黒:練習一枠くらい大丈夫やって。休んどき。
俺は視線を落とし、唇を噛む
迷惑をかけるけど足痛いしと葛藤する
桃:……でも 俺が止まったら、みんなの練習の邪魔になるし
青:邪魔ちゃうから
青:お前が無茶して壊れる方が、何倍も邪魔。わかる?
全員の視線が一斉に突き刺さる
怒りというより、本気の心配が込められていた
耐えきれず、小さく笑ってしまった
桃:……俺、やっぱアホなのかな?
紫:ぇ、今気づいたん?
水:最初からアホだよ!?
桃:うわお前らには言われたくねぇ、ww
青:せやでないこに失礼やでお前ら
水:初兎ちゃんアホなのは分かるけど僕はりうちゃんと天才組だから!!名前に”天才”って入ってるから!!
赤:りうらたち頭いいもーん
黒:自称天才組に名前変えた方がええんちゃう?
水:自称って何!?他称だけど!!!
スタジオに重苦しい空気と同時に、あたたかな笑いが広がった
結局その日の練習は中断
俺は支えられながら、大切な仲間と共にスタジオを後にした
🐤🦊🐇×🐶
休日の朝、チャイムが鳴った
桃:……誰だよ、こんな時間に
桃:はーい
寝ぼけながらインターホンのカメラを覗くと、そこにはりうら・いむ・初兎が立っていた
赤:あーけーてー
桃:またお前らかい、、今開けるから待ってて
ドアを開けると
水:ウェルカムとぅーざないこはーうす!!おはよー!ないちゃん強制休養デー、開催しまーす!
桃:ちょ、は?なにその袋
赤:料理材料!
りうらが笑顔で説明しいむが袋を掲げる
紫:ゲームと映画の準備も完璧やで!!
と初兎がどや顔でゲーム機を掲げた
呆れた顔で腕を組む
桃:いや、俺まだやることあるから…
紫:ないちゃん。
紫:今日は仕事禁止や、僕らの計画なんやから
水:そうだよ!ないちゃん何連勤してんの!!
赤:だから!!今日は!!りうら達と遊ぶの!!
桃:お前らと遊ぶ方が疲れんの!w
紫:疲れたら一緒に寝ようそれでええやん!!
三方向からの圧に、俺は観念してため息をつく
桃:……分かったよ、今日だけな
リビングはすぐに賑やかな空間になった
りうらがキッチンで手際よく料理を作り、いむがソファにクッションを山のように並べ、初兎はテレビにゲームを繋ぐ
俺は結局その真ん中に座らされ、スープを食べさせられ、布団をかけられ、笑われながらゲームに付き合う羽目になった
水:あれー?ないちゃん最下位でちゅかー?
桃:お前ガチ黙っとけwww
赤:年下に負けちゃうよないくーん
水:静かに初兎ちゃん落ちてるし
紫:あバレてた
俺も最初こそむすっとしていたが、気づけば笑っていた
桃:……なんかさ、お前らほんと騒がしいよな
紫:元気出たやろ?
初兎がニヤリと笑い、りうらも優しく頷く
いむは隣で寄りかかりながら
水:ないちゃんが笑ってるのが一番いいんだよ
って眠そうに呟いた
気づけば夕方、3人はリビングでそのまま寝落ちしていた
りうらは俺よ膝に頭を乗せ、いむはもうひとつのソファに転がり、初兎は床で毛布にくるまっていた
俺は静かに笑い、小声で呟く
桃:……ほんと、お前らには敵わねぇな
そう呟いて、りうらの頭を撫でながら久々に本を読む穏やかな昼間を過ごした
🐱🦁×🐶
社長室の扉が静かに閉まると、外の喧騒はまるで嘘のように消えた。
普段ならリーダーとして声を張り、指示を飛ばすないこ。しかし今日は違った。
長い一日と緊張で肩の力が抜け、足元もふらりと頼りなくなる。
俺は小さく笑いながらソファに腰を下ろす。手元の書類を片付けるアニキも、目は完全にないこに向いていた。
ないこは一歩足を踏み出すと、わずかに躊躇いながらも俺の隣に座った。普段なら絶対に見せない柔らかい表情が漏れる。
桃:……疲れた
小さく呟く声は、いつもの鋭さはなく、震えていた。
あお:……ないこ?
頭を撫でながら名前を呼ぶとないこは少し迷い、俺の手を取って自分の顔を擦り寄せた。お顔真っ赤にして恥ずかしそうにしながら。
アニキもないこの隣に座り、肩に手を回す。
黒:珍しく酷いつかれとんな、w
その声にないこは小さくうなずき、俺らの腕に体を預ける。普段のツンとした姿はどこへやら、今日はただ甘えたい子供のようだった。
青:な、ないこたーん……?
ぽえぼで名前を呼ぶ。ふざけた調子に、ないこは目を細め、
桃:また出たよ……
と呆れ混じりに返す。
その反応にくすくす笑い、さらに優しく頭を撫であげた
黒:もう、今日はこのまま座っとき。書類は後で俺が片付けるから
アニキが背中に手を添えると、ないこは安心したように体を寄せ、肩を小さく揺らして笑った。
桃:はぁ……二人とも、ずるいなぁ……
ないこは吐息をついて、俺らに全体重を預けてきた
その後も、おれはぽえぼでちょっかいを出しては頭を撫で、アニキは鼻歌を歌いながら資料を片し、ないこは徐々に緊張がほぐれ、少しずつ笑顔を見せた。
桃:……な、なんか……恥ずかしいな
ないこは小声で言うが、身体は完全に俺に預けている。
黒:そんなん、今頃やろw
アニキ微笑みながら言うと、俺も
青:もう5年目やでそろそろ恥ずかしげないやろ
と囁く。ないこは頬を赤らめながら、二人の腕の中でくすぐったそうに笑った。
青:もう……こういうとき、俺ら以外に頼ったらあかんからな
とおふざけ半分本気半分で小さく呟き、アニキも
黒:せやでいつ取って食われるかわからんからなw
と頷く。その言葉にないこは、心の底から安心して目を閉じた。
桃:……そのまま、ちょっとだけ、寝てもいい?
小さな声で尋ねるないこに、俺とアニキは同時に笑い、「全然ええよ」と答えた
三人はそのまま、社長室でお互いのぬくもりを感じながら静かに眠りに落ちていった。ないこは普段の強さを忘れ、二人に甘えきったまま、穏やかな時間に包まれるのだった。
久々にこんな文字打って指が疲れました😌
この後夜辺りにもう一個投稿できるかと😆
楽しみにしててねーん🤩
コメント
6件
毎回神作品ありがとうございます! 一気に8話は天才で神です 色々な話見れて楽しかったです! これからも頑張ってください! 応援してます!