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続き楽しみなんだけど✨シャルナークかクロロどっちかな?
#### 第4話「いちか、相談される側から相談する側へ」
放課後。
教室に残って、机に突っ伏す。
「……どうしよう」
頭の中ぐるぐる。
シャルナーク📱の言葉。
“好きだから”
“俺と付き合う?”
(無理無理無理……急すぎる……)
📕クロロの言葉も浮かぶ。
“焦って決める必要はない”
(でもあの空気で冷静にいられる人いる!?)
「はぁ……」
大きくため息をついた、その時。
🪡「なに、ため息なんかついて」
顔を上げると、マチ🪡。
💧「いちか、元気ない」
🔫「少し顔色が悪いわね」
シズク💧とパクノダ🔫もいる。
(あ……)
「……あの」
3人を見る。
「ちょっと、相談いいかな」
場所は、昨日と同じクレープ屋。
💧「また来た」
🪡「あんた甘いもの好きね」
🔫「落ち着く場所は大事よ」
席に座って、少しだけ深呼吸。
「……今日、告白された」
一瞬、空気が止まる。
🪡「誰に」
「クラスの人」
💧「ふーん」
🔫「それで?」
「断ろうとしたら……」
少し言いにくい。
「シャルナークが来て……」
🪡「あいつね」
💧「予想通り」
🔫「で?」
「“いちかは俺のだから”って……」
一瞬、沈黙。
そのあと——
🪡「……は?」
💧「所有宣言」
🔫「大胆ね」
反応それぞれ。
「それで、そのあと」
心臓が少し速くなる。
「好きって言われた」
💧「あー」
🪡「やっぱり」
🔫「そう来たのね」
え、驚かないの!?
「で、付き合う?って……」
🪡「で、いちかは?」
視線が集まる。
「……わかんない」
正直な気持ち。
「まだ転校してきたばっかりだし、そんなすぐ……」
💧「でも嫌じゃない」
「……うん」
否定できない。
🪡「なるほどね」
腕を組むマチ。
🪡「じゃあ聞くけど」
真っ直ぐ見てくる。
🪡「あんた、あいつのことどう思ってるの」
「……え」
改めて言われると、言葉に詰まる。
「ちょっと強引で……距離近くて……」
💧「危ない人」
「それ」
🔫「でも?」
優しく促される。
「……でも、優しい時もあって」
思い出す。
助けてくれた時。
迎えに来てくれた時。
「……ドキドキする」
小さく呟く。
🪡「素直でいいじゃない」
💧「分かりやすい」
🔫「可愛いわね」
(やめて恥ずかしい)
🔫「いい?いちか」
パクノダが少し真面目な顔になる。
🔫「あの子たちは、普通の恋愛をするタイプじゃない」
「……うん」
それは分かってる。
🪡「シャルナークは特にね」
💧「独占強い」
🪡「一回手に入れたら、離さないタイプ」
ドキッとする。
🔫「でも」
パクノダが微笑む。
🔫「あの子なりに、本気なのは確かよ」
「……」
📱の真剣な目が浮かぶ。
🪡「最終的に決めるのはいちか」
💧「いちかの気持ち」
🔫「誰に流される必要もないわ」
その言葉が、すっと入ってくる。
「……ありがとう」
少しだけ、気持ちが軽くなる。
店を出た帰り道。
空が少し暗くなってきている。
「……もう少し、考えてみる」
そう呟いた瞬間。
📱「その必要、ある?」
(え)
振り返ると——
シャルナーク📱。
「いちか、遅い」
普通にいる。
「なんでいるの!?」
📱「迎えに来たって言ったでしょ」
本当に来るんだ、この人。
📱「で?」
じっと見られる。
📱「答え、出た?」
(タイミング最悪すぎる……)
いちかの答えは——
まだ、揺れている。